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台湾1989 (その1 台北駅~蘇澳駅) [やまびこ(旅日記)]

Cedarさんの台湾鉄路シリーズに触発されまして、80年代末の台湾の記憶を呼び戻してみようと思います。
Cedarさんのように、鉄道中心の旅ではないので、いろいろの雑音が入ってくると思いますが、その点はお許しください。

1989年は10月。NWの深夜便で台北に到着し、翌日、台北駅に蘇澳へのチケットを買いにゆきました。
まだ、インターネットなど一般的でない時代でしたので、三省堂あたりで台湾の鉄道時刻表のバックナンバーを買って大体の見当をつけていたんだと思います。

中山北路のホテルから台北駅に向かいます。
目に飛び込んできたのは、巨大な駅舎!
taipeista.jpg

びっくりした~。事前の情報は全くなかったもんで、こんな立派な駅に姿を変えているとは思ってもみませんでした。後で調べたところ、この前の月9月に台北付近の地下化が完成して、新駅舎に移ったばかり。
新装を祝ったのでしょうか、国旗がたくさん飾られています。内部は4階まで吹き抜けの巨大なホールでこれまたびっくり。


裏では、役目を終えた線路の撤去作業が行われていました。
taipeista2.jpg
中山北路との交差点です。

翌日の蘇澳までのチケットを買うことができました。
発券はコンピュータ化されていました。
kyoko51ticket.jpg

7時56分発莒光号。

翌朝、地下のホームから蘇澳に向かいます。当時は4面8線あったので、余裕たっぷりだったようです。
当時は北回り線は非電化。たしか3時間ほどで蘇澳新站に到着。

suao2.jpg

suao3.jpg
ディーゼル機関車がたのもしい。

蘇澳新站から蘇澳駅まで、連絡列車が接続していました。
suao.jpg
車掌さんが、「ようこそ、ス~アオへ」と日本語で迎えてくれました。

蘇澳から花蓮までは蘇花公路のバスに乗ってみます。

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コメント 2

Cedar

おはようございます。拙いブログが刺激となったとは恐縮でございます。
私が台湾に初めて行ったのは1992年です。台北駅周辺はすっかり整備されていました。3番目のカットは凄いですね!この辺りはタクシー用の車寄せになっていたと思います。
私が北回り線に乗ったときも非電化でしたが、蘇澳新站から蘇澳駅までの連絡列車は無かったように記憶しています。

台湾は鉄道も勿論ですが、風土人文的にもとても興味深いので、雑音大いに歓迎です。楽しみに拝見させて戴きます!
by Cedar (2010-06-03 08:44) 

やまびこ3

予備知識なしで行ったので、このときは驚きました。
もう2カ月早ければ、旧駅を利用できたかもしれないです。ちょうど、淡水線もMRT化工事で運休中で、ダブルで惜しいことをしました。
北廻り線~東部幹線は複線電化も行われ列車本数は圧倒的に増えていますが、今でも少数ながら、蘇澳新站から蘇澳駅までの区間列車があるようです。
by やまびこ3 (2010-06-03 23:02) 

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