穀倉地帯を行くDE10(その1) [はつかり(鉄系)]
穀倉地帯を行くDE10(その1)
大崎平野を行く国鉄型機関車
コロナ禍にも地道に物資を運び続けたJR貨物の貨物列車。
ローカル線を走る貨物列車は本当に少なくなってしまったのですが、その中でも平日6往復も貨物列車が設定されている宮城野石巻線。石巻の製紙工場からの製品出荷のため、多くの列車が設定されています。東日本震災の時には廃棄物輸送にも活躍しました。
非電化路線ですのでディーゼル機関車が運用されているわけですが、最近まで国鉄型のDE10型の独壇場でした。この石巻線にも新型の電気式ディーゼル機関車(ディーゼルで発電した電気でモーターを動かす)が投入されるようになり、この3月からは3運用のうちの2運用が新型DD200に置き換えられてしまいました。
さて9月中旬、2運用のDD200のうちの1運用がしばらくの間、DE10による運用に変更されました。この代走を記録すべく、宮城まで行ってまいりました。
さて、仙台まで前進し一泊しあくる9月11日(金)
が~ん、寝坊した~。朝の列車で小牛田に行く予定だったのですが~。
しょうがないのでグダグダと時間を過ごして、小牛田に着いたのは11時過ぎ、前谷地の俯瞰に行ってみようと思ってましたが、時間が・・・
前谷地駅からタクシーで涌谷-前谷地間の小山に入るということになってしまいました。
で、山に入って墓地の裏の撮影ポイントを探します。まずやってきたのは、北側の崖上ポイント。間もなく、所定DE10の貨物1655列車がやってきました。石巻線の貨物を担当している仙台総合鉄道部所属のDE10にはJR貨物色の車両と国鉄色のままの車両が混在しているのですが、ラッキーなことにこの日、DE10で運転された2運用とも国鉄色のDE10が担当していました。
米どころの大崎平野(仙北平野)を突き抜けて、江合川の支流の出来川の堤防に駆け上ってきました。
鉄橋を渡ったところをもう1カット。
牽引機は3001号車
除雪用の機関車を改造したものですね
続いて山の東側の斜面に移りまして道路からの俯瞰です。
新鋭DD200がコンテナを満載した1650列車を牽いてきました
ジャガイモ畑です。
<続きます>
広々として気持ちの良いところです。
黄色になった田んぼを見ると、心豊かな気分になります。
by ナツパパ (2020-10-11 10:57)
先日訪れた長野は、半分くらい刈取りが終わっていました。
こんなに鮮やかな黄金色!という見え方ではなかったです。
by hanamura (2020-10-12 15:47)
ナツパパさん
新潟と並ぶ米どころ宮城の大崎平野。平らな水田と小さな丘の並ぶ景色は日本の原風景の一つかもしれません。
by やまびこ3 (2020-10-12 21:23)
これは9月半ばの景色ですが、9月末にも訪問しました。その時は半分ほど借り入れが終わってところどころ干している景色も残っていましたよ。
by やまびこ3 (2020-10-12 21:25)