ことでんに行って、古電を見る! [はつかり(鉄系)]
ことでんに行って、古電を見る!
9月14日からの三連休、琴電に出撃いたしました。
琴電に在籍する4両の旧型電車、この春、順次退役の方針が出され、気になっておりました。さらに、毎月、高松築港-琴電琴平間で行われていた旧型電車の運転会も、10月以降は仏生山-琴平間にに短縮されてしまうというので、ぜひにも出かけてみましょう。
9月14日
横浜駅から「サンライズ瀬戸」に乗って出かけましょう
今夏、あちこちに出かけておりますので、節約のため、ゴロンとシートとしております。
2階はこんな設備ですが横浜ではまだ空席が多数ありました
ベッドではありませんが、比較的固めのカーペットで、1人づつの窓、読書灯、個別空調のノズルがついていて、毛布も1枚付いてますので、まずは快適。
出発進行です。発車してしまえば気にならず、熱海、静岡での乗車があったような気はしますが、真夜中豊橋で起きた以外は、ほぼ爆睡。
9月15日
早くも岡山到着
まだ6時半ですが、ホームの売店で駅弁を売っているのは優秀。「サンライズ出雲」で終点までとなるとまだ3時間以上かかりますから駅弁を入手したいところ。ホームでの販売箇所は、「サンライズ瀬戸」側の4号車付近となってますが、「出雲」は7分停車するとはいえ、連結順は「出雲」を前にした方がいいのにな。「出雲」と「瀬戸」は上りと下りで連結順を変えて、2日ごとに整備母港の出雲市に戻しているのですが、上りの場合、気候も厳しく単線の多い、「出雲」を後ろにせざるを得ないのでしょうかね。
岡山を出発、児島あたりで海の景色が見え始め、間もなく瀬戸大橋に入ります。
快晴の美しい備讃瀬戸を行きます
50分ほどで早くも高松に到着。この日は琴平までの延長運転日で、高松で30分以上の停車後、スイッチバックして琴平に向かいますが、ほとんどのお客さんは高松で降りてしまった模様。
高松到着
285系とマリンライナーの並びが見られました
まずは腹ごしらえ、ネット情報で駅近くの讃岐うどん店「味庄」を見つけて行ってみます。
南側の高速バスターミナルの先に行ってみるとすぐわかりました。以外に空いているなあと思ったら、私のあとにぞろぞろと人が続いて大行列ができてしまいました。
かけうどん(大)とマイタケ天ぷら
評判通りうまいうどんで満腹です。
さて、琴電のレトロ電車運行が高松築港に入るのはこの日が最後になるので、できれば高松市内で撮影したいところ、目を付けたのは、高松築港を出てお濠に沿って走る区間、できれば、復元された高松城 艮櫓と絡めたいところ。
そこに向かいます。
高松駅前のJR ホテルクレメント高松のタワーを背景に走る1200形、元京急の700形ですね
この先が高松市内で一番有名な撮影ポイント。さすがに早くも10人近い同業者が集まっていますが、何とかまだ隙間に入れてもらうことができました。しかし、まだ2時間以上あるのにこの暑い中ご苦労さんです。
この区間、琴平線と長尾線が乗り入れていますので、この時間は20分に4回の撮影チャンスがありますので、練習しましょう。
元京急1000形の1080形、塗装は800形ダルマの復元ですが違和感ありますなあ
1200形が築港に向かいます
京急700形はおでこが広くて何となく締まらない顔です
今度は元京急1000形のオリジナル塗装復元車両が下ってきました。
こっちのほうがずっとしまった顔に見えます
ようやく、レトロ電車が回送されてくる時間になりました。
手前の線路を走ることになるので、快走は最後尾の顔を狙うことにしました。
これまでは通常は2両での運転だったと記憶しているのですが、廃車の発表された7月以降は、乗客増を考慮してか3両編成に増強されています。
この日は築港側から300号-23号-500号の編成になりました。
いずれも大正末期から昭和初めの製造の古参で近代化産業遺産になっているのですが、これらを廃車にしてしまうとはなんともひどい決定です。
レトロ電車がやってきました。
500号と艮櫓
真四角な顔してます
折り返し、レトロ電車の営業運転になります。
お堀端を走るレトロ電車3両
いい天気になりました
さて、午後の運転まで、仏生山に行ってちょっと用を足したいと思います。高松築港に戻る途中、レアな元京王5000形、現1100形が走ってきました。
このスタイルと色はGoodですね
高松築港から琴平行きに乗って・・・・
やってきたのは、仏生山駅
ここには車両基地があって、現役車両たちが休んでいます。そこにもう1両のレトロ電車120号もいるはず・・・。駅舎横の展示スペースを兼ねたいつもの場所にいたんですが、何やら動きがあります。
最初トップの写真の場所にいたのですが、何やら運転手が乗り込んで・・・
車両基地の方に走ってゆきました
転線して戻ってきました・・・
あれれ、
1100形(元京王)に連結されましたよ!
