晩秋の日本海(2) [やまびこ(旅日記)]
晩秋の日本海(2)
11月11日
この日は『EL日本海庄内号』の復路が運転されます。
晴れていれば、庄内平野の鳥海山バックも見たかったのですが、朝方は雲が多く、かろうじて霞の向こうに見えているレベルです。
というわけで日本海バックのポイントに行ってみようと思います。
向かったのは五十川-あつみ温泉間の海岸沿い。この区間はあまり有名なポイントはありませんが、日本海に沿った海岸に好撮影地が点在しています。
五十川からあつみ温泉までゆっくり歩いて行こうと思います。
キハ40の822Dに乗って五十川で下車。旧線路あとを使ったトンネルを抜けると羽越本線は一瞬海岸沿いに入ります。
キハ110の823Dを迎えました
すぐに線路は山側に入りまして山からは滝が流れ出して小さな祠が・・・
ここでキハ40を捕まえたら絵になるかもな。でも今日の目標は『EL日本海庄内号』ですからなカギ編成をとらえなくてはいけません。さらに南に向かいます。
鈴という集落に来ました。
この山側にも好ましいポイントがあるのですが、北光列車向き。
ぶらぶらしているうちに時間が無くなり、さらに南の塩俵岩付近まで来ました。暮坪というところで、ここから山に入った暮坪の棚田があり、その入り口付近に撮影ポイントがあります。
線路を超えるところで貨物列車が飛び込んできました
もう少し高台に登ったところから
「いなほ6号」が上ってゆく
このあたり、かっては塩の産地だったようで、今でも観光用の塩を作っている店があります。
そして、海岸の柱状節理には”塩俵岩”の名がついています。
こりゃあ、塩俵だな
続いて、立岩と名付けられた大岩と神社
これが、今日の撮影ポイントのワンポイントになります。
そこに、下りの「いなほ1号」が差し掛かりました。海沿いの国道から暮坪の漁港越しに高台の線路を望みます。
こういうカットも撮れるポイント
さて、本命撮影地はこの山側になります。漁港の南側の小高い山に上ってゆきます。山の中の畑の上まで登ります。
この景色です
次がもう『EL日本海庄内号』になってしまいます。
薄曇りから晴れ間が出てきました。
ローズピンクのEF81が海の青さに映えます
続いて、「きらきらうえつ」
もう一段上のから日が当たる場面を眺められました。
キハ40 4両編成の825D
この場所でしばらく撮影してゆくことにしました。
ハマナス色の「いなほ」が下りました
藍色の「いなほ」が上りました
銀ガマが貨物列車3098レをひいてきました
キハ40を記録しておきましょう
どうも天気が安定しません。マンダ~ラ大量生産してしまいました。
最後に「いなほ」を記録しておきます
というわけで、これにて今回の撮影は終了。
下山してあつみ温泉まで歩いて帰りました。
「いなほ10号」に乗って新潟へ。
この列車は新在対面乗り換えホームではなかったのですが、乗り換えた新幹線のホームで取材できました。
到着した新幹線は両側のドアを開けてくれます
新潟で下車する人は、こちらに、「いなほ」に乗り換える人は向こうのホームに下車してくださいという仕掛け。
「とき」もMaxがずいぶん少なくなりました。この後このホームの両側の4列車すべてE2系のようです。時の流れですねえ。
<お終い>
いろんな車両を、いろんな構図で楽しませていただきました。
私は再就職後、遠出がなかなか出来なくて、ちょっと寂しいこの頃です。
by hanamura (2018-11-27 22:25)
拙ブログへのコメントありがとうございます。
道の駅で売られていた「土偶」はレプリカだと思いますが、
3万円は高いですよね。三内丸山遺跡で買った「土偶」の
レプリカは脆くて崩壊しました(^▽^;)
by johncomeback (2018-11-29 21:42)
トップの晩秋の日本海(2)のお写真、いいですね...
しばし見ていました...
by ken2 (2018-11-29 22:53)
hanamuraさん
このところ遠征が続いています。日本海をめぐる鉄道旅、楽しいもんです。キハ40、いつまでも走ってほしいな。
by やまびこ3 (2018-12-04 22:32)
johncomebackさん
コメント、ありがとうございます。遮光器土偶、最近上野(国立博物館)にきていたので気になってしまいまいました。
by やまびこ3 (2018-12-04 22:34)
Ken2さん
海岸沿いの瓦屋根の漁村ていうのも好きな題材です。
関東では瓦屋根はよほどのことがない限り作らないのですが、日本海岸や西日本では今でもたくさんの瓦屋根が作られていて、いい感じです。
by やまびこ3 (2018-12-04 22:37)