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ちょっと不気味、やがて愉快で暖かくなる  『サイボーグでも大丈夫』 (★★★☆☆) [あおば(映画)]

綾瀬はるかのサイボーグを見る前に、『サイボーグでも大丈夫』をDVD鑑賞して予習? (・・・全然関係ないけど)

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祖母との関係のトラウマから自分がサイボーグだと思い込んでいる少女ヨングン(イム・スジョン)が精神病院に運び込まれてきた。彼女は自分がサイボーグだと信じて疑わないため、食事を口にせず、電池をなめてエネルギーをとろうとするばかり。
栄養失調で倒れてしまったヨングンに、好意を示した青年イルスン(チョン・ジフン=ピ)。
イルスンは、何でも盗めると信じている青年。人の心までも盗める。
ヨングンは自分をサイボーグだと認めてくれるイルスンに心を開いてゆく。・・・

前半、入院患者たちの尋常でない言動が次々と表現されてゆくところ、
これを見ているのは結構しんどいのだが、だんだん、笑いを持って見られるようになり、
見ているほうまで癒されてゆく感覚、完全に監督の術中にはまってしまったようだ。
2人が仲良く落雷を待ち受けるシーンなど、とっても暖かい気持ちになるのであった。


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