行くぜ東北!(2017冬編) [やまびこ(旅日記)]
行くぜ東北!(2017冬編)
2017.1.27 常磐線復活区間乗車の旅
冬の大人の休日倶楽部旅。
今回は、昨年12月に一部区間が復活した常磐線を訪問としました。
北へ向かうときの定番となった茅ヶ崎からの早朝列車。こいつで、品川に向かいます。
茅ヶ崎(546)-[3620E]-(632)品川
品川からは「ひたち1号」でいわきに向かいます
おはようございます!
品川(644)-[ひたち1号]-(632)いわき
品川-東京間で特急電車から見る東海道新幹線は新鮮でした。
「ひたち」といえば、スワローサービス。
緑ランプは発売済み
オレンジは発売済み区間に近づいている
赤ランプは発売されていない席
頭上にランプが追加されました
一応全車指定席ながら、席指定を受けないで乗車した場合に乗車可能な席の目安が表示されるようになっています。ヨーロッパで主流となっている原則自由席、必要な人だけ指定可能というシステムに近づいたものです。
どうせなら空いている方を緑ランプにしたほうがわかりやすいのですが、JR東日本の首都圏の普通列車グリーン車ですでに着席時緑ランプを採用してしまったため、それに合わせたのでしょうね。
ドイツなどでは液晶で発売済み区間を各席に表示するシステムが使われていますが、そこまではしないことにしたのですね。(もっともドイツのシステムは締め切り時間がかなり早いようですが)
常磐線に入り、筑波山を望みながら水戸に。
高萩には運用を離脱した415系1500番台が留置されていました
太平洋を望みながらいわきに到着。
竜田行きに乗り換えです
いわきで駅弁でもと思いましたが、4分の乗り換え時間では探しに行けず・・・この時間では売ってない可能性が高いですが・・・
いわき(922)-[671M]-(954)竜田
末続を過ぎると海が近づいてきます。
常磐線では数少ない海辺を走る区間です
広野につきますと
「汽車」の碑
この碑によりますと「~トンネルの闇を通って広野原」の広野原は一般的な「広い野原」ということではなく、”福島県広野の原っぱ”なのだそうですが、ほんとかなア。
竜田駅近くには広いエリアで住宅建設が行われていました
竜田駅トウチャコ
ここで、代行バスに乗り換えます。
はま通り交通の観光バスでした
竜田(1005)-[代行バス]-(1120)原ノ町
竜田-原ノ町間の代行バスは1日わずか2往復のみですが、乗り換え時間はわずか10分と良すぎますわ。運転手と添乗員(ガイドさん)と20人ほどの乗客を乗せて出発。
国道6号線を北上してゆきます。
常磐線の竜田から先、富岡までの区間も道床の入れ替えが終わっているようで、再開も遠くないのかもしれません。
しばらくすると、「帰還困難区域に入りますので窓を開けないように」という案内がありました。
このあたり、土地勘があまりなく申し訳ないことです。
荒れ果てた土地を進みますが、6号線の交通量はダンプやトラックだけでなく一般の車両の含めて結構多いようです。
福島原発につながっていた高圧電線の鉄塔が見えてきました。
この先に福島第1原発があるのですね
双葉町に入って帰還困難区域を抜けますと少しホッとします。
常磐線の双葉-小高間あたりも道床が新しくなっていました。
運転区間の南端の小高駅で下車するつもりだったのですが、小高-原ノ町間の列車は1時間半後になってしまいますので、このバスの終点原ノ町まで行って戻ることにしましょう。
原ノ町駅前トウチャコ
原ノ町に来たのは何年ぶりかな
もう10年も前に455系電車のお別れ乗車に来た時以来でした。懐かしいですねえ。
両側に駅名の入った駅名票はいいですねえ
701系に乗って出かけます。
原ノ町(1148)-[128M] -(1158)小高
701系2両編成ですが、車掌さんが乗っていました
整備の終わった水田の中を通ってわずか2駅で小高駅に到着します。
小高駅トウチャコ
小ざっぱりした駅舎です
中線を生かして仮ホームを作っています。
