べるもんた [はつかり(鉄系)]
べるもんた
JR西日本観光列車乗車の記
3月22日
まだ雨晴海岸を撮り足りなかったので、早朝から活動。再度雨晴海岸に向かいました。
今回は雨晴と越中国分の中間にある岩崎鼻付近から撮りたいと思いまして
氷見(530)-[520D]-(542)越中国分
岩崎鼻のトンネルを抜けると越中国分の無人駅に着きます。
向こうに海が見えます
岩崎鼻の灯台を回り込むと岩崎ノ鼻展望台。ここからは立山連峰がきれいに見えるそうです。
が、線路が見下ろせる雨晴海岸側は電柱が邪魔。日本中、こんな景色ばかりです。
やむなく下の道路をたどって雨晴海岸までの中間地点まで来ると、崖下の氷見線がうまい具合に見えます。まずは少し先の国道沿いの展望台から1カット。
夜明け直後の岩崎鼻のトンネルを抜けてくる
後ろには伏木港が見えています
キハ40系が海岸をやってきました
さらに先ほどの展望台下の道路に戻るとS字カーブをたどってくる氷見線の列車が見えました。
昨日、今日とタラコ塗色のキハ40, 47ばかりです。ラッピング気動車には一度もお目にかかりませんでした。
この先雨晴海岸に降りてゆく道路で上下列車を記録。
べるもんたの停止票が見えました。
ちょうどやってきた路線バスに乗って、ホテルまで戻り、朝食はしっかりいただきました。この途中で雨がドシャドシャと振ってきてしまいました。
温泉ビジネスホテル、チェックアウトはありがたいことに12時でしたので、へやでごろごろ雨宿り、ちょうど12時前に上がってくれました。
本当は午前中の”べるもんた”を雨晴海岸で撮りたかったけど、この大雨ではどうにもなりません。
昼近く、雨が上がったところで、チェックアウトして氷見駅に。荷物を預けて昨日果たせなかった氷見の寿司屋を探します。が、昼から営業しているところがなかなかなくて・・・ようやく見つけた「やない」さんでおまかせでいただきました。
おまかせでいただいた13貫
順次出てきたので、うまく写真になっておりませんが、食べ応え十分、夕べも来ればよかったよ。
おいしくいただいて、氷見駅に。今日はJR西日本の観光列車「べるもんた」(=「ベル・モンターニュ・エ・メール」)に乗車して、高山に戻る予定です。「べるもんた」は、快速扱いの臨時列車なので、指定券を購入すればそれだけで乗車でき、追加の料理はネットでの事前購入と一部は当日注文でいただけます。
まだ少し時間があるので、氷見駅に出入りする列車を記録します。
氷見駅を出るキハ47
氷見市内を流れる仏生寺川を渡るキハたち
15時前、べるもんたの午後の便が橋を渡ってきます。
シックな装いの「べるもんた」
急ぎ、氷見駅に戻りますと
腕木式信号機の下で休む「べるもんた」
信号機は氷見駅で使われていたものを鉄道ファンが購入して保管していたものを氷見市に寄付されて駅横に展示したのだそうです。
さあ、乗り込みましょう。
さて、”べるもんた”ですが、この時期なのに満席の盛況。やまびこの席はキハ40ならではの片側だけボックスシートの山側の席でした。隣にもおばさんがいたものだから極狭スペースになってしまいました。
そしてここでも、ぷち富山湾寿司を事前注文。2100円で5貫+お茶。
この列車も端っこの調理場で握ってくれるのです。
愛想のよい板さんが握ってました
しろえび、ホタルイカ、ひらめ、ぶり、まとうだい
さっき食べたばかりですが、寿司ならいくらでも食べられます。
料理はまあこんなもんかというところですが、海側のカウンター席と比べると居住性の悪さは否めません。また、山側のロングシート部分も発売しているらしく座ってらっしゃるのですが、
ここはテーブルもないしねえ。どうやって料理食べるんだろう。
ともあれ、15時過ぎ、氷見駅を発車します。
すぐに雨晴海岸の景勝地に入ります。
雨晴駅に到着
先ほど写真を撮った海岸で一時停車して海を眺めます。停車位置に「べるもんた」の停車位置表示版が建てられていました。
女岩の前で一時停車
氷見(1515)-[べるもんた4号]-(1548)高岡
わずか30分ほどで「べるもんた4号」は終点高岡に到着。なぜかこの4号だけが新高岡に行かないのです。
富山方面への乗り継ぎは悪く、高岡で30分待ち、また富山で30分待ちで新幹線接続となります。
これなら、雨晴で30分ぐらい止めて下車させてくれればいいのにねえ。
それに満員となると車内の狭さは否めません。
こんなに人気があるのなら2両に増やしてほしいくらいです。この点、前に乗った「一万三千尺」とはだいぶ違います。値段もこちらは乗車券+指定券(520円)で青春18きっぷでも乗れてしまうんですが、場合によってはもう少し厳しくしてもいいかな。
ダイヤも、土曜日は城端線、日曜日は氷見線と固定されているのは、ちょっと乗りにくい面もあり
工夫が必要ではないでしょうか。
車庫に入るため引き込まれてきたところを1枚
ナイスガイです!とはいえ、最後までおいしくいただけた富山湾の魚たちに感謝して新幹線に乗ったことでした。
高岡(1620)-[451M]-(1639)富山(1707)-[かがやき512号]-(1920)東京
(帰路の新幹線も当然満席)
<お終い>
寿司三昧ですね、JR北も楽しい列車が増えてくれるといいのですが・・・。でも、まずは「普通に出かけられる様にならないと!!」ですね。
by suzuran6 (2020-04-17 19:27)
suzran6さん
JR北はかなり大変ですね。いっそJR東日本と合併した方が良いのですが、株主がうんといわないかな。小樽当たりの路線で寿司列車なんていいと思うのですが。
by やまびこ3 (2020-04-18 08:21)