窓とドアを全開にして空冷中
なんでもこれから某団体のメンバー以外オフリミットの撮影会が行われるらしいです。
京王5000系が3編成並ぶと壮観です
お~、こんな今年に来たのではなかった。
目的地は、仏生山駅から東に5分ほど歩いたところにあるここです↓
仏生山温泉?
ちゃんとした温泉で地元の旅館が、新設の温泉浴場を整備したようです。以外にもかなりモダンな日帰り温泉でした。朝からの汗をじっくり流すことができました。
ランチは仏生山駅横のカレースタンドでいただきます
続いてやってきたのは・・・
一宮駅
一宮駅と次の円座駅の間にある香東川の橋梁が撮影ポイントなります。10分ほどで右岸につきますとすでに10人近い同業者が堤防や河原の砂利でスタンバイしています。
こちら側からですと川の水がまるでなくて、枯れ川を渡るみたいで今一つなので、下流側の堤の部分でコンクリートブロックを飛び歩いて対岸に渡ります。こちらは水草がぼうぼうでかなり撮影場所が限られるのですが、2人の先客がいる川岸にたどり着くことができました。
ここで1カット
水の流れは少ないけどいい感じです
このあと30分近く列車が来ないのでのんびりしていたら・・・一宮方からゴワ~んという音が・・・サブのカメラが何とか間に合いました。
1100形が120号をぶら下げて走ってきました
さっきの団体が貸し切りで走らせたのですね!ちゃんと聞いておけばよかった。
で、今度はレトロ電車編成が西から走ってきます。
レトロ電車3両編成
真ん中の23号の赤いのがかわいらしくアクセントになっていますね
青い空の下走る古典電車たち
これをつぶしてしまおうなんてもったいないですね~。
円座駅に行って築港まで戻り、本州に戻ります。
<続きます>
饂飩とか、カレーとか、食べたいし!でも、カロリー・オーバーだし!
私が西日本豪雨で果たせなかったコース? 青空が羨ましいです。
by hanamura (2019-09-24 22:54)
琴電のレトロ電車、懐かしいです。お城の前を走る姿、京急の赤い車両にはびっくり。こんな所で第二の人生なんですね。元京王車両、色が違ってるので気づきませんでした。最後の各車両が違う3両編成が走る鉄橋での写真、小さいのは模型のようで、かわいいです!
by TaekoLovesParis (2019-09-28 09:16)
hanamuraさん
さぬきうどん、さすがにうまいです。意外なところにあったカレースタンドも面白かった。青空の下走るレトロ電車は絵になります。
by やまびこ3 (2019-09-28 17:11)
TaekoLovesParisさん
コメントありがとうございます。京王や東急の電車は地方鉄道によく移籍しているのですが、京急のは珍しいですよね。ゲージが違うので台車は変えていますが、京急ファンとしてはうれしいです。京王の5000形はさすがにかっこいいです。
by やまびこ3 (2019-09-28 17:15)
うーむ、やはり正しい写真の連続で目がつぶれそうです。こちらのヘタレぶりはすでにご存知の通りです。
by Cedar (2019-09-30 22:17)