伊豆急行・100系&銀箱電車撮影記(その1) [はつかり(鉄系)]
伊豆急行・100系&銀箱電車撮影記(その1)
2012.6.30 伊豆高原界隈撮影記
6月30日
梅雨の中休みのような天気予報でした。伊豆急が復活運転している100系電車の春の運転が30日で、いったん最後になるみたいでしたので、銀一色の8000系電車も撮影できればもうけものと思って出かけてみました。あまり早く出かけるのもなんですが、まずは、伊豆多賀俯瞰で小手試し。
小田原(718)-[333M]-(742)熱海
熱海(755)-[5629M]-(803)伊豆多賀
紫陽花の咲く伊豆多賀駅に到着
伊豆多賀到着、8時。最初の狙いは「リゾート・踊り子」の運転に備えて伊豆高原から東京まで回送されるアルファ・リゾートとします。30分弱で俯瞰ポイントまで到着。
住宅街をかすめてミカン畑をゆく伊東線の電車が見えます。
本当は海も絡めて大俯瞰を取るつもりだったのですが、かなりの広角レンズが必要。
18㎜~のズームを持ってこなかったことにここにきて気が付く抜け方です。
長いほうのズームで眼下のカーブをゆく伊豆急車両を撮影します。
すぐにやっていたのが、タイトル写真の黒船電車のリゾート21。
ホームページによるとこの時期リゾート・ドルフィンは検査中とのことでしたので、普通列車のリゾート21はこれだけになります。
続いてあらわれたのは、8000系の帯なし6両編成。
かっての田園都市線のように緑の中をゆく8000系電車
もともとバガデル公園(河津のバラ園)のラッピング電車 -トランバガデル- でしたが、契約期間満了したのかラッピングをはがして運転したところ、東横線時代を髣髴とさせる姿に逆に人気が出ているとのこと。撮影会まで企画されるとは、世の中何が幸いするかわからないものですね。
この電車の筋は本来ならリゾート21運転の筋ですので、この後も時刻表のリゾート21列車の筋で運用されるものと推定できますね。
回送のアルファ・リゾート21も押さえておきましょう。
8両編成のアルファリゾート
伊豆多賀駅に取って返して伊豆高原に移動します。
100系の臨時電車の運転は今のところ伊豆高原-伊豆急下田間に限定されていますので、どうしても伊豆高原以南に行かなくてはいけません。
どこで撮るかと考えたところ、稲取はちと遠い、伊豆高原のカーブは単行電車ではどうかなあ。
そこで思いついたのが、伊豆高原-伊豆大川間のカーブのずっと先、トンネルに入る手前の鉄橋でした。
ここに入ったことはないものの鉄橋の脇に上れそうな坂道があるのは確認済み。
長い電車の編成撮影には向かないと思いますが、単行電車ならぴったりかもしれない。
伊豆多賀(951)-[5635M]-(1033)伊豆高原
というわけで伊豆高原下車。
リゾート21のドルフィン編成は、バラバラになって検査を受けていました。
100系のクモハ103は「団体専用」のサボを付けて待機中。
(今日のツアーは最少催行人員2名と書いてありましたので、まず運転されるのでしょうけどこれで確定ですね。)
件の鉄橋までは30分ほどかけて歩いてゆきます。
谷底から鉄橋まで上るスロープは、ありがたいことに最近草刈りを下ばかりのようでうまい具合に容易にたどり着くことができました。
上りきる直前、185系「踊り子」が轟音を立てて行ってしまったのは残念でしたが、ポイントを決めてクモハ103を待ちます。
上り電車が通過しましたが、駅間距離も長く、ほぼ長い直線区間ですので予想以上にスピードを上げて通過してゆきました。
後追いで黒船電車
クモハ103単行電車
今日のツアー客は10名ほどと少しさびしい。基本的に鉄オタ向けのツアーですので、だんだん客が減ってしまうのはやむを得ないかな。6月中の平日はアジサイ電車として運転されていたようで、(これは全く宣伝不足ですが)土日にもこういった潜在需要を発掘する取り組みが必要のようです。
8000系の3連もちょうどうまい具合に
「スーパービュー踊り子」を少しサイド気味に
返しの100系電車は1540頃になりますが、伊豆大川まで行って伊豆大川駅を出てすぐの鉄橋あたりで撮ろうと思います。
(続く)
凄いです♪
by JR浜松 (2013-05-24 05:58)