四国のリアス海岸を行く気動車たち撮影記：やまびこ日記：SSブログ

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キハ47・快速「国鉄色羽越」・「国鉄急行..｜伊予灘を行く気動車撮影記ブログトップ

四国のリアス海岸を行く気動車たち撮影記　[はつかり（鉄系）] [編集]

四国のリアス海岸を行く気動車たち撮影記

2019年の年末、昨年から天皇誕生日が映ってしまってましたが、てっきり連休になるものと思っていて、計画を入れてしまいました。

12月20日
休暇を取ってしまい、四国に向かいます。向かった先は・・・

とんがり屋根の松山駅に着きました

昼過ぎの特急に乗って西へ・・・

内子線を抜けてさらに西へ・・・

2000系気動車わずか3両の「宇和海」

実は3両でも長い方でした。

松山(1015)－[宇和海9号]－(1114)卯之町

「宇和海」は半車指定席があるのが面白い。仕切りはなくてシートの枕の表示で分けています。JR東日本では考えられないですが、ず～っと昔の東北本線の急行「まつしま」なんかでも一部のみ指定席というのがありました。

卯之町駅到着

卯之町は古い街並みの重要伝統的建造物群保存地区が有名な街歩きのできるところなのですが、それは後回し。町はずれのスポーツショップでレンタサイクルを貸してくれるそうなので、そこに向かいます。

ロードバイクを借りだしました

ここはスポーツ車専門に貸してくれます

これに乗って旧道の法華津峠に行こうという算段です・・・・・が、どう間違えたか、国道56号線のトンネルを抜けてしまいました。こちらだとほとんど上りはありません。
こちらの方が撮影できる構図は多彩なようなので、ま、いっか～とこちらでしばらく撮影してみます。

「宇和海11号」はアンパンマントレイン

続いてやってきた普通列車はキハ54の単行

この区間の普通列車はキハ54かキハ32の単行で運行されています

海側に下る農道を少し進むと斜面に沿って走る線路を同じ高さで眺められます。

段々のミカン畑を行く普通列車

先ほどのアンパンマン列車が宇和島で折り返してきました

ここで、一段上の旧道の峠の碑まで行ってみようと思います。一段上といっても200ｍも標高が違うので結構大変。すこし宇和島寄りに下って、脇道の急坂を乗ってゆきますが、沢沿いは2018年の水害のためかえぐれた部分があちこちにあり、斜面を作り直している工事が行われています。崖から下を見ると吸い込まれそうです。

さて、旧道の走る高さまで登ってきました。
下の谷を渡る予讃線（JR四国は本線という呼称を廃止したので）が見えるところを見つけまして、列車を待ちます。

法華津湾を背景に「宇和海」が上りました

この先、峠に向かって上り路を進んだのですが、途中道路工事はやっているし、振り返ると「この先通行禁止」という看板があったり、よくわからないけどなかなか付けそうもないので、法華津峠行はあきらめて戻ることにしました。

西に日が傾きました

先ほどの国道トンネル出口に戻りまして、美しい夕方の風景を記録しましょう。

まだ紅葉の残る斜面を2000系がカーブしていきます

雲の動きが早く目まぐるしく日当たりが変わります。

ぼんやり日が当たる時間帯、普通列車がやってきました。

もうすぐ陽が沈みます。
この区間にはJRの貨物列車は走っていないのですが、ミカン畑の中をゆく貨物列車・・・

ミカン狩りの作業は日が沈むまで続きます

斜面に最後の日が当たります。

西日に輝くキハ54

最後のシーンです。

ほのぼのとした日没間際の太陽が「宇和海」を照らします

暗くなる前に卯之町市街地に戻りました。
卯之町の街並みを少しだけ歩いてみました。

しっとりした街並みをめぐる

重要文化財の開明学校

明治15年に開校した洋風建築の学校で、松本の開智学校と姉妹学校になっているそうです。そういえば去年行った開智学校にこの建物の写真が展示してありました。あれがここだったんですね。

これにて今日の活動はお終い。

卯之町(1731)－[宇和海24号]－(1855)松山

夕食は「鯛丼」なるものをいただきました。