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イベリア半島の旅 (9) マドリッドへ 移動編 [やまびこ(旅日記)]

イベリア半島の旅は続く

22日

節約して、バスでノルト駅へ。
今度もマドリッド行き在来線特急のAlaris号のチケットを買ってあります。
少し早く着きすぎたので、ドーム屋根内のベンチで待機。
待合スペースの近くのPRコーナーではマドリッド-バレンシア、バレンシア-バルセロナ
の高速新線の建設工事(または計画)のPR、写真展をやっていました。
まだまだ、新幹線を作る勢いです。

スペインの長距離列車に乗るには荷物検査を行うのですが、
なぜか改札(=検査)の始まる30分も前から並び始める人がいます。
全席指定なのに不思議なことですね。荷物が多いから荷物スペースを
確保するためでしょうか?

発車15分ほど前検査が始まりましたので、列に加わります。
荷物検査を終え、チェックイン。QRバーコードを読ませて、書類の端の
1次元バーコードのほうを切り取られます。
今度もプリファレンテクラスを予約してきました。
列車は在来線用高速列車のAlarisという電車タイプの特急列車。
マドリッドまで4時間ほどかかります。
今度も改札口に近い1号車。でも座席は転換できるようで前を向いていて一安心。

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イタリアのETR460のスペイン版

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車体は思ったより狭い。
プリファレンテクラスは3列座席。

出発すると、バレンシアの北の郊外では大規模な工事が進行中。
高速新線の乗り入れ工事でしょうか。

すぐに、新聞とイアホーンが配られますが、これは用はなし。
続いてDinnerと説明されて車内食が配られました。まあ、昼飯時です。
今度もホットミール。トルテリーニです。
DSC07953.jpg

美人スチュワーデスがサービスしてくれる
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食後にはなんと食後酒もサービスされ、満足のミールサービスでした。
アイリッシュクリームをいただきました。


今度は内陸に入って高原を越えてゆきます。
風力発電の風車がたくさん立ち上がっており、自然エネルギー大国スペインらしい
風景です。あわせてスペインらしい、白い村もいくつか通り過ぎてゆきます。
雨が振ったり止んだりなのですが、マドリッドに近づくと大きな虹が見えてきました。

車窓風景
DSC07962.jpg

DSC07963.jpg

虹が出た
DSC07967.jpg




夕日がしずんだころ、マドリッド・アトーチャ駅に到着。
こちらが、南方面へのターミナルですが、
この電車は市内を縦断して北のターミナルチャマルティン駅まで行きます。
ホテルの場所から、チャマルティン駅で下車。
駅自体は18年前と変わっていなかったのですが、乗り換えた地下鉄の駅が大きく様変わり。
巨大な空間が確保され未だ使っていないホームも出現し、面食らってしまいます。
まだまだ、改築途中というところでしょうか?

マドリッド地下鉄には24時間切符はなかったので10回回数券を買いました。
回数券といっても1枚の切符を10回使えるというもの。
入場改札を通ると使用済みマークが1個ずつ
印字されてゆきます。駅からの出場はフリー。

Santiago Bernabeu駅からホテルに向かいますが、
ホテルの場所を探すのに大変時間がかかってしまいました。
この駅は、サッカーチーム、レアルマドリッドのホームグランド、
ベルナベウスタジアムの最寄り駅。
今日は試合があるのでしょう。大変な数のファンが奇抜な格好で
下りてゆきました。
30分もかかって、ホテルの場所を確保。
えらく広いスイートルームにアップしてくれました。
8人がけのダイニングテーブルが入った部屋でしたが、
これは広すぎます。

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gardenwalker

こんばんは
ペンドリーノが走ってるのですね~♪
私は5年ほど前にマドリードからバルセロナまでtargoで旅しました
5時間か6時間ほどかかりましたが快適な旅でした
by gardenwalker (2010-01-27 00:09) 

やまびこ3

gardenwalkerさま
そうそう、ペンドリーノでした。
Talgoの初代車両が、去年12月で引退したとのニューズがありましたね。
バルセロナへの高速新線も開業し、寝台車以外のTalgoはローカル運用が主体となってしまったようです。
by やまびこ3 (2010-01-27 18:53) 

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