秋の磐越西線撮影記(その1) [はつかり(鉄系)]
2012.10.7-8 秋の磐越西線撮影記(その1)
磐越西線に国鉄特急色を追う
10月の3連休の後半、7日8日と磐越西線への遠征をおこないました。
10月に入り、通常もと日光号の485系で運転されている磐越西線の看板列車「あいづライナー」が仙台区の波動用485系国鉄色の車両で運転されています。
今や恒例となった、秋の磐越西線遠征に行ってしまいました。東北方面となると急に腰が軽くなるのは困ったものです。
10月6日(日)
大宮(706)-[やまびこ203号]-(820)郡山
郡山の車両センターにはばらばらになった旧「日光」号の485系が何かの検査を受けていました。
これで国鉄色確定です。(もともと確定しているわけですが)
郡山から419系6両編成の快速列車で撮影地に向かいます。
郡山(832)-[快速3321M]-(840)喜久田
最初の撮影ポイントは安子ヶ島駅近くの踏切でと決めましたが、この列車は快速であいにく停車しません。
やむなく、郡山からすぐ次の喜久田で下車して、安子ヶ島に向かってチャリ鉄紀行としました。
途中の農道でやってきた快速列車を撮っておきます。
「快速3232M」はわずか2両編成
磐越西線の普通列車は2両~6両編成とばらつきがあるので、今回は普通列車編成表を入手してメモしてきたので、万全です。
やまびこ天気予報では午前中は曇り、昼から回復となっていたのですが、この時間まだドン曇り。なんとか早く回復してくれないものでしょうか。
続いて、第三越後街道踏切へ。SL走行時にはたくさんのファンが集まるということですが、今日は全部で4名。安子ヶ島駅から下ってくるぐにゃぐにゃした感じのS字カーブが面白いです。
今年はススキが少ない?
去年もこの時期に来ているのですが、
すすきの中をゆく419系電車
すすきの丈が低くて、カーブに差し掛かる車両が全部見えています。
続いて、目標の「あいづライナー2号」
S字カーブをゆく485系国鉄色
[以下、小さめの写真はクリックで拡大]
やっぱり誰かがススキを刈ってしまったんですかね?無粋なことするなあ。
午前の下りは、磐梯熱海寄りの国道の跨線橋で狙います。
国道は塗装工事かなんかの途中で、ほとんどが囲いで囲まれていてちょっとびっくりしましたが、なんとか囲いのない場所を見つけられて、下り「あいづライナー1号」を待ちます。
実りの秋をゆく「あいづライナー」
これにて午前の運用撮影は終了。
午後は川桁か猪苗代周辺に行ってみます。
磐梯熱海(1200)-[1227M]-(1232)猪苗代
猪苗代周辺の水田も借り入れの真っ最中、6、7割が刈り取りを終えているようです。
車窓からのロケハンで場所を選べば、黄金色の水田の中で撮れそうでしたが、天気の回復はずいぶん遅れているようです。
かろうじて磐梯山のてっぺんが見えました。419系4両の快速
磐梯山バックがいけそうでしたので、
黄金の山の麓をゆく485系、まさに黄金色の取り合わせ
この後は長瀬川の堤防上からカーブを駆け上ってくる電車を狙ってみました。
「あいづライナー」がこの築堤をかけ下るところを撮影しようと数人のファンが下の田んぼに集まってきていますが、ここは別の構図でも楽しめるところ。
磐梯山の頂をかすめて419系が飛んでゆきます
長い編成の419系が築堤を駆け上ってきました
郡山から戻ってくる「あいづライナー3号」は、猪苗代駅近くの跨線橋あたりで撮ろうと思って場所を探したところ猪苗代駅の直なら線に入る手前のカーブを内側から架線中をかわして撮れそうだと判明。
運よくちょうど雲の切れ間に太陽が入ってくれそうです。
柔らかい秋の陽の中をゆく485系「あいづライナー」
ほんの一瞬、太陽が顔を出してくれまして、珍しくラッキーなことでした。
後ろの鉄塔がちょっと煩わしいですが、ようやくいい感じで撮れまして、満足。
この後485系はもう1往復してくれ、会津若松近郊ならもう1ショットとれそうですが、雲がどんどん下がってきていまして、今日は打ち止めとしました。(電車移動では間に合わないんですけど)
猪苗代(1723)-[1231M]-(1758)会津若松
会津若松泊 (続く)
485系国鉄色による「あいづライナー」の代走、
黄金色の稲穂など、旨く秋景色とまとめられましたね~。
新潟地区のE653系投入が決まった今、
この波動用の仙台車は貴重な存在になるかもしれないですね。
by あおたけ (2012-10-12 22:42)
あおたけさん
こんにちは。稲刈りが半分ぐらい終わってしまっている時期でしたが、たまたま線路の横に刈り取り前の場所がありました。この日は天気が今一つでしたが、国鉄特急色には黄金色が似合います。
by やまびこ3 (2012-10-13 19:39)