SSブログ

道東ローカル線を行く(その3) [はつかり(鉄系)]

DSC09875.jpg
道東ローカル線を行く(その3)



7月7日(日)


最終日です。
午後には飛行機に乗らないといけないので、半日の活動となります。
今日は釧網本線の釧路湿原を見に行きます。


早朝のキハに乗って、湿原へ。

DSC09596.jpg
今日もキハ54です



釧路(603)-[4726D]-(635)塘路

釧路湿原を見下ろす展望台はいくつかありますが、駅近で線路が見えるところとして塘路駅近くのサルボ展望台としました。

DSC09602.jpg
塘路駅にやってきました



toro.jpg



塘路駅北側のサルボ展望台を目指します。なぜか、近道の直登ルートは通行止めになっていて、東側を大回りしてたどり着いたサルボ展望台。ここからは塘路湖の景色とともに塘路湖畔を行く釧網本線のルートを見下ろすことができるのですが、西側の線も本線も見ることができるのです。

というわけで木製の展望台に上ってカメラをセットします。

上り列車がやってきました。


DSC09613.jpg
人工物の全く見えない湿原を走る4723D



西側を回って塘路駅に向かいます。展望台の南側で、塘路湖とエオルト沼の間を抜けてゆきます。この部分、国道391号線と並行していますので国道が目立たないようにするのが難しい。


DSC09637.jpg



さて、このあとサルルン展望台に向かいます。サルボ展望台から尾根沿いに10分ほど湿原に近づいてゆきます。サルルン展望台はから

DSC09681.jpg
こんな感じの景色です



実はサルルン展望台、半分壊れていて、奥の方は立ち入り禁止所帯になっていました。脇の地面とか手前の展望台の部分で撮影します。


DSC09692.jpg
眼下を4726Dを行きます



DSC09706.jpg
塘路湖岸を行くキハ54



こちらから見ると道路が目立ちませんね。


次の網走行きも同じポイントで


DSC09722.jpg



DSC09783-2.jpg
湿原を進んできます



DSC09808.jpg
塘路湖を後にカーブしてゆきます



塘路湖での撮影はここまで。塘路に戻ります。
本当は塘路湖より南の達古武湖に近い、夢が丘展望台に行ってみたかったのですが、時間がなく残念でした。

帰路は「のろっこ」号に乗って戻る予定ですが、かなり時間がありますので、塘路湖を見に行きます。

DSC09829.jpg
カヌーにも乗れるんですね



DSC_4545.jpg
塘路の駅逓が保存されていました



駅逓は、道路や鉄路が整備される前に旅行者のために整備された公営の中継所です。

塘路で、「釧路湿原ノロッコ2号」を待ちますが、少し釧路寄りに出迎えに行ってみます。地図上につけた×のポイントで、釧路川が蛇行して接しています。

ここまで行って待つことしばし、野鳥観察の方と一緒にノロッコ号を待ちます。

DSC09850.jpg
DE10を先頭にやってきた「ノロッコ2号」
右に釧路川の流れが見えます



さて、塘路駅に戻って、折り返しの「ノロッコ1号」に乗車します。DE10が動力源ですが、先頭に制御客車オクハテ510を付けた4両の客車をDE10が推進する運転になります。一番後ろは自由席の一般客車お破風510、前の3両は開放的なトロッコ風客車ですが、どちらも51系客車の改造車両です。

前日釧路駅で指定券を求めたところ、トロッコ車両が取れました。


DSC09867.jpg
車内はこんな感じ


上下にスライドするスクリーンを挙げて風を入れることができます。
乗車した3号車に売店があったので、記念になるものを探しましたが、これをいただきました↓

DSC_4552.jpg
「トロッコ号」運行30周年記念のプリンでした



出発しました。
釧路川に沿って下ってゆきます。


塘路(1217)-[くしろ湿原ノロッコ1号]-(1305)釧路


DSC09878.jpg
カヌーで下るグループと並走するシーンも見られます



DSC09891.jpg
だんだん乾燥した地域に入ってきます



DSC09892.jpg
岩保木水門を過ぎると湿原と別れます
奥の木造建物が明治時代に作られた水門



途中駅からの観光客の乗車もあってほぼ満員の乗客を乗せて釧路に到着。


DSC09899.jpg



隣にルパン3世塗装のキハ54が止まっていました。

DSC09902.jpg
観光客が群がってカメラを向けていました
作者のモンキーパチ氏が花咲線の沿線出身であることにちなんだものです



これにて撮影恋は押します。

釧路駅構内のそば店「霧亭」で遅いランチとしました。

DSC_4556.jpg
山菜そばをいただきましたが・・・


霧亭さんには鉄道関連の展示物がたくさん掲示されていましてファンには面白いものです。
昔、旧型客車の妻面に掲示されていた「日本国有鉄道路線図」とか、昔の時刻表とか。一番興味深いのは雄別鉄道が健在のころの、案内表↓

DSC_4553.jpg
貴重なものですね




釧路空港を経て帰京しました。

何回でも行きたくなる道東、最果ての鉄道でした。



<お終い>


nice!(31)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

nice! 31

コメント 2

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
3人目の孫は来週末に所沢に行ってしまいます。
他の2人の孫も宇都宮でなかなか会えません。

5年前に根室駅からルパン3世塗装のキハ54に乗車しました。
釧網線も5年前に走破しましたが、車内からは良い写真は撮れませんでした。
by johncomeback (2019-08-28 19:28) 

やまびこ3

Johncomebackさん
コメントありがとうございます。釧網線より花咲線の方が湿原の真ん中を走るし、最果て感は大きいと思います。
by やまびこ3 (2019-08-31 12:41) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。