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みちのく桜紀行(北東北編 その7) 津軽鉄道で桜を見る [はつかり(鉄系)]

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みちのく桜紀行(北東北編 その7) 津軽鉄道で桜を見る
2012.5.2 津軽鉄道撮影記


5月2日

本来なら、津軽鉄道は翌3日に訪問する計画だったのですが、天気が持ちそうもなく、2日に前倒しすることにしました。
八戸から早朝の青い森鉄道にのって、青森に移動。(休日フリーきっぷ2000円也)

八戸(608)-[563M]-(740)青森

青森でさらに”津軽フリーパス”を購入。
今日も「あけぼの」を押さえてから津軽鉄道に向かいます。


青森(755)-[642M]-(831)北常盤

前回と同じ川部-北常盤間から岩木山バックの構図を探しました。
少し高くなった農業資材置場のようなところから狙います。

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ハイブリッド気動車の「リゾートしらかみ」


「あけぼの」の時間が近づいて、4人ほどの同業者がたが集まってきます。

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「あけぼの」全編成をサイドから
ゆったりと裾を引く岩木山とブルートレインが美しい



撮影後、川部に移動して、五能線に乗って五所川原に向かいます。

川部(949)-[2826D]-(1019)五所川原

さあ、津軽鉄道の旅が始まります。
津軽鉄道のホームに行ってみますと、すでに多くの観光客でいっぱいです。

「一般の客さんは前のほうに乗車してくださ~い。」
「まもなく2両編成が到着しますが、これは団体のお客さん専用で~す。」
「先頭に1両増結しま~す。一般のお客さんはこちらに~。」

ということで、さっそく3両編成に増結されたメロス号に対面できます。
津軽鉄道では、ゴールデンウィークの花見時期にストーブ列車に使用している客車を使った機関車牽引列車を運転していますが、ことしも4月28日~5月6日まで運転されました。
寒い日にはストーブに火を入れることもあり、ストーブ列車料金なしでストーブ列車を楽しめます。
(昨年乗った時はそうでした。)

その客車にDD35 2が発着線の反対側ですでに待機しています。次の列車がこの客車による運行です。
ホームの先頭のほうは立ち入り禁止となっており、残念ながらいまのところ機関車を拝むことはできません。

2両編成の列車が到着。団体のお客さんが乗り込みます。
さらに1両が転線してきて連結して3両編成の出来上がり。

一般客もいっぱいで当然座席にはありつけません。

いっぱいのお客さんを乗せて、出発進行。

津軽五所川原(1038)-[7]-(1222)津軽中里


津軽鉄道といえば、トレインアテンダントが活躍していますが、4月から津軽トレインアテンダントあらため、「津軽半島アテンダント」となり、半島全体の観光案内に励んでいます。
芦野公園の桜は2日前までは連休中に開花するかさえ危ぶまれる状況だったのですが、前日と当日の暖かさで急激に咲いてきているとのことです。

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芦野公園の桜のトンネル


金木、芦野公園で団体客、観光客が降りてしまうと、さすがにがらがらになった列車でのんびりとすすみましょう。お手すきになったアテンダントさんも先頭車に乗り込んできて、顔なじみの方だったので(向うは覚えちゃいないでしょうが)しばし、お話。自転車を運んでいたので、中里から五所川原まで走る予定としておきました。列車が来たら手を振るからよろしくね~。
アテンダントさんがたが作った震災義援絵葉書を追加購入したかったのですが、手持ちがないということで津軽中里駅にて購入することになりました。
中里駅でも花見客向けの出店が開いていて農家のおばさん特製の焼きそばとおにぎりを確保。


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津軽中里駅と待機するメロス号



今回は中里の2つ手前の大沢内駅周辺で客車列車を撮影する予定です。
大沢内まで戻って駅南側のカーブで待ちうけましょう。

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カーブにかかり車体を傾けるDDと客車
思ったより車両が大きく、アンバランスになってしまいました
後ろの信号電柱の列の低さに惑わされた感じです



返しの上りは、大沢内-深郷田間の県道からの定番クロスで

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中里から折り返してきた102列車


本来もっと左手のカーブが定番なのですが、後ろの斜面にゴミが散乱していて見苦しいので遠景のほうにしました。
つづいて、下りのDC列車が来ます。逆光で難しいのですが、大沢内駅構内から岩木山をバックに押さえてみようと思います。

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21型気動車の4連
右手にうっすらと岩木山が見えているのがわるでしょうか


接近するまで気が付いていなかったのですが、なんと気動車の4両編成。
津軽21型に変わってから4両を見たのは初めてです。この返しはしっかりとらなくては!

というわけで、今度は大沢内南側の田んぼの中の直線で

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意外に長かった18m車×4


どうも架線中がないと長さの感覚がくるってしまって、いっぱいいぱいになってしまいました。
後ろに桜の木があるのですが、まるでわからないですね。
でも4両編成であることがよくわかるので良しとしましょう。

このあと通常だと2時間ほど列車がないのですが、この時期、間を埋める臨時列車が設定されています。

今度は3両で現れました。

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川倉-大沢内間をゆく3両編成のキハ


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カーブをゆくキハ3連



いよいよ2往復目の客車列車。
郵便局で旅行貯金などしてもたもたしていたら時間がなくなってしまいました。

103列車は芦野公園-川倉間の築堤上で狙ってみます。

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客車2両を従えてゆくDD35 2
窓があいた客車をみるのも貴重な光景となりました


次の返しは、川倉駅に入ってくるカーブで

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突き出した煙突がストーブ装備のしるし


今日の撮影はここまで、芦野公園に行って花見がてら休憩しましょう。

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芦野公園の旧駅舎を利用した喫茶「駅舎」


ところがなんと「駅舎」は16時でお終い。
テークアウトならできるとのことで、コーヒーを作ってもらって駅で飲んだことでした。

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桜のトンネルをゆく「メロス号」


DD35には次のシーズンまで元気で過ごしてほしいと思うのです。


芦野公園(1709)-[16]-(1734)津軽五所川原
五所川原(1744)-[リゾートしらかみ5号]-(1809)川部
川部(1814)-[675M]-(1855)青森


青森泊

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あおたけ

雪深い冬がストーブ列車の本領発揮ですが、
最近ではキハと併結運転されてしまうので、
スッキリとした写真を撮るのなら、
この春のさくら祭りシーズンが狙い目ですね〜。
旧客を従えたDD35の力強い走り、カッコイイです!
by あおたけ (2012-05-16 19:11) 

やまびこ3

あおたけさん
津軽鉄道も苦しいながら非常に頑張っていると思います。
自治体の応援もかなり手厚いようですので、こちらとしてもできるだけ乗ってみようと思います。
もう1両のオハ46もちゃんと整備してたまにはつなげてほしいんですが。
by やまびこ3 (2012-05-16 20:09) 

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