本州最北のローカル線・初冬をゆく(1) [はつかり(鉄系)]
本州最北のローカル線・初冬をゆく(1)
鉛色の空の下、最後の走りを見せるキハたち
11月末、津軽路は冬の装いとなりました。
連休の初日、早朝、弘前。朝の下り4連キハの前2両がタラコになるらしいというわけで、弘前市内のとある踏切に行ってみました。秋田支社がタラコ色の運用を公開しているのですが、このころ、6両あるタラコ色キハ40が2両ずつペアを組んで運用されていて、タラコ色の写真を撮りやすかったのです。
まずやってきたのは
日本最長列車といわれる3098列車
コロナ禍下でも物流は通常通りがんばっています
ところで、弘前の貨物駅、いつの間にかオフレールステーションになってしまい、弘前までの臨貨は廃止になってしまったようです。
小雪舞う中、821Dがやってきました
このあたり、南北の丘陵に挟まれた湿地の中を走っています。まずは南側の丘に登ってみました。津軽自動車道を乗っ超す農道がありました。ちょうどそのあたりで五能線を俯瞰できそうなところを見つけてカメラを構えます。
ホテルに戻って朝食後、五能線に向かいます。
弘前 848→[リゾートしらかみ2号]→陸奥森田 941 (青池編成)
森田駅=川尻口(弘南バス)
陸奥森田で乗り換えて路線バスで、わさおカーブにやってきました。次の下りでくるであろう2527Dの先頭2両がタラコ色のはず。わさおは亡くなりましたが、養女のちょめが柵の中にいました。
冬の日本海の風と波が寄せてくるようになりました
このあたり、南北の丘陵の間に湿地や田んぼが広がっていて、その中を五能線の線路が東西に走っています。まずは南側の丘に登ってみますと、津軽自動車道を乗っ越す農道を上ってゆきますと俯瞰できそうなところに到着。線路際の草がぼうぼうで、撮影できそうなのはピンポイントになります。
2826Dは五能線色の2両編成
これが五能線の標準ですね
さらにもう1っ本
「リゾートしらかみ1号・橅編成」が下ってきました
午後の部
天気が悪くなってきました。
反対側の丘に登りまして、北側から見下ろします。
2828D、薪ストーブの煙が北国の冬らしい風情です
最後のシーン、自動車道の北側から線路を見下ろします。
天気が良ければ岩木山バックが来たできるのですが、今のシーズンはダメですね。
「リゾートしらかみ4号」・キハ40のくまげら編成です
3月以降は越乃Shukuraとともに、最後のキハ40系になるわけですが、いつまで走ってくれるでしょうか
橅編成が青森から戻ってきました
ほとんど交通量のない踏切なのに、よりによって1日数本しかない鯵ヶ沢町民バス「あじばす」が引っかかってやんの。踏切の近くの鳴沢駅から弘前に戻ります。
鳴沢 1618-[2835D]-弘前 1738
駅近くの居酒屋で、一杯。
刺身、焼き物、唐揚げ3種で2,000円は安い!
それにしても、津軽の人は声大きいな~。常連さんの大声に耐えかねて早々に引き上げました。
<弘前泊>
お魚はすごく美味しそうなのに
残念でしたね
by kenji-s (2020-12-14 17:55)
Kenji-sさん
宴会場に出入りする人がいちいち、カウンターの後ろから大声でマスターに話しかけるんですよね~。時節柄ひやひやしましたので、早めに出ました。珍しい魚が食べられたのは良かったです。
by やまびこ3 (2020-12-15 22:18)