オーストリア旅行記(その13 グラーツ観光編) [やまびこ(旅日記)]
オーストリア旅行記(その13 グラーツ観光編)
2013.6.6 世界遺産の古都グラーツ旧市街観光
6月6日
久しぶりにゆっくり朝食をいただいてグラーツ市内観光に繰り出します。
グラーツ旧市街は「グラーツ歴史地区」として世界遺産に指定されています。はたしてどのようなものか。
グラーツ駅前の地下に近年整備された市電のターミナルから路面電車に乗って出発進行。
1日乗車券は€4.5と格安です。
グラーツ駅地下のターミナル
グラーツ駅裏の西のほうからやってきた市電の路線は地下に潜って、国鉄線路の下をくぐって
東の旧市街に向かいますが、各系統の集まるグラーツ駅-旧市街間は、本数も多く2,3分おきに新旧合わせた電車がやってきます。
旧型電車の2車体連接+トレーラーの電車と新型の低床7車体連接ぐらいのがほぼ半々といったところでしょうか。
やってきた旧タイプの電車に乗って旧市街へ。すぐに地上に出るとさして広くない道路を走ってゆきます。
停留所4つほど進むとムーア川をわたって旧市街に入りました。すぐに北からの線路と合流したところが、旧市街地の中心地ハウプト広場です。
ハウプト広場にたたずむヨハン大公像
狭い道路に電車がひょいと顔を出す
自転車の直前横断にも慌てません
ヨーロッパらしい広場の風景です。
目抜き通りのヘレン通りを少し進んだところにあるインフォメーションで地図をもらって、観光に備えます。
最初に高台にあるシュロスベルクという城塞に行ってみるのがよさそう。
路面電車でシュロスベルクへのケーブルカーの最寄り駅に行って、ケーブルカーに向かいます。このケーブルカーも1日乗車券で乗車可能。どこかの国の、〇〇山戦争とは違って、利用者への配慮十分です。
近代的なケーブルカーに乗って
下の街並みが見えてきました
小中学生の遠足?のコースにもなっているらしく、大勢の子供たちが集まってきています。
展望台からは街並みが一望できました。
NEXのパノラマ機能を使って遊んでみました
頂上から少しずつ下っていきますが、ムーア川を渡る路面電車がばっちり見える場所に出てしまいました。
橋の上をゆく連接電車
ここで小一時間粘って旧型電車が来るのを待っていたりしたのですが、それはさておいて・・・
さらに下ってゆきますと。
グラーツのシンボルの時計塔
小学生が建物の中から出てきたので、見学できるのかと思ったら、修学旅行生への特別公開だったようです。さらに下って、トンネルを抜けると先ほどの電車通りに出ました。(こちらからは実はエレベータで上ることもできたようです。)
少し早いですが、ここで簡単なランチとします。
ヨーロッパにきてようやくテラスでビールを飲むことができました。
オーストリアのビールもうまいです
シュタイヤー風の料理
手前の3つのポットがシュタイヤ風タパスといって、内臓の煮込みみたいなの。奥のがシュタイヤ―風スープ。牛テールのスープで、これに小麦で作ったプディングを入れて食べるところまで、韓国のコムタンそっくりです。どちらも味は悪くなかったです。
このお店からは、通りをゆく路面電車を眺めることができます。
今度は、町の中心部に戻って、ドーム(教会)とマウソレウムという皇帝のフェルディナント2世の霊廟です。
手前が霊廟の塔、奥がドームです
ドームの中、意外にさっぱりしています
こちらはマウソレウムの中
皇帝夫婦の棺があります
午後は郊外にあるエッゲンベルグ城に行ってみます。
ハウプト広場から市電1本で行ける便利なところにありました。
広大な庭園の中にあるエッゲンベルグ城
四角の塔が特徴的なエッゲンベルグ城
ハプスブルグ時代の貴族の館です
エッゲンベルグ城はなんと大阪城と姉妹提携しているとかで大阪城のパンフレットがたくさん置いてありました。意外なところで豊臣秀吉が出てきた。
お姉さんに英語の説明を受ける
大広間では金曜日の夕方、キャンドルパーティが開かれるそうです。
すべてのシャンデリアにKろうそくをセットするのだそうです
静かな庭園も美しい。ゆったり散歩することができました。
夕刻、食事に出た夜の街
(続きます)
このガラス張りのケーブルカーは、スゴいデザインですね!
外の雄大な景色と相まって、まさに動く展望台って感じですね〜(^^)
ちなみにグラーツという街の名前を聞くと、
私はどうしても、以前にサッカー日本代表監督を務められた
オシム監督を思い浮かべてしまいます。
あの方の出身はボスニアですが、日本へ来るまでは
このオーストリアのグラーツにあるチームの監督だったんです。
弱小チームを優勝させた事で、
今でもグラーツでは英雄扱いなのだとか。
スミマセン、あまりやまびこさんには
興味の無いお話でしたね。。。(^^;)
by あおたけ (2013-07-25 17:57)
あおたけさん
このガラス張りなら後ろのほうからでも下界がよく見えます。
子供でも足もとまで見えるというのはいいですね。
オシム監督の経歴は知りませんでした。こじんまりしていますが、なかなか楽しい街でした。
by やまびこ3 (2013-07-25 20:46)
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
by 株の投資 (2014-08-22 09:25)