ジョー・サッター著 『747 ジャンボをつくった男』 [つばさ(空系)]
ボーイング社でジャンボジェットの開発のリーダーを務めたジョー・サッター氏の自伝とも言うべき開発物語。シアトルで生まれ、ボーイング社が開発した新しい飛行機が次々と飛び立ってゆくのを見て、飛行機のとりこになってしまった少年。これがサッターだった。そして、戦後のジェット爆撃機、初の本格的ジェット旅客機707の設計の経験を経て、747の開発リーダーに指名される。
松浦晋也氏が解説で述べているように、本当に「うらやましい人生」である。大きな産業が勃興してくるときにその只中にいて、拡大してゆく事業を推進し、それが自分の趣味に合っている(好きな道)とは。
これからの時代の速さでは、産業の成長力も、人生ほど長続きしそうもないかもしれないし。
それにしても、衰退産業にかかわる趣味ではどうもならんな。はぁ
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