雨、雨、雨のみちのく路 485系、583系撮影紀行(2013.5.2-4)(その5) [はつかり(鉄系)]
雨、雨、雨のみちのく路 485系、583系撮影紀行(2013.5.2-4)(その5)
(津軽鉄道へ)
前夜、青森市内の居酒屋チェーンで夕食をとったところ、がらがらで、おまけにスタッフも半分ぐらい、かつゴールデンウィーク特別料金が設定されていてげっそりしてしまいました。
ま、それはさておき、最終日(5月4日)、ゴールデンウィーク期間の芦野公園桜まつりに合わせて、客車列車を運転してくれている津軽鉄道に旧型客車とロッド式のディーゼル機関車に会いにゆきます。
2月にもストーブ列車に乗りに来たのですが、ディーゼル機関車のDD352が故障中で、キハによるプッシュプル運転となっていました。
その後の情報によると意外に重篤な故障であったようで、DD352が戦列に復帰したのは、ストーブ列車も終わろうかという3月末ギリギリだったようです。
というわけで、そのストーブ列車用の客車を使った臨時列車が運転される貴重な機会となったこの連休、勇んで出かけたわけです。
客車列車は昼から2往復の運転なので、朝一のお仕事は、「あけぼの」撮影としました。
弘前以南での撮影であれば。583系と掛け持ちが可能なのですが、弘前の宿はこの時期とても取れず、青森での宿泊となりましたので、今日はこれは断念。
青森寄りのポイントというと、津軽新城か、鶴ヶ坂の先となるのですが、いつも同じでは面白くない。
天気も今一つなので、「あけぼの」の車両狙いで、鶴ヶ坂までやってきました。
青森(709)-〔3638M〕-(713)新青森 〔荷物を預けてます。〕
新青森(743)-〔640M〕-(751)鶴ヶ坂
鶴ヶ坂の下の直線で旧国道と並行しているところで編成が見通せそうでした。
実はこのあたりは、2年ほど前に河川があふれて奥羽本線が数日運休の憂き目にあったところなのです。
「あけぼの」定時で通過
左側のブルーシートは農作業用のものです。
ここから五所川原に向かうわけですが、川部経由の五能線は列車がない。
ここでもまた、弘南バスのお世話になります。
青森-五所川原間の都市間バスが、ローカル路線にしては十分な30分~60分おきに走っていて、七かなk便利。
鶴ヶ坂駅前から大釈迦を越えて、五所川原まであっという間。
鶴ヶ坂駅前-〔弘南バス〕-五所川原駅
昨日から使っている、弘前地区で便利な「津軽フリーパス」が使えないのが実に残念。
津軽五所川原駅だす
今日は団体のバスの入っているようです
津軽飯詰-毘沙門間の田園地帯でストーブ客車を撮影しようと思います。
津軽五所川原(1118)-〔9〕-(1126)津軽飯詰
先発の気動車列車で津軽飯詰に先回り
芦野公園の桜はまだまだですが、気動車の車内には花が咲いていました!
飯詰駅、有人だったころが懐かしい
ここから、毘沙門までの間、わずかながら勾配もあるしカーブもあるという楽しい区間です。
用水路にかかる築堤を上るキハ3両編成
桜まつりの時期ならではの3連です
この先の登り坂にかかる築堤でストーブを待ちます。
ゴーッ!とジェット音を響かせてやってきました。
この音!この音!
築堤を上ってくるストーブ列車
もう少し、前後に余裕をもって撮るはずだったのですが、どうも非電化区間は、列車長の勘がくるってしまいがちです。
次の列車を待つ間に・・・・
五所川原で買ってきた炊き込みごはんと卵焼きで
先ほど乗ってきたキハ2連が折り返してきました
田んぼの農作業がようやく始まった中、次の撮影地へ
こんな景色の中をゆく
津軽中里で折り返してきた客車
早くも最後の撮影チャンスとなりました。
農作業をするおじさんに挨拶して、畑の傍らで撮影させていただきます。
シュシュシュシュ!いい音です
撮影後、次の毘沙門まで歩いて出ました。
ところが・・・・
毘沙門駅新築なる!
毘沙門といえば、掘立小屋(ごめんなさい)駅舎がぽつんとあるだけで、秘境駅ランキングの上位にも入っているという寂しいところだったのですが、なんだかミニ寺院建築のような木造建築が出来上がっていました。中はまだ工事中でしたが・・・・
これに乗って帰ります
毘沙門(1448)-〔16〕-(1500)津軽五所川原
五所川原(1513)-〔リゾートしらかみ3号〕-(1538)川部
川部(1610)-〔683M〕-(1647)新青森
新青森(1712)-〔はやて44号〕-(2036)東京
新幹線に乗ってしまうとあっという間なんですね。
(完)
JR五所川原駅で、津軽鉄道の駅舎と列車を見ましたが、
乗る時間が無くて、写真を撮っただけでした。
by johncomeback (2013-05-17 21:37)
大学のときのサークルの東北合宿で訪問したことがあります。
客車はWルーフで、トレーラーやらDCやら混結編成でびっくりでした。
津軽鉄道の車両もよくなりました。
by ひでほ (2013-05-17 23:23)
johnsomebackさん
五所川原の駅もなかなか立派ですが、沿線の風景ものどかでいいところです。田んぼばかりですが。
機会があればぜひ乗ってみてください。
by やまびこ3 (2013-05-18 13:34)
ひでほさん
私も1度だけ、Wルーフ時代のストーブ列車に乗りました。
あのころは長い編成の混合列車なんかもあって面白かったですね。
by やまびこ3 (2013-05-18 13:36)
津軽鉄道、なかなかの乗車率ですね。
圧巻の3両編成といい桜特需とはいえなんだかほっとするシーンです。
by サットン (2013-05-18 15:30)
冬のストーブ列車シーズンに故障して、
心配していたDD352、無事に復帰したのですね~(^^)
築堤や新緑のなかをゆくシブい編成が、
いかにも津軽鉄道らしくて、いい感じです(^^)
by あおたけ (2013-05-18 18:07)
サットンさん
津軽鉄道も乗客減は続いており、経営は厳しそうですが、何とかとんとんで持ちこたえいるようです。
アテンダントさんの素朴なサービスも気に入っています。
by やまびこ3 (2013-05-18 22:50)
あおたけさん
蒸気機関車のようなDD352の走行音が効けるのがうれしいです。
C62重連のジェット音という話をよく聞きますが、これを10倍ぐらい大きくしたのじゃないかと思っています。
by やまびこ3 (2013-05-18 22:53)
青森~五所川原は私も基本はバスになってしまいます。
また五所川原に行きたいなぁ~
by suzuran6 (2013-05-20 19:36)
suzuran6さん
五所川原周辺、かなりさびれていたのですが、立佞武多の館を中心に少しは元気が出てきたようです。今度は五所川原に泊まって過ごしたいです。
by やまびこ3 (2013-05-22 20:28)
九州に続いて、東北めぐりとは
どれもいい写真ばかりでうらやましすぎます。
by こせかず (2013-05-25 08:31)
こせかずさん
583系もそろそろ活躍の場が少なくなってきたような感じなので、ちょっと無理して出かけましたが、天気には勝てません。でも素朴な風景の中を走る東北の線路は好きです。
by やまびこ3 (2013-05-26 15:47)