キハ47・快速「国鉄色羽越」・「国鉄急行色羽越」撮影記 [はつかり(鉄系)]
キハ47・快速「国鉄色羽越」・「国鉄急行色羽越」撮影記
3月のダイヤ改正で新潟地区から国鉄型の気動車キハ40系が引退します。新潟地区ではいろいろな塗装を施しているのですが、キハ40系の中に国鉄標準色のタラコの2両と国鉄急行色の2両が存在しておりまして、この4両が間もなく引退の12月、各地の遠征がありました。この中で興味深かった快速「国鉄色羽越」・「国鉄急行色羽越」の撮影に向かいました。
ちょうどえきねっとのトクだ値早割り時期でしたので、前夜新潟経由鶴岡まで入りました。
東京(1852)-[とき341号]-(2105)新潟
新潟(2113)-[いなほ13号]-(2320)鶴岡
新潟駅では同一ホームの対面乗り換えが利用できました。待っていたのは、ハマナス色のE653系。
10月から、ヘッドマークが「いなほ号50周年記念」のスペシャルバージョンになっています。
鶴岡方先頭車は鳥海山にポップないなほ
12月15日(土)
今回は羽越本線の山形寄りの区間での撮影を計画してきましたが、残念ながらこの日は雨。
やまんかなあ。
駅前ホテルで朝食後、撮影地に向かいます。今回は府屋-鼠ヶ関間の新潟-山形間の県境付近に行ってみたいと思います。
鶴岡(740)-[822D]-(841)鼠ヶ関
県境の方面に向かうローカル需要はないのか、これが普通列車では始発です。
822Dは4両のキハ40系の豪華編成です。
新潟色のキハ40たち
せっかくの4両編成ですが、これに乗って南下しますので撮影できませんが、あとで戻ってくるところをとらえます。
灯台のオブジェが出迎える鼠ヶ関駅
鼠ヶ関駅で下車すると雨は一応上がっていました。
山形・新潟県境を越えて新潟県内に入ったところまで進みますが、県境は鼠ヶ関町内の集落の中にあるというローカルでは珍しい県境になっています。
町中に県界票があります
ぴょん!ですね
向かい側には記念スタンプまでありましたが、状態が悪く押せる状態ではありませんでした。残念!
山側側の庄内交通が、県境を越えて伊呉野までバスを走らせています。ルイルイ、蛭子のバス旅に出てきましたね。
集落を抜けて、先に進みますと国道沿いにお地蔵さんが並んでいます。
中浜集落の先に整備された棚田から羽越本線を見下ろすことができる場所があります。ここに行ってみますと、災害復旧なのか、斜面を改修する工事が行われていました。
作業員の方にご挨拶して水田上の斜面に登ってみます。
日本海と羽越本線を見下ろす高台にたどり着きました。海の向こうには日本海の孤島、粟島が浮かんでいます。
普通列車が上ってゆきました
今度は・・・
先ほどの4両編成が折り返して北上してゆきます
雨が降りそうな天気が続きますが、「国鉄色羽越」・「国鉄急行色羽越」の時間が来ましたよ。
やった~\(^ ^)/キハ47国鉄色・急行色が撮れました~
このあと、急速に天候が悪化してきてしまいます。
「海里」が来ました!
この場所で「いなほ」とEF510も記録しておきましょう。
大自然の中を行く列車の姿もいいですが、こういう肩を寄せ合って住まう民家のある景色も素敵です。
さて、午後は、勝木駅付近の岬から撮影しましょう。
府屋から勝木に向かいます
かねて、ロケハンしていた岬の先に向かいましたが、雨上がりにはかなり危険な斜面になってます。
「いなほ」で試し撮り!
この日の最後は、快速「国鉄色羽越」・「国鉄急行色羽越」の復路です。
間もなく引退する、新潟のキハ40系気動車の姿を記録して、この日の撮影をおえました。
<鶴岡泊>
冬の日本海、海岸線に白波、さらに岩に波が当たり、どんよりとした空、そんな中で元気なのは列車、タラコ色が景色に映えるんですね。県境がある府屋-鼠ヶ関間、きいたことがない地名だったので、地図で探しました。
by TaekoLovesParis (2020-01-21 10:44)
笹川流れに続くこの付近の車窓は大好きです。集落の民家が本当に肩寄せ合ってという表現がぴったりで。国鉄再建のあおりで工事途中で放棄されたトンネルがあったりして。
バス旅、青森ー新潟編でしたね。台風が接近する中海沿いの国道を歩いて。結局蛭子さんがパチンコ屋に寄り道したことが仇となって失敗に終わってしまいました。
by サットン (2020-01-21 17:02)
TaekoLovesParisさん
こんにちは。笹川流れから山形県にかけての海岸は、小さな集落が点在していて、昭和の時代の懐かしい景色が続いています。
列車で旅する時はぜひ下り列車に乗られるように。部分伏線になっている上りはトンネルが多いので。
by やまびこ3 (2020-01-21 22:29)
サットンさん
蛭子さんの出演するバス旅、終わってしまい残念ですね。私的にはZもなかなか面白いと思っているのです。
今度、バス旅vs鉄たびの第2弾がありますね。関東では29日の放送です。
by やまびこ3 (2020-01-21 22:31)
こんばんは
これは、いかにも冬の日本海といった風景ですね
私はずいぶん前に勝木のキャンプ場のあたり
国道と羽越線のクロスするあたりで撮影したことがありましたが
あの岬から俯瞰できるんですね
素晴らしいです
by gardenwalker (2020-01-24 22:05)
拙ブログへのコメントありがとうございます。
拙ブログをどうするか未定ですが、暫く休止しようと
思っています。
by johncomeback (2020-01-26 22:21)
gardenwalkerさん
おはようございます。勝木の岬は、岬への遊歩道の途中からも俯瞰できます。さらに先に進んだ岬の展望台からは線路が見えないので、あまり褒められないのですが、さらに先に進んだところの斜面から線路の側面を俯瞰できるところがあります。この冬、寒さもあまり感じられないのですが、雪積もっているかなあ。
by やまびこ3 (2020-01-28 07:43)
johncomebackさん
そうですか。少し休まれてソネブロにこだわらず考えられるのもよいかと思います。
by やまびこ3 (2020-01-28 07:44)