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オーストリア旅行記(その5 ”Bahnorama”に行ってみた) [やまびこ(旅日記)]

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オーストリア旅行記(その5 ”Bahnorama”に行ってみた)
Bahnorama?ん?なに?


6月1日(その4:閑話休題)


ウィーンに戻ってきてもまだ6時。
何しろこの時期9時近くまで明るいので、まだまだホテルに戻るのはもったいない。

というわけでやってきたのは、マイトリンク駅からSバーンで2駅目のHauptbahnhof。
いわばウィーン中央駅の建設現場です。
ここからタクシーでホテルに向かったのは前に書きましたが、その時気になったのが”Bahnorama"のポスター。
"Bahn"+"Panorama"の造語のようなのですが、たしか、展望台のようなものがあった気がしました。


建設中のHauptbahnhofは今のところ、Sバーンのみが停車する形で使われ始めていますが、ウィーンで初めての中央駅となる予定です。

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各地に向かうSバーンが集まってくるHauptbahnhof


さて、目指すBahnoramaは、あれかな?

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掘立小屋のような櫓がそびえています



駅舎を出て櫓に向かってみますと、カフェの一角が入り口というか案内所になっていて、傍らに入場券の自動販売機らしきものがありましたが、販売停止中という札が出ています。
窓口のほうが開いていましたので聞いてみますと、故障中ということ。
どうやら、ウィーン市の再開発事業の展示スペースのようで、2回までの展示は無料、展望台は有料ということで、窓口でチケットを購入。

2階の展示をさらりと見てエレベータで櫓の5階の展望台へ。
金網に囲まれた吹きっさらしの場所で寒い思いをしながら見ます。

波打つようなホームの屋根が並んでいますが、周辺のビルはまだまだ未完のようです。


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直下のホームにやってきた単行気動車
こんなのも入っているんだ


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どこに向かうのか?黄色い機関車にひかれた客車列車


4面8線のホームはほぼ完成しているようです。
来年には西駅から主要列車が移ってくることになっています。


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ウィーン中心部を望む


中心部は高層ビルが規制されているので整然とした市街地が形作られています。


(続きます。)


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コメント 4

あおたけ

これはまた鉄には嬉しい、
俯瞰撮影にもってこいの展望台ですね~。
こうやって工事の進捗状況を一般の方にも
見てもらおうとする姿勢はいいですよね。
それにしても新しいHauptbahnhof、
屋根の構造がアーティスティックでモダンですね~。
さすがウィーン!
by あおたけ (2013-06-19 19:10) 

サットン

中央駅、屋根に拘りを感じますね。なんだか大阪駅と相通じるものを感じます。
常設の展望台もできれば良いですね。
by サットン (2013-06-19 21:18) 

やまびこ3

あおたけさん
ドイツやスイスではこういった公開は必須のものになっているんでしょうね。オーストリアはそこまで厳格ではないかもしれませんが、後日いったGrazでも新線のPRコーナーが設置してありました。
市の中心部にこれだけの土地があったことにも驚きます。
by やまびこ3 (2013-06-19 23:17) 

やまびこ3

サットンさん
屋根のデザインはなかなか楽しいものですね。
大阪駅、雨が吹き込むとの評価でホーム屋根も追加されるようですが、せっかくの大屋根がちょっと残念でした。
Bahnoramaは暫定施設のようですが、さあ、どうでしょうか。
by やまびこ3 (2013-06-19 23:21) 

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