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チャン・ツィイーの変化がすごい・・・『女帝~エンペラー~』 (★★★★☆) [あおば(映画)]


10世紀中国、五代十国の騒乱の時代。ある国の皇帝が弟の手によって毒殺された。弟リーは即位し新帝となる。先帝の美しく若き皇后ワン(チャン・ツィイー)は保身のためか、はたまた復讐を誓ってか、新帝の后となることを受け入れるのだった。
新帝は先帝の嫡子、皇太子のウールアンに刺客を送ったが、かろうじて逃げ延びたウールアンはワンのもとに現れた。義理の息子ウールアンに恋慕の情を抱くワン、そしてワンの許嫁チンニーと父親のイン宰相、兄のイン・シュン将軍たちの確執。新帝はウールアンを北方の契丹国への人質として差し出すと見せかけて、再び亡き者にしようとするが、ワンの意を受けたイン将軍に救い出されかくまわれる。

いよいよ、復讐を果たそうと毒薬を入手したワンは、新帝の宴席の杯に毒を仕込んだ。そこに許嫁を失ったと思い込むチンニーが舞踏団を率いて現れ、兄に踊りを捧げたいと申し出る。感銘を受けた新帝は自らの杯をチンニーに与えようとするのだった。混乱のなか、死体の山の中に生き残ったワンは女帝として帝位につくのだったが・・・

チャン・ツィイーの表情がみごと。前半、皇后と呼ばれるワン、美しい顔立ちながらやや疲れた表情、化粧の映えもいまひとつのよう。(アジアンビューティーもピークアウトしたかと思われたのだが・・・・)最後のシーン、ウールアンに皇后ではなく、「ワン」と呼ばれて輝く表情を見せたときの、美しさよ!化粧の乗りまで違っているようだ!演技で魅せているのか、計算した化粧なのか!いやはや、参りました。

この表情だけでも見るかいがあるってモノだ。日本でいまひとつヒットしないのは、CMやポスターであの平安化粧の目の横を赤くしているのがかわいくないからではないでしょうかねえ。
エンディングのテーマソングが秀逸。タン・ドゥンという方の監修らしいが、歌っているのは誰なのでしょうか?日本語テーマソングはユーミンなのはご愛嬌というところか。

映画「女帝[エンペラー]」オリジナル・サウンドトラック

映画「女帝[エンペラー]」オリジナル・サウンドトラック

 

  • アーティスト: タン・ドゥン, ジェーン・チャン, ラン・ラン, ジョウ・ション, サントラ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 2007/05/23
  • メディア: CD

 

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