長崎・島原鉄道・秋の記録(2) [はつかり(鉄系)]
長崎・島原鉄道・秋の記録(2)
諫早から、島原鉄道に乗りました。
このところ、地方ローカル私鉄に惹かれています。
どこか海沿いのポイントはないかと地図を眺めつつ車窓を観察していきましたが、やはりホームが海に面した大見東(おおみさき)駅になりました。
ホームに着くと、なんと
黄色いハンカチが沢山ぶら下がっています
幸せの黄色い駅として売り出しています。海側のホームには、黄色いハンカチの入ったガチャも設置されています。
黄色い気動車に黄色いハンカチ
なんともハッピーな気分になりますね。
海側に回り込んでみますと・・・・
やってきた列車は3両編成!
カフェトレインになる気動車2両の回送を連結していました。
「しまてつカフェトレイン」は諫早-島原間に運行されている列車で、ランチやスイーツをいただきながら移動できる列車で、比較的お手軽に楽しめそうです。
再び下り列車に乗って、島原船津駅へ。線路はこの先、島原港まで伸びっています。以前はさらに島原半島を半周して加津佐駅まで運転していましたが、利用者減少で短縮されてしまいました。
島原船津駅は車庫もあり、運行上の拠点になっています。
救援車代用のワムハチとヨが置いてありました
船津駅の周辺にはいくつか船溜まりがあって、絵になりそうな感じがしました。
が、駅を出て左手のGoogle Mapで船溜まりに見えた場所は、埋め立てられてなくなってました。ここは、かっては島原内港と呼ばれていたところらしく、坂本龍馬が長崎に行ったときに上陸したところです。一方、今の島原港駅は以前島原外港という駅名で、そちらのほうにはフェリーも発着する港があります。
内港跡からつながる船溜まりは本格的な漁港でした。湊新地町公園から港が見えるところで1カット。
港をかすめて黄色い気動車が行きます
この船溜まりが現役ですね。
この後、船津駅の北側にある船溜まりに行ってみます。こちらは水面は残っているのですが、沈船が多くあまり使われていない感じ。遠からず消えてしまいそうです。
島原鉄道の復活塗装車が来ました
線路の対岸に渡って、船溜まり越しに線路を見ます。
使っている船、沈みかけた船を全景に島原鉄道のキハを記録します。
ここでおなかが空いたので、何かないかと町中に行ってみると、すぐ裏に
浜の川湧水だって
島原といえば、湧水の町として有名。この湧水を利用して、名物になっているのがこれ↓
「銀水」と書いてあります
「銀水」は”かんざらし”の名店。”かんざらし”というのは、白玉を入れた水密のようなものです。
”かんざらし”とお菓子のセットをいただきます。
さっぱりしてうまい。抹茶に合いますなあ。
さっぱりしたところでまだお腹は足りないので、町の中心部へ。
線路沿いの霊丘公園の入り口のところにSLが保存されていました。
こいつは島原鉄道自社発注のC1201です
かってお召列車をひいたこともあるのだそうですよ。
傍らを島鉄のキハがかすめて走ります
ここで、島原市内の撮影は終わり。帰路、島原半島の北側の海岸沿いで最後の途中下車。古部(こべ)で下車してみましたが、海沿いに入れるところが見つからない。(おおむね漁場保全のため、立ち入り禁止)やむなく小さな川を渡ることを1カット。
これにて長崎遠征を打ち止め。諫早から空港に戻りました。
島原鉄道いいところですね。
<お終い>
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