三陸海岸をめぐる(その3) [はつかり(鉄系)]
三陸海岸をめぐる(その3)
遠野の里を行くキハ100系気動車
1月19日
この日は海岸を離れて釜石線沿線へ。
実は昨年の9月、ラグビーワールドカップで、釜石での試合の予定されていた日に、多数運転される臨時列車を取材しようと画策していたのですが、台風で試合は中止、臨時列車どころか定期列車も含めてすべて運休し、三陸鉄道は各地で大きな被害を受けてしまうという事態となりました。
半年たって、遠野の里も落ち着いた今、取材に行こうと思います。
本日は時間も少ないので、遠野盆地のワンポイントでの撮影に絞りました。
釜石駅からキハ100 2両編成の普通列車で出発。
釜石を出ると甲子川に沿って上ってゆきます。
陸中大橋手前で流れが北に向かいますと雪が積もっていました。
鉄鉱山の遺跡がいくつか見えてきました。
この上の方にぷらタモリの取材ポイントがあるのでしょう
陸中大橋を出るとトンネルの中で180℃カーブしながら上ってゆきます。明かり区間に出ると
「SL銀河」の名撮影地鬼ヶ沢橋梁です
再び長いトンネルを抜けると上有住駅。鍾乳洞の中に大きな滝のある滝観洞は駅のすぐ横にあります。もう1本長いトンネルを抜けると遠野盆地に入ります。
青笹駅付近から進行方向に雪を頂いて真っ白い早池峰山が見えてきました。今日のテーマはこの山なのです。
遠野で快速「はまゆり」と交換して、次の綾織で下車します。
綾織駅
このあたりからも早池峰山が見えると思ったのですが・・・・
すこし、遠野寄りに戻った当たりで撮影ポイントを探しますが・・・
下り普通列車をキャッチ
写真の右上にちょこっと顔を出している白いものが早池峰山らしい。う~ん、このあたりからは見えないのかしら。
国道沿いにあった地元の食堂でランチ。
ラーメンとイカ丼のセット
食べ過ぎです
さて、この周辺でもう1カット。
上り「はまゆり」
キハ110系の3両編成
指定席もつないでいます
最後は、もう一駅先の岩手二日市駅付近に向かいます。20分ほど歩いたのですが、早池峰山は見えませんねえ。無茶苦茶天気がいいのに残念です。
室町時代の城(谷地舘)の跡に建てられた八幡宮の脇で下りの列車をキャッチします。
「はまゆり」が通過します
岩手二日市から普通列車で新花巻に
新花巻から東北新幹線ですんなり帰りますが、ちょっとレアな新幹線。
新花巻駅にやってきたのは・・・「やまびこ50号」
ただのE5系?後ろに岩手山がかすかに見えてますが
後ろについていたのが・・・
され、「こまち」???昔の~?
定期では数少ないE3系0番台使用列車なのでした。
さて、この列車は次の北上で乗り捨てて、後続の臨時「はやぶさ」に乗車します。
「はやぶさ68号」…大宮行き?
大宮行き新幹線なんてあるんだ?
仙台でまた一段落としまして・・・
「はやぶさ28号」・・・
これはH5系というJR北海道の車両なのです。
新幹線も奥が深い。
<お終い>
新旧の列車乗り継ぎ楽しいでしょうね
by kenji-s (2020-02-29 08:13)
Kenji-sさん
釜石線ののどかな田園風景も味があります。
遠野寄り東側でも撮影してみたいです。
by やまびこ3 (2020-03-02 22:17)
陸中大橋の風景はなかなかに見事ですね。
ワタシ的日本3大車窓に入れてます。
by サットン (2020-03-05 15:16)