秩父鉄道1000系6両運転撮影記 [はつかり(鉄系)]
秩父鉄道1000系6両運転撮影記(2013.8.31)
国電101系電車の生き残りが走っている秩父鉄道。
夏休み期間中、来年には引退が予定されているこの101系電車を3両×2編成を連結して走る団体臨時列車が2回運行されました。ソネブロ仲間のあおたけさんが詳しくレポートされていますが、この記事に触発されて2回目の運転日に沿線まで行ってみました。
青春18きっぷの残りを使って向かったのは八高線の寄居駅。
ここで秩父鉄道の乗換、隣の波久礼駅(はぐれ)に向かいます。
ここから金尾山に上る元気はないので、樋口方面に向かって歩いてみます。
最初は北向きに線路に沿って国道があります。
荒川沿いのがけに沿ってカーブしている区間などもアウト側に架線柱がならんでいてよさそうなのですが、何しろ並行する国道140号線の通行量が多く絶対かぶってしまいます。
(このあたりでもカメラを向けている人がいたのですが)
そこでさらに先に向かいます。カーブを曲がり切って西向きのほぼ直線になりますと、側面にはきれいに日が当たりそう。このあたりでも線路に沿った場所でカメラを構えている人がいるのですが、あんなに正面がちにとったのでは、せっかくの混色編成がわかりにくいんじゃないかな。
というわけで、地図で目星をつけてきた国道のオーバーパスに向かいます。
ちょうどこの手前で、線路が左にカーブして軟性に向きを変えるのでそのカーブをイン側から撮ればと思っておったのです。混んでいるのではないかと思ってきましたが、同業者は3人だけ。
正面には日が当たりませんが、うまい具合に側面に日が当たってくれそうです。
画角と構図を考えているうちに、件の1000系電車がやって来てしまいました。
スカイブルーの1000系を先頭に来ました
左側の家と電柱がうるさいので、それを避けて縦構図にしてみました。
でっかい文字の「臨時」幕が懐かしく感じられます。
よし、まずまず、異色混成編成をとらえることができました。
今日は午後から行きたいところ(東海道です)があるので、返しは取らずに戻ることにしていましたので、納得できてよかったよかった。
C58のパレオエクスプレスまで粘って、戻ることにしました。
少し先の踏切に移動し、この周辺で貨物列車を撮ります。
デキ100牽引の鉱石列車
空車を戻す貨物
さて、時間が来ましたので、SLに備えて
元東急の7000系電車
大増殖中です
ちょうど地元のお父さんがやっていらっしゃいましたので、お話を伺うと昔より民家が増えてしまったけど金尾山からの俯瞰はやはり素晴らしいとのこと。これは機会を作って行ってみないといけませんねぇ。
ややあって、寄居方面からボ~っと汽笛が聞こえてきました。
C58 パレオエクスプレス
この日は「あの花」ヘッドマーク付きで運転されていました
下田、小諸に続く、ローカルアニメの関連車両ですね
秩父を舞台にした「あの日見た花の名前を僕らはまだ知らない。」の映画化記念ヘッドマークだったのですね。
お父さんに波久礼まで送ってもらって、東海道に移動しました。
波久礼駅、ローカールムード満点です
旅客列車が貨物列車を追い越すダイヤも設定されています。
キバナコスモスの咲く構内で、待機する貨物列車
情報をいただいたあおたけさん、地元のお父さんに感謝します。
暑いなかでの秩父鉄道撮影、お疲れさまでした。
この波久礼のオーバークロスは、
私も、もし金尾山の眺望が利かなかったら、
ここへ行こうと考えていたところでした(^^)。
金尾山登山はやまびこさんの脚力ならば、
全然余裕だと思われますよ〜(笑)。
涼しくなったら、ぜひ一度訪れてみてください(^^)
by あおたけ (2013-09-04 19:34)
あおたけさん
昭和のローカル線ムードの残る秩父鉄道。
電車が近代化されても魅力が衰えることはないようです。
私の好きな貨物列車もたくさん走っているので楽しめす。
金尾山、紅葉の頃にも行ってみたいですね。
by やまびこ3 (2013-09-07 04:40)