2015GW チャリ鉄・西国めぐり(その2) [はつかり(鉄系)]
2015GW チャリ鉄・西国めぐり(その2)
青い海を渡ります
4月27日(月)
午前中、予讃線(予讃本線ではなくなっていたのです。)を走る特急列車撮影のため松山の東の大浦に行ってみます。3000系普通電車で30分ほどの大浦駅へ。予讃線の松山以東では珍しく海岸に面しています。
松山(723)-[516M]-(750)大浦
大浦駅トウチャコ
大浦駅は列車交換はできるもののホームは1線にしか設置されていなく、通過線の方は高速化対応で1線スルーとなっています。それもそのはず、信号場から駅に格上げされたのは比較的新しい1990年代のこと。普通列車同士の行き違いはしないダイヤになっています。
最初に向かったのは、上り列車向きのポイント。
10分ほど東に歩いたところで、線路の南側に回り込み、斜面の畑地の横から瀬戸内海斎灘(いつきなだ)をバックにカーブする予讃線を見下ろすことができます。
さっそく撮影を開始。
最初にやってきたのは・・・・7両編成の8000系特急電車?かと思ったら!
新鋭の8600系電車でした!
ビックリ、昨年高松に来た時に乗りに出たのにすっかり忘れていました
続いて、この区間では珍しい2000系気動車の特急「いしづち」+「しおかぜ」
アンパンマン号塗装の2000系でした!
7両の長さだとピタリとはまるようです。
結構なスピードで駆け抜けてゆきます。
普通列車は1両~3両で走っています
昼間は3両目は回送としたワンマンが多いようです
スマートな8000系特急電車が高速で通過!
朝食を食べるのを忘れていました。
「愛媛甘トロ豚 そぼろ弁当」 松山駅 鈴木弁当店
豚肉のそぼろとは珍しい。卵のそぼろのほうが多いのがちょっと・・・ですが、サケの切り身やトリカラもついておいしかったです。
1時間半ほど粘ったのち、正面に日が回らなくなった頃、今度は下り列車向けの俯瞰撮影地に向かいます。一旦駅まで戻り、南西側のミカン畑を目指します。
こちらは徒歩5,6分とお手軽ですが、斎灘に向かって真っすぐ伸びる線路、途中に大浦の駅が見下ろせ、集落も河原を寄せ合うというやまびこの好みの景色です。
1線スルーの通過線を高速で駆け抜ける7000系特急
この時間帯は8000系電車の特急と3000系電車の普通列車ばかりで変化に乏しいのが残念ですが
斎灘を行き交うさまざまな貨物船や漁船を眺めていると時間のたつのを忘れます。
奥の方、カーブを曲がってくるところの海も美しい。
青い海から飛び出してくるようです
ここまでで、大浦での撮影を終了
大浦(1251)-[4641M]-(1334)松山
松山駅近くの、伊予鉄市内線と鉄道線の平面交差ポイントで、"鉄道線の踏切を待つ路面電車"という構図を狙ってみますが、わずかの時間でそんなにうまくいくわけもなく・・・・
路面電車が平面交差を通過します
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午後は、九州にわたる予定です。 ∑ヾ( ̄0 ̄; )ノ オットッ!
実は「ななつ星」の久大本線内での撮影、および時刻が繰り下がって可能となった日豊本線中間部分での撮影を最初に計画しておりまして、その前に松山に寄り道したというのが真相です。
四国西部から九州へのルートはいくつかありますが、翌日久大線に入ることを考えると
大分まで行っておきたい、そこで八幡浜-臼杵のフェリーを捕まえます。
松山(1428)-[宇和海17号]-(1516)八幡浜
2000系気動車3両編成の「宇和海17号」
今度は向井原から新線に入り、内子の少し先で旧内子線を軌道改良した線路を快調に走ります。
向井原-伊予大洲の予讃線新線が開通したのは1986年ですが、それ以前は西側の内子以西は内子線というローカル線が走っていました。82年に国鉄全線完乗を目指して訪問した際には、まだ付け根の部分が伊予大洲ではなくて隣の五郎から出ていたことを思い出します。その後、高規格化に伴い、付け根部分の変更と内子手前からの新線切り替えが行われたわけです。
ランチの弁当は・・・
あなご寿司 松山駅 鈴木商店
2015.4.27 松山駅売店 ¥800
ふっくらとやさしい味付けがおいしい
新しい内子駅は少し高台に作られていて途中、美しい黒瓦の家並みが眺められました。
内子駅にはC12が保存されています
八幡浜に到着後、自転車を組み立てて八幡浜港を目指します。接続時間は20分ほどですので、走りに走って、3分前フェリー乗り場に飛び込みました。
車両誘導のおじさん「乗るかい!?」
やまびこ「のりますのります」
おじさん「自転車そこおいて、窓口で切符買ってね!」
やまびこ「はい、はい」
フェリーの車両甲板に乗り込みます
(写真は下船時のものですが・・・)
一応車両航送になるらしく、申込書を記載して自転車代720円を含めて3000円ほどを支払い。
ぎりぎりに乗り込みました。
フェリーは2000トン級の「さくら」で車両甲板のトラックは満杯のようでしたが、一般客は10人程度のようで、貸切状態です。
この航路、ずいぶん前に1回臼杵から乗ったことがあり、その時は、まだ健在だった「日南」のB寝台を深夜3時の臼杵で降りて未明のフェリーに乗りました。何のために九州から四国に渡ったかぜん~んぜん覚えていません。
というわけで明るい時間帯の航路は初めてです。
右側には長~い佐多岬半島が城壁のように伸びているのがわかります。
八幡浜港を後に
佐多岬半島が伸びています
僚船と行き違います
西日を浴びて夕暮れ近い臼杵港に入港
八幡浜(1535)-[宇和島運輸フェリーさくら]-(1800)臼杵
最後に降りて臼杵駅に移動。
臼杵駅のホームにて
石仏のレプリカがあちこちに置いてありました。
通学時間帯の混みあう普通電車で大分に移動します。
臼杵(1847)-[4660M]-(1933)大分
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大分と言えば、海のもの。
去年来た時に活きイカを食べ損ねてましたので、イカ専門店の「いかしょう」に行ってみました。
活きイカに・・・
いか大根
ゲソは天ぷらにしていただき
酒は知恵美人
<大分泊:続きます>
8000系初めて見ました。
それにしても美味しそうな駅弁食べてますね。
僕は去年、今治駅の「瀬戸の押し寿司」食べました。
by johncomeback (2015-05-13 19:28)
二日目もお天気に恵まれて、海がキレイですね〜。
大浦の海バックは私も
予讃線に8000系の特急列車がデビューした
20年くらい前に一度撮りにいったことがあるので、
ちょっと懐かしいです(^^)
新型の8600系、インパクトのある顔立ちですが、
このオレンジは海景色に映えていいですね。
by あおたけ (2015-05-14 08:57)
Johncombackさん
四国 の新型特急、正しくは8600系ですが、くちさがないテツの間では、最初からアンパンマン特急への転用を考えてこんなスタイルにしたと言われています。
まだ4両しかないので曜日限定で走っているのです。
松山の駅弁、天気のせいかおいしくいただきました。
by やまびこ3 (2015-05-15 19:35)
あおたけさん
私にしては珍しく2日続けての晴天となりました。瀬戸内海がこれほど青いとは思ってもみませんでした。特急電車のオレンジは、愛媛のミカンを表しているんでしょうね。8000系も初期の色より似合っているようです。
by やまびこ3 (2015-05-16 07:43)