秋の気配のみちのく路・輪行・撮影記(2) [はつかり(鉄系)]
秋の気配のみちのく路・輪行・撮影記(2)
2012.8.31 みちのく路はススキの中をゆく
奥中山付近での撮影も一段落、ここから一気に好摩付近まで下りながら、いいところがあれば撮影しようと思います。
吉谷地のカーブに沿った国道を快調に下ってゆきますが、ガードをくぐったあたりでぽつりぽつりと何かが顔に当たってきます。実が先ほどからゴロゴロ、カピカピあやしい気配がしていたのです。
ありゃりゃ、今回は雨が降るのは想定外で何も雨具がないのです。
少し走ると本格的な雨降りとなりやむなく、北上川源泉への入り口付近にあった集会所で、雨宿り。
ここから少し上ったところに北上川源泉があり、川の駅という公園?も設置されているようですが、この様子では今回もパスですね。
幸いにして数分で小ぶりとなりましたので、御堂駅を目指します。
途中、水田の中を美しくカーブしてゆく6093列車とすれ違ってしまい。これは美しく印象的なシーンでしたが、カメラを出す余裕がなく残念。
御堂駅でしばらく待っていると完全に雨がやみました。
少し戻って、峠から下ってくる貨物列車を待ちます。
3082列車は中途半端な構図になってしまいました
そろそろ、好摩に向かって最後のRunです。
沼宮内を過ぎると岩手山の姿がほんのり柔らかい光線の中に見えてきました。
このあたりにもよさそうなポイントがたくさんありそうですが、ダイヤとスケジュールを見比べて先に進みます。最終的には岩手川口-好摩間のS字カーブでの撮影を考えていました。
岩手川口の先に国道4号線がIGRをオーバークロスする場所があり、北上山地側がきれいに見えていました。ここは短い編成の普通電車で。
三角の姫神山をバックにIGR快走
この高架橋から岩手山もきれいに見えていましたので、欲が出てしまいます。
黄金の実りの中をゆく3085列車
うっすらと浮かぶ岩手山が見えるでしょうか。薄暮にはまだ間のある時間は難しいですね
(↑画像クリックで拡大)
撮影最後は、好摩に近い有名S字カーブで・・・・
と思って行ってみましたが、草ぼうぼう、ススキぼさぼさで、S字カーブのポイントではまったく車両が見えません。それでもやってきたのは3080列車のEH500-3の初期型。
なんとも芸のない写真で・・・
これにて本日の撮影は終了。
大急ぎで好摩駅に向かいます。
好摩から花輪線で大館に向く予定です。
その前に酒屋、酒屋をさがします。
橋上駅舎化がなった好摩駅ですが、KIOSKなどあろうはずもなく(IGRの駅ですからもともとないのですが)駅近くの酒屋を探す必要が・・・
これが必要でした~
キハ111+キハ112の快速「八幡平」で大館に向かいます。
好摩(1706)-[3937D]-(1911)東大館
花輪線は快速ですら2両と寂しい姿になってしまいました。
この列車も大更を過ぎるとがらがらになってしまいました。
非電化ローカル線が、整備された国道と競合するだけですら苦しいのに、ここは大幹線の東北自動車道と真っ向からぶつかっているんですから、息も絶え絶えです。山陽道と競合する芸備線も同じような境遇ですが、それに比べればがんばっている方ですかね。
2時間後、東大館到着
大館市街地は東大館のほうが近いのです。
大館泊
続きます。
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
by 職務経歴書の書き方 (2012-09-06 09:44)
職務経歴書の書き方 さま
コメントありがとうございます。
緑の田んぼの風景が好きです。文才のなさにはいつも考えさせられていますが。
by やまびこ3 (2012-09-06 20:56)
花輪線はキハ58の末期、
湯瀬温泉のあたりによく撮影へ訪れていました。
そのときはキハ58四連の「八幡平」が花形でしたが、
今ではその「八幡平」も二連となってしまったのですね。
by あおたけ (2012-09-09 20:05)
あおたけさん
花輪線というと私の中ではキハユニ26を連想します。
それから龍が森のスキー場の前にヒュッテ代わりにおかれていたオハ31?かなにか。古いですね。
by やまびこ3 (2012-09-09 22:52)