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南の国旅日記(その2 鉄道編 夜行寝台でチェンマイへ)  [やまびこ(旅日記)]

チェンマイ行き1列車、日本で言ったら「北斗星」ですかねえ。

編成は
チェンマイ← 機関車+二+ロネ+ロネ+ロネ+シ+ロネ+ロネ+ロネ+ロネ+イネ →バンコク

となっています。
最初のロネの4号車から始まり、最後尾のロネが11号車となっています。
これに乗り込みます。
中央部の9,10号ベッドが指定されています。2段のベッドになる座席と洗面台が付いています。

11、12号の部屋との壁が開くようになっておりましたので、そちらから撮ってみます。

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かなり狭いですね。
マレーシアの1等寝台はかなり広い個室だったんですが。

天井に強力な冷房のノズルがずらりと並んでいて、ちょっと怖い・・・・
DSC00221.jpg

1人あたり6口ですからねえ。
ノズルは閉めておきます。


発車する前から食堂のお姉さんが注文を取りに来ます。
まずは、フルーツを注文。
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ディナーの注文を取るというので聞いてみると、「食堂車で食べてもよいが、私が持ってくる」と・・・
要するに出前ですな。
食堂車まで行ってもよいが、メニューは同じようなので、定食を注文。
スープ2種類、メインが5,6種類、ご飯の付け合わせ5,6種類から選べとのこと。

適当にえらぶと「それは辛いですよ!」・・・ と御注進が、
タイの辛さは半端じゃないので「じゃ辛くないのは」と選んでゆくと
それぞれ2種類ぐらいしかありません。


で選んだのがこれ

DSC00230.jpg

大根と豆腐のスープ、メインはミートボールと鶏のから揚げ、ご飯に鶏とカシューナッツ、エビ入り野菜炒めにデザートのリンゴです。

18時10分定刻に出発。
残念ながらすでに日は暮れています。

旧空港のあるドンムアンを抜けて、アユタヤまでは列車密度も高く、かなりの頻度で列車とすれ違います。

各町では国王誕生日記念の打ち上げ花火が列車の進行に合わせるかのように展開されています。


夕食も終わってすることもなくなったので、列車ボーイを呼んでベッドメークしてもらいます。
マットレスを広げてシーツを敷いて、枕を並べて、上掛けは毛布でなくタオルケットのようなものです。
ゆっくり眠れます。



早朝、起きだして最後尾に行ってみます。
さすがに貫通扉には鍵がかかっていましたが、ここから美しい朝焼けを
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定時なのか、遅れているのかまるでわかりませんが6時半を過ぎると昨日注文しておいた朝食がきました。

DSC00246.jpg

エビ入り雑炊です。これはなかなかうまい。

夕食と朝食で2人分で500バーツでした。

チェンマイの山々が見えてきました。
DSC00247.jpg

結局1時間ほど遅れて9時前にチェンマイ到着。
DSC_9406.jpg

これが載ってきた寝台車 ↓

DSC_9408.jpg
韓国の大宇製のようです。

バンコク行きのディーゼル動車が出発するところでした。
1日かけてバンコクまで行くのですね。





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コメント 2

Cedar

チェンマイまでの列車旅とは羨ましいです。私はついに叶いませんでした。
チェンマイに行った時に、トゥクトゥクを雇ってわざわざ駅まで汽車を見に行ったのが懐かしく思い出されます。(そのときの記事です↓)http://cedarben.blog.so-net.ne.jp/2010-08-14
チェンマイ駅は当時とあまり変ってない感じですねえ。
by Cedar (2010-12-12 23:07) 

やまびこ3

Cedarさま
以前、シンガポールからクアラルンプール、ハジャイと乗り継いでバンコクまで来ました。チェンマイまでは初めてですが、夜行列車の移動にはちょうど良い距離ですね。
Ceaderさんのお写真は15年ぐらい前のためか、チェンマイの街も自動車がだいぶ少ないようです。
by やまびこ3 (2010-12-13 19:41) 

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