30分ほど時間があるので町中を散策します。もちろん、食べ物屋など開いているわけはなく、郵便局まで往復しましょう。
立派な蔵が地震に耐えて残っていますが
一方では
商品が倒れたままになっている家具やさん
新築の家もぽつりぽつりと建ち始めていますが、復興はまだら模様・・・というより始まったばかりでしょうか。
駅に戻って、仙台に向かいます。
小高(1230)-[129M] -(1240)原ノ町
原ノ町(1259)-[247M] -(1418)仙台
原ノ町からE721系4両編成に乗りまして、仙台に向かいます。さらりと乗客が乗って、思ったよりにぎわっています。相馬を過ぎて、どんどん乗客が乗りこんできます。仙台との結びつきが強いのですね。
相馬以北、昨年12月10日に再開なったばかりの区間に入ります。新地駅手前から、線路が大きく内陸に付け替えられた新線区間に入ります。ほとんどが高架になっています。
真新しい高架線を行きます
少し高い高架線を行くので、遠くにず~っと海が見えてくれています。海岸付近では防潮堤を作る工事が引き続き行われています。
用水路をまたぐ橋も真新しい
浜吉田で旧線路に合流。常磐線の新線を完乗し、国鉄~JR全線完乗タイトルを再び奪取したことになります。(民鉄はまだです。)
渡りを過ぎれば、徳富のポスターの舞台阿武隈川鉄橋を渡って、岩沼に入ります。
岩沼貨物を牽いてきたEH500 3号機が出迎えてくれました。
仙貨のヌシ、EH500
仙台駅にトウチャコ
仙台からは新幹線に乗りましょう。
仙台(1439)-[やまびこ51号]-(1554)盛岡
E2系に乗る機会も少なくなりました
盛岡駅到着
わけあって、今日は盛岡に泊まりました。
定番の居酒屋めぐり
ごっついうまい刺身でした
かき豆腐という美味なるものを
限定のあさ開き純米吟醸「超水神」というのが目に入ったので飲んでみますが、激辛~。
<続きます>
帰還困難地域をバスで通過するんですね~
しかしこんなことになってるのに、まだ原発にこだわる政府に?(意見には個人差があります)。
by Cedar (2017-02-02 07:42)
先日私も特急ひたちを、いわき市湯本駅で、撮影しましたがぁ・・・。いわき市までは、スパリゾートハワイアンズの送迎バスで行きました。次回は特急で日帰りコースにしようかなぁ。でも、それより先に、「竜田駅-原ノ町駅」へ!6年目は、土曜日・・・どうしたもんじゃろう?その日は譲る方がいいのでしょうか?コースは、真似させていただきます。
by hanamura (2017-02-02 19:59)
私の地元「高萩」にお立ち寄りいただいたようで^^;
竜田から先はバスなんですね。
いつの日かまた仙台まで常磐線を利用し旅をしたいです。
by まさ (2017-02-02 20:38)
私がこれまでにいただいたあさ開はみなおいしいお酒でしたが、超水神なるお酒にはまだ出会ったことがありませんでした。
次に岩手県へ出かけた際には、その激辛ぶりをぜひ試してみたいいところです。
by skekhtehuacso (2017-02-02 22:10)
Cedarさん
私は全面的に原発反対ではありませんが、、、、
関東住民としてはもっと福島に関心を持たなくてはいけないと思っています。
by やまびこ3 (2017-02-04 07:43)
hanamuraさん
平坦な常磐線にも景色のいいところがたくさんありますね。いつか仙台との間の特急が走り始めたら撮影しに行きたいもんです。あと北茨城のアンコウも。
by やまびこ3 (2017-02-04 07:46)
まささん
コメントありがとうございます。
新幹線開通前、仙台に住んでいたころには常磐線で何回も往復しました。よく眠れる路線でした。
仙台までの特急列車、早く再開できないかなあ。
by やまびこ3 (2017-02-04 07:48)
skekhtehuacso さん
「超水神」は一般販売していなくて、飲食店だけに出しているのかもしれませんね。久しぶりに辛口の酒をいただきました。
by やまびこ3 (2017-02-04 07:50)