秋の気配のみちのく路・輪行・撮影記(5) [はつかり(鉄系)]
秋の気配のみちのく路・輪行・撮影記(5)
2012.9.2 米代川にそって
日曜日
早朝の「あけぼの」をどこで撮ろうか?
いつもの早口の変形S字カーブか、鷹巣手前の水田地帯もよさそう。
少し考えた挙句、無難に早口カーブに行くことにします。
水田の稲とブルーの客車を狙ってみます。
花輪線の気動車の間合い運用の列車で早口に移動。
大館(738)-[1636D]-(748)早口
どっしりした早口駅
くりこま号(自転車)を組み立てて10分も走ると撮影地の河岸段丘の水田地帯に到着です。
日曜日でしたが、30分前で同業者の姿はなし。
S字カーブから出てくるところを正面勝ちにドカンととるというのが定番なのですが、今日は稲穂の黄緑色と絡めてサイドから撮りたかったので、かぶりつきの同業者がいないのは幸いです。(10分前ぐらいにおひとり姿を見せましたが)
少し離れた水田の中の農道にカメラを据え付けて待ちます。
田んぼを見回りに来た軽トラの農家の方とあいさつなどするうち、「あけぼの」は定時にやってきました。
実りの秋間近の穀倉地帯をゆく「あけぼの」
黄色・赤・青が明るい光に映えました
この後、EF81の上り貨物がありますので、同じ区画の水田の西の端まで移動します。
水田が広すぎますが・・・・・
おいしいコメがとれそうです
10時過ぎの秋田内陸線で角館に出ようと考えていましたので、鷹ノ巣まで移動しながら何本か撮影してゆきます。
地図を見ると早口-糠沢間の奥羽本線と米代川の間に細い道が延びているように見えました。
機能、車窓から見ても入っていけそうな砂利道がかなりの間続いていましたので、ここに行ってみようと思います。
国道に戻り小さな峠を越えていったん糠沢駅付近まで進んで、奥羽本線のガードをくぐって細道に入ってゆくことができました。
ほぼ突き当たりまで進むと、これは素晴らしい。
米代川の流れ
釣り人も川をさかのぼる
米代川の水面越しに先ほどの河岸段丘の田んぼが見渡せます。
上り列車があれば、ここで遠景を撮ることができるのですが、残念ながらこの時間帯は下りのみ。
下りも森を出て日の当たる直線に入ってくるところをうまい具合に撮れそうです。
EF81-723の牽引する3099列車
ここまで原色系のEF81ばかりが来てくれてラッキーなことです
川の向こうに姿を現した3099
何とも素敵な場所で大満足し、さて鷹ノ巣に戻ろうかとくりこま号に乗ったところ、
ゴリゴリゴリ!
あれっ!なんだ~!
しまった!電子レリーズのケーブルをギアに巻き込んでしまいました!
あちゃ~!が~ん!
レリーズはともかく、自転車が行かれると一大事!
そのまま、静かにバックし、絡んだケーブルをほどいてゆきます。
ふ~。ケーブルはダメになってしまいましたが、くりこま号は無事のようです。
やむなく、そのまま鷹ノ巣駅に向かいます。
(続きます)
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