懐かしの海外鉄道旅行2.7(ヨーロッパ海外鉄道旅行7) [おおぞら(海外鉄)]
懐かしの海外鉄道旅行2.7
('87 ヨーロッパ鉄道旅行7・ベルナーオーバーランド三山の展望台へ)
6日目(その2)
ヨーロッパ最高所の駅も訪問したし、ちょこっとだけハイキングも楽しんだので、下界に戻ります。帰路は、WABの西回りルート、ラウターブルンネン経由で戻ることにしたいと思います。
アイガーから北に延びる尾根の西側の斜面をうねうねしながら下ってゆきます。
WABの電車で再び
メンヒとアイガーの岸壁に別れを告げて・・・
リュチーネ谷への坂道をオメガループを描いて下ってゆきます。
先行する電車がちらりと見えます
ヴェンゲンという集落のシャレーの点在する中を下ってゆきます。
頂上に西日が当たり始めました
行違う電車もかわいらしい
谷底のラウターブルンネンに到着しました。U字谷のどん底の町です。
西側の山は直角の台地になっていて、巨大な滝が流れ落ちています。
ラウター滝です
ケーブルカーがこの滝の上に通じていて、そこから台地の上を走るラウターブルンネン・ミューレン鉄道BMLが通じています。ここからの三山の眺めも素晴らしく、いつか行ってみたいところ。
ラウターブルンネンでBOBに乗り換え、インターラーケンオストに向かいます。まだ日が高いので、もう1か所の展望台。シーニゲプラッテに寄ってみようと思います。
インターラーケンオストの1駅手前、ヴィルダースヴィルにやってくると、不思議な車両が待機していました。
ヴィルダースヴィル駅構内に待機する機関車
線路が3線になっていますが、これはどういうことでしょう。
ヴィルダースヴィルからアルプスの展望台シーニゲプラッテまで結んでいる登山電車シーニゲプラッテ鉄道は、800mゲージの超狭軌の珍しい軌間を採用していて、ヴィルダースヴィル駅構内の一部は3線軌になっているのです。(BOBは1000㎜ゲージ)
その機関車は・・・
うぇ~!ゲテモノ!
この機関車が麓側について、2,3両の小さな客車を押し上げてゆきます。
先頭の客車は制御客車になっています
しばらくBOBに並行して走ってきましたが、BOBから離れるとすぐ、ものすごい急坂を登りだします。SPBは標高差1380mを一気に登るためほぼ全線にリッゲンバッハ式のラックレールを装備しています。
トゥーン湖の谷間がちらりと見えました
頂上に着きました。
ちょっとした台地になっています
頂上付近は標高2000mほどの台地上になっていて、ハイキングコースが四通八達しています。
雲は多めでしたが、ベルナーオーバーラント三山の姿が見えます。
美しいメンヒの姿
すぐ下を走るSPBの姿がよく見えまました。
吸い込まれそうな谷を見下ろしながら
西側の尾根を上るSPB
すごい眺めですね。
頂上直下のS字カーブを上ってきました
ぐいぐい押し上げてゆきます
1時間ほど滞在して、降りることにしましたが、三山の眺めといいかわいらしい登山汽車といい、大変気になりました。ここは現在もあまり変わっていないようなので、お勧めできる場所です。
ヴィルダースヴィルまで降りてきたら・・・
なんと蒸気機関車が運転されていました
しまった~。これが上の上るところを撮りたかったものだ。と思ったところで後の祭り。今ならインターネットで運転日を調べられそうですが。
<インターラーケン泊>
大井川鐡道井川線は6月13日再開で検討しています。
by hanamura (2020-06-02 05:57)
ラウター滝すばらしいですね!雲間から姿を見せるメンヒ、4000m級の山の雄姿。やまびこ3さんは、登山はなさらないのですよね。私はもちろんダメで眺めてるだけです。
標高差1380mを一気に登るとは、すごい迫力の機関車でしょうね。写真でも角度が半端じゃないとわかります。
by TaekoLovesParis (2020-06-02 18:31)
hanamuraさん
トーマスも13日からですかね?sottinihitogaatumaってる間に井川線に行くってのもいいかもしれません。
by やまびこ3 (2020-06-04 18:52)
TaekoLovesParisさん
私、若いころは夏だけですけど山行ってました。ヨーロッパは岩山は無理ですが、スイスならお手軽トレッキングコースがいくらでもありますから、いいかもです。シーニゲプラッテはあまり有名ではありませんが、かなり景色も楽しめると思います。
by やまびこ3 (2020-06-04 18:56)