泣けるドキュメンタリーでした・・・『牛の鈴音』 (★★★★☆) [あおば(映画)]
韓国で300万人を動員したというドキュメンタリー
40年も生きたという農家の牛と飼い主のお爺さんとお婆さんの1年間に密着したドキュメンタリー。
牛を使った昔ながらの手作業の農業にこだわり続ける老いた農夫。足の不自由なお爺さんは泥田にはいつくばるようにして作業をする。牛に食べさせる草が汚染されるからといって農薬も一切使わない。雌牛と爺さんは30年もこうやって農作業をしてきた。
お爺さんと連れ添って50年以上、お婆さんの愚痴が続く。牛の世話ばかりさせられて、苦労が絶えないと。
全編、愚痴が続く。
美しい山村の風景、セミの声、虫のおと、風の気配、雨の音。
毎日、老牛はお爺さんを乗せた荷車をとぼとぼと牽いて、農作業に出かける。
痩せ衰え、角は頭に刺さりそうなぐらい曲がってしまっている。
帰りには爺さんは、疲れ果てて居眠りしていても家に連れて帰ってくれる賢い奴だ。
大地とともに生きる夫婦。お爺さんの体の一部のように働く雌牛。
効率優先の自由主義経済へのアンチテーゼというだけでない、生きることの意味を考えさせられる作品だ。
40年も生きたという農家の牛と飼い主のお爺さんとお婆さんの1年間に密着したドキュメンタリー。
牛を使った昔ながらの手作業の農業にこだわり続ける老いた農夫。足の不自由なお爺さんは泥田にはいつくばるようにして作業をする。牛に食べさせる草が汚染されるからといって農薬も一切使わない。雌牛と爺さんは30年もこうやって農作業をしてきた。
お爺さんと連れ添って50年以上、お婆さんの愚痴が続く。牛の世話ばかりさせられて、苦労が絶えないと。
全編、愚痴が続く。
美しい山村の風景、セミの声、虫のおと、風の気配、雨の音。
毎日、老牛はお爺さんを乗せた荷車をとぼとぼと牽いて、農作業に出かける。
痩せ衰え、角は頭に刺さりそうなぐらい曲がってしまっている。
帰りには爺さんは、疲れ果てて居眠りしていても家に連れて帰ってくれる賢い奴だ。
大地とともに生きる夫婦。お爺さんの体の一部のように働く雌牛。
効率優先の自由主義経済へのアンチテーゼというだけでない、生きることの意味を考えさせられる作品だ。
検索したらロードショー上映中のようですね。
こちらでは、どうなんでしょう。
あとでよく調べてみたいと思います。
by emu310 (2010-02-18 08:01)
上の写真ではとぼけたような顔をしていますが、賢い牛です。
爺さんと婆さんが喧嘩を始めると、また始まったよ。とでも言いたそうな顔に感じました。
by やまびこ3 (2010-02-18 22:02)