雪の北陸・富山の鉄道瞥見の記(その1) [はつかり(鉄系)]
雪の北陸・富山の鉄道瞥見の記(その1)
2014.2.1 早月川いろいろ
1月31日終業後、急いで東京駅に向かいます。
乗ったのがこれ↑
スキーシーズンの金曜日のこととてE4系16両編成がいっぱいの混雑です。
越後湯沢で乗り換えたのがこれ↓
東京(1932)-[Maxとき]-(2054)越後湯沢
越後湯沢(2130)-[はくたか26号]-(2310)魚津
はくたか号、この前2時間開いているんですよね。東京から北陸方面に行くにはちょうどいい時間なのにちょっと不便。
ま、それは置いておいて北陸路、なんとも雪が少ない。
平野部は全然ありません、こんなもんかな。2月1日
魚津駅前のビジネスホテルで一夜を過ごして、翌朝、まずは富山地鉄を何本か。
魚津市、滑川市の境を流れる早月川橋梁に行ってみようと思います。
富山地鉄新魚津駅から最寄りの西魚津駅に向かいます。
新魚津駅はJR魚津駅の裏側。駅裏への地下通路の途中の階段を上るといきなり駅窓口にたどり着きました。
西魚津までの乗車券200円を買ったつもりが子供用の200円を買ってしまいました。
れれれ!
しまった。
駅員氏に一旦払い戻ししてもらって買い直ししてホームにすぐ出ますと、さっそく富山方面の電車がやってきました。
富山地鉄に乗ってGo
次が電鉄魚津、その次が西魚津
電鉄魚津付近はJRと並行して昔から高架化されていた区間です。
そこを快調に飛ばす、飛ばす・・・・・・
って、飛ばし過ぎ・・・・
西魚津に止まらないじゃないですか!!!
じぇじぇじぇっ!
なんと特急電車に乗ってしまってましたっ!
なんという無計画さ。全然時刻表見ていなかったのです。
おまけに魚津市内では結構止まる特急も次に止まるのは6駅も先の中滑川。
ちょうど中滑川で普通列車と行き違うダイヤになっていて、特急が到着すると入れ違いに発車してしまいました。普通電車が20分おきに走っている時間帯だったのが不幸中の幸い。すぐに折り返すことにしましたが、この中滑川駅、JAか何かのビルと一体になっているのですが、ひどい荒れ様。駅ビルに入っていたテナントは既にすべて撤退し、半地下になった駅コンコースもコンクリート打ちっぱなしで、寂しい限り。土日は無人化されて自動券売機すらない構内は寒々としていました。
新魚津(830)-[UN2]-(841)中滑川
中滑川(902)-[113]-(910)越中中村
今度は早月川の西側の越中中村で下車してみます。
な~んにもありません
さっそく、上流の早月大橋へ。
歩道は国道の上流側にしかないのですが、比較的側道が広く、交通量も少ないので下流側でカメラを構えさせていただきます。もちろん三脚はご法度でしょう。
ようやく写真を撮ることができた14760形
元京阪の10300系、ダブルデッカー付き
時刻表も全然調べていないのにラッキーです
このポイントはJR北陸本線も撮影することができます。
大目玉の475系3両編成
「はくたか」6両編成だとちょうどいい長さです
そろそろ、西魚津方面に移動しようとしたところに貨物列車がやってきました。
EF510がけん引する4076列車
さて、次に向かったのは西魚津駅周辺。
富山地鉄の西魚津-早月川の間は築堤上を走る北陸本線に富山地方鉄道が絡みつくように交差する面白い線形です。
ここで「北越」でやってくる485系電車を狙います。魚津市内の高架線を駆け下りてきた北陸本線はカーブしながら早月川の堤防に向かって、今度は築堤を上ってゆきます。
T15編成「北越2号」快走
地平の富山地鉄を行く10300系(地鉄色です)
富山に向かう14760系電車
この電車、好ましいスタイルで大好きなんです
西魚津駅に到着しました。
思い出したのですが、7年ほど前に水族館めぐりの旅で、この駅を利用したことがありました。
お~、懐かしや・・・とはいうものの全然覚えていません。
西魚津駅、無人駅ですが
これは風流なファサード看板
改札口も懐かしい
すり減った階段も
構内踏切も
懐かしいものがいっぱいそろっていました。
そこに現れたアルプスエクスプレス16010系
元西武のレッドアロー5000系
いい電車がいっぱい走っています。
なぜかこの時間に魚津市内を走る区間電車が西魚津折り返しで設定されいます。
これに乗って、いったん魚津に戻って富山方面に移動しましょう。
西魚津は北陸本線に隣接しているために、この古風な駅から高速で走り抜けるJR線を眺めることができます。
本線を行く413系電車
そして
「北越3号」は人気の国鉄色T18編成です
10030系電車で魚津へ
西魚津(1134)-[223]-(1138)新魚津
新魚津(1210)-[546M]-(1234)富山
この電車475系電車でした。
(続く)
秩父市民だった頃、越後湯沢には良くスキーに行きました。
レッドアロー号、懐かしいなあ(遠い目)
by johncomeback (2014-02-06 22:31)
こんばんは。
富山地方鉄道には歴史を感じる施設が残っていてじっくり訪ね歩くと楽しそうですね。
はくたかが2時間あいて不便←同感です。東京発19:00頃の新幹線に接続するはくたかがもう1本欲しいです。湯沢での長い待ち時間、凍えなかったでしょうか?夜はかなり寒いですよね。
by TakiHaru (2014-02-06 23:31)
富山県内を走る特急電車も来春には見られなくなるんでしょうね。
地鉄は次々に観光列車を投入していますが、いま一つアピールが下手なようで。乗車された方の記事を読むと何れもガラガラばかりです。新幹線開業時にはダイヤも抜本的に改めて欲しいところです。
by サットン (2014-02-07 10:42)
johncomebackさん
地方私鉄に移った大手私鉄の車両というと東急のステンレスカーか京王電鉄の中型車が多いのですが、レッドアロー号の西武5000系は富山だけです。機会があれば乗ってみてはいかがでしょうか。
by やまびこ3 (2014-02-08 21:08)
Takiharuさん
富山地鉄、このほかにも由緒ある駅舎がいくつか残っているようですね。機会があれば、木造駅舎めぐりしてみたい。
「はくたか」はこの時間、臨時のみの運転のようですが、東京で仕事上ガリ後、[ちょうどいい時間があいているのは合点がいきませんね。
by やまびこ3 (2014-02-08 21:17)
サットンさん
富山地鉄、新幹線開業時は黒部で宇奈月方面に直接接続できるようになるのですが、観光列車はどのようになるのか興味深いところです。
たしかに、富山地鉄は、長野や富士急と比べると地味な印象がありますね。
by やまびこ3 (2014-02-08 21:32)
北陸地方を訪れていたのですね〜。
北陸新幹線の延伸開業が迫ってきて、
475系や「はくたか」、「北越」など、
記録したい列車がたくさんありますよね。
駅間が長い北陸本線は徒歩鉄にとってキツいですが、
地鉄などをウマく使うと、
いろいろなところが効率よく回れそうですね(^^)
早月大橋、私も行ってみたいと思います。
by あおたけ (2014-02-10 18:08)
あおたけさん
北陸もあと1年ですから、通いたくなるうえに、魅力的な私鉄、路面電車も元気ですから季節ごとに行きたくなります。
早月大橋は天気が良ければ富山湾も眺められる絶好のポイントです。
by やまびこ3 (2014-02-10 22:33)