2020年夏の津軽路、夏空の五能線を行く [はつかり(鉄系)]
2020年夏の津軽路、夏空の五能線を行く(2日目)
2日目です。
初日は、悪天候でテンションダダ下がり、誤字書き間違いをオンパレードしてしまいました。
というわけで2日目、何とか天気も回復、このまま夕方まで持ってくれるといいのですが・・・
鯵ヶ沢から始発の上り列車に乗り、風合瀬までやってきました。
風合瀬「かそせ」とはなんとも風雅な地名です。このあたり穏やかな海岸で、いかにも風の出会う瀬という名前が似合いそうですが、本来は冬の季節風のぶつかり合う厳しい自然から着いた名前に違いありません。
今日はここから秘境駅の驫木「とどろき」まで徒歩鉄してみようと思います。
まずは、風合瀬の北側で穏やかな夏の瀬を行くキハを記録します。
青い海に青い空
風合瀬駅の北側に鳥居崎という小さな岬があって、五能線はかなり高い位置で切通しで抜けています。今はかなり埋め立てられて国道沿いには風合瀬の漁港や道の駅があるのですが、この岬の小山に登ると坂を下る五能線が眺められそう。
というわけで岬の下まで行って上を眺めますと、携帯電話のアンテナの横にガードレールらしきものが見えますよ。あそこならいけそうと大回りして上ってみますと・・・絶景です!
岬を越えて下ってゆくキハ40
あまりにも美しい日本海です。
風合瀬駅に戻ってきました。
国鉄色が秋田色を挟んだ気動車3両編成
たおやかな海岸を走ってゆきます
さあ、今度は驫木駅に向けてハイキングです。風合瀬-驫木間の小さな岬に向かってゆきます。このあたり五能線は海岸沿いの砂丘を走ってゆきます。
海岸の草深いところを抜けてゆく中に、ハマナスの花がきれいです。花をぼかすか?列車をぼかすか?
「リゾートしらかみ」青池編成
「リゾートしらかみ」橅編成
小さな海浜植物の花が咲く砂丘にて
タラコ編成のキハ40が上ってきます
トマトみたいな赤い実はハマナスの身です。
岬を越えるとテトラポットに守られた海岸になります
驫木まではもうすぐです。
秘境駅として有名な無人駅です。
ここまで来ましたが、おなかがすきました。
深浦までの路線バスがちょうどいい時間にありますので、駅前からこれに乗って深浦のマックスバリュでランチ。ついでに前日行った深浦ジャンダルムに寄ってみます。
今日こそいい天気です。
ここで国鉄色を撮りたかったところですね
上下列車を撮影して、再びバスで驫木へ。ここで夕刻まで待機する計画です。
まずは海岸側からの珍しい構図で1枚。
「リゾートしらかみ」橅編成が戻ってきました
「リゾートしらかみ」青池編成が北上します
日が傾いてきました
そこに、くまげら編成がやってきました
陽が沈むころ、クルマやバイクで人が集まってきます。
この日の最後の陽のかけらが木造の駅舎を突き抜けてきます
最後の明るさが鎮まるころ
2830Dがやってきました
日没には数分間に合いませんでした
今のダイヤだと8月初めぐらいがチャンスなのですね。
なかなかそうはいきませんがねえ。
1時間待って、下り最終列車に乗ります。
<五所川原泊>
こんな風に、夕日まで一日過ごしてみたい!!
とは思っても、落ち着きの無い自分(ズブン)です。
by hanamura (2020-09-15 09:30)
五能線の旅、憧れます(*´▽`*)
by まさ (2020-09-16 19:44)
hanamuraさん
天気のいい日に夕暮れまで座っているのは最高ですが、今年の夏は暑すぎました。無茶苦茶日に焼けました。
by やまびこ3 (2020-09-17 21:13)
まささん
五能線もコロナ禍でずいぶんひどいことになっているようです。
早く元に戻らないですかねえ。
by やまびこ3 (2020-09-17 21:14)