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最北の私鉄、訪問記(その4) [はつかり(鉄系)]

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最北の私鉄、訪問記(その4)
2015.11.15 客車列車を追いかけて



11月1日

キ101試乗も無事に果たしたので、ランチタイムとします。
前日から気になっていたのがこれ↓

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中泊「メバル膳」でございます



津軽地方では地元の食材を使ったプチ贅沢グルメというか、1点豪華型グルメが各地で提供されています。
深浦の「マグロステーキ丼」、鰺ヶ沢の「ひらめのづけ丼」、平内の「ホタテつくし丼・・・、で、ここ中泊町(中里と小泊が合併してできたのね)は、小泊漁港にあがるメバルを使った「メバル膳」でございます。

駅の近くにやっている店がないか探したところ(地方では最初からマイカーしか相手にしてない場合がけっこうあるので・・・)、駅から近いダイニング・哲さんにあるらしい。


で、行ってみます。
小上がりに上がっていただきました~。

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じゃ~ん!「メバル膳」ですか~


これで1300円。高級魚のメバルの刺身、炙り、煮つけにイカのちょこっと刺身などがついてます。地方のランチにしてはいい値段ですけど、まああまあかな。
やはりメバルの刺身は珍しいのですが、やはり煮つけが一番。金目鯛の煮つけよりもおいしいと思いました。

お~、キ101のウィングが開いているではありませんか!

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巨大なウィングが開かれています
ストッパーの鎖が見えていますね



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片側だけ開いてくれています


どうやら試乗会が早めに終わったので、ウィングをオープンするサービスをしてくれた模様。

客車列車運転に向けた入れ替え作業が始まりました。

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大活躍するDD352



ここで、撮りためた津軽鉄道の車両コレクションをご紹介します。


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ストーブ列車に活躍するオハフ33
戦前から戦後にかけて大量生産され全国津々浦々の国鉄戦で走っていました


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かなりクラシカルな台車をはいています



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こちらはオハフ46
戦後作られた急行用の客車


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やや近代的な台車をはいていますね



今度は津軽鉄道の貨車です。

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燃料輸送に使われたタム500
津軽鉄道の燃料である軽油を運んだタンク車です


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タム500の2軸の貨車の1軸台車
板バネががっちり働いています



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こちらは津軽鉄道オリジナルのトム1


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かなり古びた台車です




さて、そろそろ客車列車の撮影に向けて南下します。


津軽中里(1234)-[14]-(1258)毘沙門

毎度おなじみの毘沙門に来てしまいました。


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秘境駅の毘沙門



岩木山はすっきり見えそうもないので、駅北側の築堤ですっきりした編成が見えそうです。
キ101を基地に回送する客車列車がやってきます。


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客車2両にラッセル車をぶら下げてやってきました
惜しむらくは直前で日が陰ってしまいました



今度は毘沙門駅南側に向かってみます。
少しは岩木山が見えてきたので、岩木山バックで撮影できるポイントを探してうろうろしますが、いいと思ってそこに進んでゆく間に撮影者が視野に来てしまったりして時間切れ。
「懐かしのヘッドマーク」を掲げた列車が来るはずです。


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「安東」のHMで現れました
右端のほうに岩木山が見えるでしょうか



気動車列車も

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この時間帯では珍しく2両編成でやってきました



さあ、最後の客車列車は、お気に入りの津軽飯詰-毘沙門間の緩やかな丘を目指します。
ところが、予想通りというべきか、ススキがぼうぼう、思っていたほど見える場所がありません。

ようやく南側の農地の中の農道から撮影できそうなポイントを発見できました。

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ススキの原を行く混合列車
ちょっと狙いすぎかもしれませんが


ススキがキラキラ輝きました。


これで、2日間にわたるイベント撮影は終了です。


しばらく、上り列車がないので飯詰の集落を散策しましょう。


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西日に照らされた神社


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眼福です


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この葉っぱは面白いですね



津軽飯詰駅までやってきました。


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飯詰駅名物のスノーシェッドとかっちゃをつくる木材の山


かっちゃというのは津軽地方の防風柵です。

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岩木山の向こうに日が沈みました



寒い中しばらく上り列車がないので、一旦嘉瀬駅まで行って戻ることにしました。


津軽飯詰(1658)-[13]-(1707)嘉瀬
嘉瀬(1720)-[106]-(1741)津軽五所川原
五所川原(1756)-[リゾートしらかみ5号]-(1831)弘前


五所川原駅ではこんな張りぼて(ねぶた)がありました

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来年ハイブリッド車両が投入される「橅」編成を先取りしています
五所川原は高さ20mの立佞武多の里ですからね



弘前から青森空港に出てJAL便で帰京しました。


90周年もよろしくね。津軽鉄道さん!
もちろんその前にも何回も行きますから!


<完>



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コメント 8

やなぼー

あおたけさんのところから来ましたm(_ _)m
今年の夏、このあたりに行ったので、懐かしかったです(*^_^*)
by やなぼー (2015-11-12 05:40) 

johncomeback

メバルは煮ても焼いても、もちろん刺身でも美味しい魚ですね。
by johncomeback (2015-11-12 22:29) 

hanamura

いやぁ~、たのしかったぁ!!
ラッセル車と、ストーブ列車が活躍する時期に、行ってみたいです!
リゾート「しらかみ」の新型車両にも、興味津々ですぅ~。
A氏との立体企画(?)に感動しました。
by hanamura (2015-11-13 06:59) 

あおたけ

おお〜!ラッセルのウィングが開いたのですね!
私は客レ撮影のために一本早い列車で
中里から移動してしまいました。
客レ撮影にやまびこさんは毘沙門を選ばれたのですね。
さすがに今回はニアミスなしか・・・と思っていたら、
帰りの列車は津鉄だけでなく、
五所川原からの「リゾしら」も一緒でした(笑)

ニアミスだらけの津鉄撮影、
こうやて見ると面白いものですね(^^)
by あおたけ (2015-11-13 17:38) 

やまびこ3

やなぼーさん
こんにちは。津軽鉄道には毎年行っていますが、今年の85周年イベントは楽しかったです。何もない沿線ですが、そこがまたいいところなんですよ。
by やまびこ3 (2015-11-14 06:01) 

やまびこ3

johncomebackさん
メバルのさしみというのは関東ではなじみがなかったのですが、おいしいものですね。うまい魚にうえています。(笑)
by やまびこ3 (2015-11-14 06:04) 

やまびこ3

hanamuraさん
今回のイベントはかなり力の入ったもので、ラッセル車乗車という貴重な体験ができました。ゴツゴツした縦揺れの乗り心地は独特のものでした。ストーブ列車ももうすぐですね。
あおたけさんとの両面作戦で私も楽しませていただきました。
by やまびこ3 (2015-11-14 06:10) 

やまびこ3

あおたけさん
あおたけさんは一足先に離れていたのですね。どのあたりで待ち受けされていたか興味津々です。
かえりの「リゾしら」では1ボックス独占で足を延ばしていました。
by やまびこ3 (2015-11-14 06:14) 

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