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Run & Shoot 磐越西線 [はつかり(鉄系)]

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Run & Shoot 磐越西線 @初夏


東日本パス2回目の週末です。
今週はおとなしくしようと思っていたのですが、磐越西線の誘惑が・・・・

6月初めから国鉄色に戻された、もと「赤べぇ」編成の485系が走っているのですよね。
「日光・きぬがわ」編成の改修が完了すると、国鉄色は再び波動用と代走用になってしまいそうな感じですから、
いつでも見られるのは今しかない。天気の好さそうな日曜日に愛車の”くりこま”号を担いで出かけてしまいました。





郡山まで新幹線。
東京648-(Maxやまびこ303号)-郡山827

新幹線から見下ろした郡山工場では件の元「日光・きぬがわ」がバラバラにされて研修を受けているようでした。
秋田に移動するといわれている583系も一緒に修繕されているようでした。

5月と同じパターンで、磐越西線に乗り換え磐梯熱海へ。

郡山832-(快速3231M)-磐梯熱海847

磐梯熱海から、チャリンコにのり中山宿付近へ。
天気がいいとなんとも気持ちがいいもんです。

ここで、大失敗!
先に備えて温泉街の外れのセブンイレブンでおにぎりなんぞを買ってきて、表に出てみたら・・・・
”テンコテンコ、テンコテンコ”と踏切がなっております。

「あれ、この時間には列車はないはずだがなあ」
「回送でもあるのか?」

とみていると、やってきたのは、小牛田のキハ40系「ふるさと」編成でした。

「ノーマークだった~!」

これはちょっと痛い。


気を取り直して・・・・
旧中山宿駅付近のS字カーブに到着。

6両編成の長さの加減が難しい。
上りの1番列車「あいづライナー2号」を待ちます。

やってきました国鉄色の特急電車。
悪い予想はあたるもので・・・・、

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思ったより短かった6両の485系


もっと手前に引きつけても尻尾が見えていると計算したのですが、この長さ判定の下手さはもう遺伝的です。
(何の遺伝やねん。)

さて、今日は猪苗代の方まで走る予定なので先を急ぎます。
今度は沼山峠のトンネル入り口の有名ポイントです。

SLが走るときには大勢のファンが集まるらしいですが、今日はほかにおひとりだけ。
新緑が美しく輝いています。

線路わきに立っているコンクリートポールがいかにも邪魔ですが、これをはずすと後ろまで入らないし、どうしようかなどと、同業者と話し合いましたが、解決策はなし。
(無線用のアンテナでもついているのでしょうか?)

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新緑の中を走ってくる「あいづライナー1号」


明るい緑の中を走るクリーム色に赤のラインはいかにも華やかな時代の国鉄特急ですね。

満足して先を目指しましょう。

沼山峠のトンネルを自転車でぬけるのはちょっと嫌だったのですが、このトンネルにはちゃんと歩道がついていましたので、安全に走れます。

トンネルを抜けた先の沼の上信号場から上戸駅にかけて、田植えを終えたばかりの水田が広がっています。


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おいしいお米が育ちそうな山の中の水田をゆく419系快速列車


広々とした猪苗代湖を眺めながら走ります。
あまり高い山が周辺にないので、茫洋とした感じですね。

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つかみどころのない猪苗代湖



磐梯山が見えてきました。
少し雲が多いですが、今日は頂上がよく見えています。


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関都-川桁間から磐梯山を望む



この先で、数人のカメラマンがカメラをセッティングしておりました。
まだ485系が来るまでにはずいぶん時間があるけどなあ。と思っておりましたら、こんなのが来ました。

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DE10+キハ40の回送


これは両方とも郡山工場入りするのでしょうか?それともDE10がお迎えに行ったのかしら。
なかなか面白い光景をキャッチできたので素直に喜びましょう。

さて、いよいよ磐越西線のシンボル、磐梯山バックのポイントとなります。
が、川桁の手前にちょっと面白いポイントが見つかりました。

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磐梯山に向かってゆく419系


写真は後追いですが、磐梯山にまっすぐ向かっていくような構図が得られます。
川桁の北側のポイントだとすっきり磐梯山が入れられるのですが、このポイントも面白い。
どうせ正面には日が回らないので、ここで「あいづライナー4号」を撮ろうかとも真剣に悩みましたが、
次に午前中にでも来たらここで撮ることにして、結局、川桁駅北の、大カーブに行くことにしてしまいました。

こちらは超有名ポイント、10人以上の方がすでにスタンバイしています。
農道に自動車を止めるのはいかがなもんかと思いますが、まあ、静かに撮影ができました。


ヘッドの写真がこれですが、
1枚では足りず、引きつけてもう1枚!

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東北特急さながらの485系電車


全般検査(要部検査?)時に塗り替えたばかりなのでピカピカ輝いています。
少し厚塗りの化粧をしているようにも見えますが・・・・

80年代までの東北特急全盛時代を思い出します。
下手な写真ですが、583系もよかったけど、485系も泣けるほど美しい。

この後川桁駅から磐梯町に向かうこととして、川桁駅に向かいます。


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磐梯急行電鉄の碑


川桁駅前にはかってここから出ていたナローの鉄道の記念碑がたっています。
ナローの非電化鉄道なのに「急行電鉄」とは大きく出たものですが、昭和30年代に観光開発にかけた会社の意思なんでしょうかね。


夕方の部に続く・・・


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コメント 4

あおたけ

485系がきれいなうちに撮影してしまうとは、
さすがですね!
青空に映える国鉄色485がいい感じです。
583の撤退は残念ですが、「あいづライナー」は
まだまだ楽しめそうですね。
贅沢を言えば、国鉄時代の「あいづ」マークだと
よかったのですが・・・。
まぁ、赤いマークも似合っているみたいですね(^^;)。
by あおたけ (2011-06-22 21:54) 

やまびこ3

あおたけさま
こんにちは
生まれ故郷に近いところですので、どうしても足が向いてしまいます。
磐越西線は絵になるところがいっぱいあるので、
7月23日の団臨「あいづ」は絵入りヘッドマークだそうですよ。

by やまびこ3 (2011-06-22 22:22) 

サットン

磐梯急行ですか!? ニュータウン鉄道みたいな名前ですね。
by サットン (2011-06-25 15:06) 

やまびこ3

もともと硫黄鉱山の鉱山鉄道だったのですが、石油精製の副産物として硫黄ができるようになるとこれは駄目になり、観光輸送に活路を求めたようです。非電化のナローですから驚いてしまいます。
by やまびこ3 (2011-06-26 20:02) 

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