急行「津軽」走る [はつかり(鉄系)]
急行「津軽」走る
7月、秋田支社は再び急行「津軽」を走らせました。
春の湯沢-弘前間に変わって、今回は青森までの運転となりましたので、シーンのバリエーションが広がりました。さらに2日間で2往復のうち、下り一本は秋田-青森間で夜行運転されるという新パターンで、乗車する方にとっては12系夜行列車の旅を味わえるというものとなりました。
というわけで・・・・・7月27日
前回と同じ白沢-陣場間のお立ち台にやってきました。前回はマイナス一段から撮影したのに対し、今度は3階の上段から撮影しようと思います。
定番ポイントに登りました。本当は北側の尾根からの林から撮る角度が好きだったのですが、ずいぶん樹木が伸びたし、夏は葉っぱも伸びて無理でした。なので上段の定番の一番上で、セッティング。
EF510牽引の貨物列車が通過
「つがる1号」E751系電車4両のミニ特急です
どうも、広さが感じられないので縦構図にしてみましょう。
「津軽」がやってきました。
ED75が牽引する「津軽」
客車定期列車時代最後のころのと同じ(類似の?)りんごのヘッドマークを掲げてきました。5月の運転時に使われたのとは違うデザインですね。
この場所では4両目までしか入りませんが、かっては10両以上の長い編成(旧型寝台車と併結していた時代もありました。)だったのが懐かしいです。
返しの便は、前回走らなかった弘前-青森間の大釈迦峠に行ってみます。選んだ場所は、鶴ヶ坂駅南側の神社前。
本当は峠に近い県道孫内線陸橋手前の信号スペースから正面でねらうのがいいのですが、たどり着くのが大変なので、今回は神社で納得。
キハ40が上ってゆきます
五能線運用の気動車を津軽線に送り込む運用が昼前後に弘前-青森間に運転されています。
「つがる4号」
そして、ED75のホイッスルが聞こえました。
ED75 767が12系6両をひいてきました
機関車を入れて7両ですが少しばかりくれる様子がわかります
7月28日
明けて、28日。前夜秋田を出た「津軽83号」が各地で時間調整しながら下ってきます。
青森到着は6時過ぎ。明け方の景色を撮影すべく、津軽新庄まで出かけました。ノコノコノコ・・・
現地に行ってみると、以前好きだった県道こ線橋ポイントは、木が伸びて撮影不可。
その先の直線に向かいます。
予想通り、数十人の同業者がカメラを手入れしています。
この場所はさすがにこの時間(5:40)でもサイドが陰ってしまうのですが、薄曇りでこりゃあ幸いと思っていたところ、列車通過直前・・・一気に日が出てしまいました。ありゃりゃ!
美しい水田を見ながら
国鉄時代の臨時急行列車の風情です。
青森駅に取って返しますと、まだ入れ替え作業が行われていました。
DE10が客車を車両基地に引き上げようとしています
待機するナナゴーくん
ここまであさまし前の一仕事。ホテルに戻って朝食後、最後の撮影に向かいます。
岩木山が見えたら場所を考えようと思っていたのですが、残念ながら山には雲がかかっています。
それなら浪岡の水田で撮影しましょう。
途中、鶴ヶ坂のこ線橋で2,3本撮ってゆきます。
キハ40の送り込み列車
弘前貨物はスカスカでした
それでは浪岡に向かいましょう。
浪岡駅南側の直線。百人以上の同業者が集まりました。
こんなに天気がいいのに岩木山頂見えません
下り「つがる3号」快走中
最後の上り「津軽」を待ちます。
正調、12系臨時急行「津軽」
夏の暑い日の思い出です
今回の撮影行はこれでお終いとします。
<お終い>
こんばんは
ED75と青い客車、懐かしいですね~
しかし数十人の鉄ちゃんとは・・・
大変お疲れ様でした
夏らしい、これぞ東北の夏
といった風景の数々
堪能させていただきました
by gardenwalker (2019-08-06 23:09)
gardenwalkerさん
コメントありがとうございます。2日目は夏らしい天気で、東北の暑い夏を走る臨時急行の姿をばっちり再現できたのではないかと思います。
ここまで暑いと水不足が心配になりました。
by やまびこ3 (2019-08-12 17:43)