オーストリア旅行記(その9 美術館にて) [やまびこ(旅日記)]
オーストリア旅行記(その9 美術館にて)
6月3日夕方
今日も小雨模様でだるいので、ウィーン市内で美術館にでも行こうよ。
ウィーンならではの美術品といえば、やはりベルベデーレ宮殿にあるクリムトです。
ここなら市の中心部からもほど近く、大きさも手ごろです。
オペラ座からD番のトラムに乗って10分ほど、ベルベデーレ宮殿に出かけます。
もともとはハプスブルグ家の離宮であった建物が改装されて近代を中心とする絵画館になっています。特にグスタフ・クリムトのコレクションは有名。
寡作な画家の絵画を何点か楽しむことができるのです。
緩やかな丘の上にある建物からのウィーン中心部の眺めと庭園の幾何学模様も一見の価値があります。
横手の建物で入場券を購入し、内部に入ります。
荷物は預けなくてはいけないので、クロークに並びますが、クロークは有料なのに対し、私たちにだけ・・・地下に無料のコインロッカーがあるよと言われてしまいました。貧乏旅行者か学生にでも見えたのでしょうか?
まあ、ありがたいので、ご提案に従って、地下のロッカーにデイバッグをキープして、まず、小腹もすいたことですし、カフェに行ってお茶でも飲みます。こみあっていてオーストリア人のご夫婦と相席させていただきましたが、ここで、パートナーが頼んだのがこれ↓
これは、何?
Klimtorteっていうんです。ご想像の通り、Klimt+Torte ってことです。
Klimtの有名な「Kiss」て作品のプリントされたチョコレートが表面に載っています。
もちろん食べられるものですよ。オーストリアのご老人にも大うけで
「You see Klimt, and You eat Klimt also! ガハハッ!」
と喜んでいました。
Bahnoramaといい、オーストリア人はダジャレがお好きのようです。
おなかもそれなりになったところで、2時間ほど絵画の鑑賞。
絵画の写真は撮れないので、1枚だけ3階からの撮影を許可された、庭園とウィーン市内の眺望をご覧くださいませ。
庭園の向こうにウィーン市街が広がります
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この日撮影した電車たちをご紹介
ハンガリー国鉄のタウルス
東欧からの夜行列車を牽いてウィーン西駅に到着したところ
U-4の地下鉄電車
2両ペアになっており、ユニット間は通り抜けできません
路面電車いろいろ
ウィーン市電の接近表示
系統ごとに次の次まで表示されるようになっています。
車いす対応の超低床車がいつ来るか表示されるようにという配慮なんですね。
ベビーカーなどには従来車でも乗客が協力して載せてくれますが、電動車いすはさすがにこれを待ってくださいということか。
オペラ座の前をゆく在来車
芋虫みたいな新型車
ジーメンス傘下のSPGというメーカーのULFというタイプですが、連接部のカバーがごわごわしてそうで・・・
オペラ座前で待機するバーデンバーンの電車
見慣れたやつと塗りわけが違うのでちょっと違和感感じてみました。
まだまだあるけどこの辺で。
(続きます)
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