『イタリア縦断、鉄道の旅』(池田匡克) [はつかり(鉄系)]
イタリア、北から南までの鉄道紀行だ。
- 作者: 池田 匡克
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/05
- メディア: 新書
イタリア在住の作者による北はドロミテから南はシチリア島までの鉄道、グルメ、バール紀行。晩秋の北イタリアの山岳風景、豊穣の秋のトスカーナ、明るい南イタリアからフェリーに乗ってのシチリア島の旅。作者が撮ったのであろうか、美しい写真の数々が旅心を誘うのである。イタリアには15年ほど前に、一通り、本当に一通り、北から南シチリア島まで回ったはつかりだが、夜行列車7時間遅れの洗礼も受けたし、残念ながらあまり居心地の良くないホテルに当たってしまったりと、不愉快なこともいくつかあった。それでも、イタリアはイタリア。記事によると鉄道も民営化以後、快適になっているようであるし、治安もかなり良くなってきているようでそろそろ行きごろかとも思うのである。そしてイタリアこそ鉄道で旅してみたい国なのであります。
それにしても、イタリア語がしゃべれたら本当に楽しいだろうに。
それにしても、イタリア語がしゃべれたら本当に楽しいだろうに。
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