懐かしの海外鉄道旅(中欧編 第1弾 91年(6)) [おおぞら(海外鉄)]
懐かしの海外鉄道旅(中欧編 第1弾 91年(6))
新生ドイツの首都となったベルリンへ
ハンブルクへ。
ハンブルクに寄ったのは、当時必要だった帰国便のリコンファームをKALの支店でするため。旧東側からハンブルクかフランクフルトへ電話するのがちょっと不安だったので、ハンブルク経由でベルリンに行くことになったわけです。アメリカ出張などでもリコンファームが必要な時代でしたが、とっても面倒くさかったですね。
ハンブルクから超快適なICでベルリンへ。まだHBF(中央駅)なんて、なかった時代で、ベルリンの代表駅はBelrin Zoo駅。ベルリン動物園駅ですからせいぜい地下鉄の駅みたいな名前ですね。宿を決めてさっそく市内観光へ。
Zoo駅前にあるのが・・・
戦争遺跡として保存されているカイザー・ヴィルヘルム記念教会
この地域は西ベルリンですから、意識的に保存された戦争遺跡の教会です。
続いて・・・
戦勝記念塔
デンマークとの戦争勝利を記念してプロイセン王国が作った
そして、
ブランデンブルク門
すでにこのあたりのベルリンの壁はすっかり取り壊されて足元すっきりです。この門は東側の地域にあったので、今見ている西側からは手前に壁があったはずのところ。
広場で壁の破片を売ってました
ブランデンブルク門をくぐって東側地域に入りました。
博物館島と呼ばれる地域に入りました。
ベルリン大聖堂
さらにペルガモン博物館を鑑賞
バビロニアの「イシュタール門」
ペルガモンの大祭壇
そっくり持ってきてしまったわけです。
後年、トルコの現地にも行きましたが、可能なかぎり現地で保存されるのが好ましいでしょう。
東ベルリンのテレビ塔
中国・上海にもそっくりなのがありますね
とりあえず、高いところには登らねば・・・
足元をSバーンが行きかっています
美しくカーブするSバーン
Sバーンのアップ写真も撮っておけばよかった・・・・
翌日、ベルリン南郊のポツダムに観光。
Sバーンで30分ぐらいかな。
ポツダムに着いたら何はともあれ、ツェツィリエンホフ宮殿へ。ポツダムにも市電が走っていました。
ツェツィリエンホフ宮殿
ホーエンツォレルン家の宮殿ですが、第2次大戦末期に戦後処理をめぐって、連合国の会談が行われたことで有名。
ここで、トルーマン、チャーチル、スターリンが一堂に会したわけです
ツェツィリエンホフ宮殿も世界遺産に指定されています
もう一つ、世界遺産になっているサンスーシ宮殿へ。
プロイセン王フリードリヒ2世の夏の離宮
特徴的なロココ様式の宮殿で印象深い。
夏の休日を過ごすには素敵なポツダムで1日を過ごしました。
ベルリンに戻り、夜行列車でフランクフルトに向かいます。このころベルリンのターミナル駅はあちこちに分散配置されており、この列車は東ベルリンのリヒテンベルク駅始発でした。リヒテンベルク駅は韓国の若者で大賑わい。東西統一を先に成し遂げたドイツ、ベルリンに興味を持つのは当然か!
<続きます>
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