北の鉄路をたずねて (春まだ遠い津軽海峡) (1) [はつかり(鉄系)]
津軽海峡のヌシ、「スーパー白鳥」
ゴールデンウィーク前半、帰省をかねての撮り鉄行脚。
もともと函館にいって「北斗星」「カシオペア」を撮るっていう計画を立てていたんですが、今回はかなわず、初日は函館空港から津軽海峡線に向かうことに。
28日、雨模様ながらどうやら雨のピークは過ぎたようです。
この天気なので、車両主体の写真でも撮るしかないようですので、江差線の釜谷駅に向かいました。
函館のカーブしたホームに休む振り子特急
津軽海峡線は貨物の大動脈、
まだまだ東北のダイヤは乱れているので、関東方面からの貨物列車は大幅遅れ。
時刻も定めにくい状況です。
定番ポイント釜谷駅のアウトカーブにさしかかるEH500
江差線のローカル列車はほとんど単行のキハ40ワンマン
数本の貨物列車を撮影した後、午後は本州に移動します。
木古内で特急に乗り換えなければなりません。
実は函館駅で明日、あさって行く予定の奥羽本線碇ヶ関までの乗車券を買った際に、木古内-蟹田間の自由席特急券も買おうと思ったのです。
駅員) 「木古内-蟹田間の特急券は発売できません。」
やまびこ) 「え!そうですか」
え) 「お客様、普通列車で行かれるのでしたら、木古内-蟹田間は乗車券だけで特急に乗れます。」
や) 「お~、そうだった。」
(この制度の存在は知っていたはずなのに、てっきり青春18きっぷ限定の制度かと思いこんでいました。)
え) 「そのかわり、かならず、木古内と蟹田で乗り換えないといけませんがよろしいですか?」
や 「はいはい、わかりました。」
というわけで、乗車券だけを買いまして、木古内駅で乗り換えとなります。
乗り換えホームにやってきたのは・・・
785系の改造車を増結した「スーパー白鳥」
先ほど函館に下って行った、この編成を見かけていましたが、
785系の改造車N-303編成を増結した特急が来ました。
みどりのお面がなかなかきれいです。車体断面の傾斜形状がかなり違うのがわかります。
785系には車体傾斜機構がないのに連結して大丈夫なのかいと思ってしまいましたが、789系のほうも準備工事だけで車体傾斜は使っていないのですね。
NREの新人車内販売員が指導員に連れられて研修をしていましたので、コーヒーを買い求めて応援、ゆっくりコーヒーを楽しんでいるうちに海峡をくぐりぬけてしまいます。
蟹田から瀬辺地寄りの海岸に行きます。
空はますますドン曇り。
海岸をゆくキハ40系気動車
この塗装は盛岡色っていうんですか。
もう1種類別パターンのも走っています。
おでこを赤く塗ったキハ40
このパターンの塗装ははもともとワンマン化改造したもののようですが、いまでもその原則になっているかどうかは不明です。
さて、海峡線でのお目当ては、ED79重連の4061列車。
偶然かもしれませんが、残り少なくなったED79は、日本海縦貫線からの列車に充当されていますので、遅れはない模様です。
かなり暗くなってしまいましたが、
4061列車
あちゃ~。前のパンタが上がっている~。もろにビームにかかってしまいました。
後ろパンタのつもりで位置を決めていたのに、下調べ不十分ですねえ。
以前にはまなすの上りを見たときは青森方のパンタグラフが上がっていたような気がしたのですが、思い違いだったかも。
海峡線では原則、函館方のパンタを上げるのですね。
覚えておきましょう。
こうして1日目は日が暮れてゆきます。
続く
2011-05-05 07:02
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コメント(2)
GWは海峡線からスタートしていたのですね。
青函トンネルを擁する海峡線、
ED79の貨物は今や希少な存在ですから、
撮影できたのは羨ましいです。
盛岡色のキハ、赤い顔の通称・赤鬼は
車体更新でエンジンの換装や車内のセミクロス化
だったような気がします。。。
(それって、キハ52・58だけの話でしょうか・・・)
間違っていたらスミマセン(^^;)
by あおたけ (2011-05-05 18:44)
あおたけさま
キハ40の赤額は、私も調べたのですが、よくわかりませんでした。
JR東の一般車両でエンジン換装したのはなさそうだし、もともとセミクロスシートですからねえ。
まだまだ続きます。
by やまびこ3 (2011-05-05 20:24)