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一級の心理サスペンスでした『魔王』 [あおば(映画)]

 
オム・テウン、チュ・ジフン主演の韓国ドラマ『魔王』をDVD鑑賞(20話)
『復活』で新境地を開いた中堅演技派オム・テウンとモデル出身ながら『宮』に続いて、渋い演技を見せたチュ・ジフンの密度の濃いサスペンスだった。
高校時代の傷害致傷事件を心の傷とする刑事カン・オス(オム・テウン)。彼の元に宅配便でタロットカードが送られてきたことから始まる一見関係のないように見える連続殺人事件。事件の加害者の弁護人を務める陰ある弁護士(オ・スンハ)。図書館司書でサイコメトラー(ここでは物体の記憶読み取り能力を発揮)ソ・ヘイン(シン・ミナ)。カン・オスの回りに次々に起こる殺人事件は、12年前の事件に端を発していることが次第に明らかになってゆく。

過酷のドラマであるからして、1話が60分以上。これが20回。でも時間の長さを感じさせない緻密な心理サスペンスであった。誠実で粘り強さが身上の刑事役にオム・テウンはぴったり。一見線の細い弁護士、チュ・ジフンも物静かな演技にとても好感が持てる。そして、聡明な娘を演じてもしっくりはまったシン・ミナ、どんどんきれいになってゆくのね。

日本の細切れドラマでは味わえない、本格的サスペンスを時間のある方はぜひどうぞ。


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