イベリア半島の旅 （10） マドリッド 観光編

23日、
夜の列車でガリシアに出発するまで1日、マドリッド市内観光。
一度来たことがあるので、市内の修道院と前回貸し出し中で見られなかった
プラド美術館の「着衣のマハ」「裸のマハ」を鑑賞することにターゲットを絞りました。

今日もあいにくの時雨模様。
（ぶっちゃけていうと、今回の旅行でかさの心配がいらなかったのは2日間だけでした。）

すぐ近くだったベルナベウスタジアム

まずは、エンカルナシオン修道院というところにいってみます。


見学はツアー形式で、スペイン語のみ。30分以上待たなくてはいけないので、ここは
入り口の雰囲気を味わうのみでパス。

続いてデスカルサス・レアレス修道院へ。


こちらも同様のシステムでしたが、すでに直近の時間帯は満員、仕方がないので
次の時間帯のチケットを求めて、すぐ近くにあった、大手デパート”イル・コルテ・イングレス”の
地下食品売り場で、買い物をして時間をつぶしていました。
にんにくのペースト、オリーブのペーストなどが土産になりそう。しかｈし、レジが大混雑で
間に合わなくなりそうになり、あわてて棚の戻しにいったりしてどたばたしてしまいます。

さて、修道院の見学、現在は使われておらず、市が管理しているらしいのですが、
見ものは階段の壁面にあるフレスコ画です。
写真の撮影はできませんので、ガイドブックなどを見てもらいたいのですが、
印象的な画です。
中庭をめぐる2階の回廊に沿っていくつもの礼拝堂があり、絵画やタペストリーが
展示されています。小一時間かかって見学を終了するともう昼です。
今度こそ、お土産を買い、いったんホテルに戻ってチェックアウト。
荷物を預けて、午後の部に入ります。

マドリッドでお気に入りのプエルタ・デル・ソル（太陽の広場）、マヨール広場をちょっと覗いた後、
美術館めぐりを始めましょう。

プエルタ・デル・ソル

クリスマス前の買い物でにぎわう広場

マヨール広場

スペインらしい広場で素敵なところです。

はじめに、マヨール広場から歩いて15分ほどの、ティッセン・テルミネッセン美術館へ。

まだ、秋の風情も残る美術館の前庭にて

個人のコレクションを公開した美術館ですが、4階建てのかなり大きなもの。
誤ってガイドブックを預けた荷物に入れてしまったので、見所も良くわからず、
上から絵画にしぼって見て行くことにしました。

個人コレクションとはいえ、ルノアール、エル・グレコ、ドガ、ピカソと名画がそろっています。
一番、心引かれたのはカンディンスキーの抽象画だったのは、意外な展開。
本当は、美術館に入ったらカフェで昼食をとろうと思っていたのですが、
カフェは鑑賞エリアの外にあり、チケットには”再入場不可”とかいてあったので、
もう腹ペコです。1時間半ほど鑑賞して、ようやく昼ごはんにありつけました。


続いて、筋向いにあるプラド美術館。

写真は本体でなく、北翼にある個人用の切符売り場です。

こちらは王室のコレクションをベースとした国立の美術館だけにはるかに規模が大きい。
（ゆうづるはこちらを先に見なくて良かった、としきりに言っておりました。）
以前きたときに比べて、建物も増築されており規模拡大進行中といったところ。
世界の3大美術館には入っていないが、絵画だけなら3本の指に入るのではないだろうか？

庭にあったゴヤの銅像。スペインに莫大な観光収入をもたらす功労者でもありますね。



ガイドブックに乗っているような名画だけをたどってゆくが、
ご連絡ありがとうございます。
ゴヤやエル・グレコなどスペインの画家のコレクションには圧倒される。
ひとつひとつの絵の大きさにも驚かされる。
ついに、念願の「マハ」2題に対面、改めて感動してしまう。



休憩を挟んで3時間ほど滞在するともう暗くなってしまった。

地下鉄で、ホテルに戻り、駅に向かいましょう。
今日はRenfeご自慢のTrenhotelに乗車して、スペイン北西部ガリシア地方の都市、
サンチアゴ・デ・コンポステーラに向かいます。

コメント 2

やっと追いつきました。
夢のような旅行されてますね。
いえ、夢にも出てきたことありません。
へーっ！
と驚くばかりです。
楽しませていただいています。ありがとうございます。
by emu310 (2010-01-28 10:04) 

まだまだ続きます。
今しばらくお付き合いください。
by やまびこ３ (2010-01-28 20:14)