初夏の宮城・穀倉地帯を走る貨物列車(2) [はつかり(鉄系)]
初夏の宮城・穀倉地帯を走る貨物列車(2)
1週間後、水も落ち着いたころを見計らって石巻線へ。
今回は石巻側から入って見ます。
小牛田からの貨物列車は、石巻で折り返して仙石線に入り、1駅進んだ陸前山下で南に分岐し石巻港の貨物駅に至ります。この区間を走る列車をキャッチしてみようと陸前山下駅で下車。
住宅街を走る感じの石巻港支線の沿線を探ってみます。
住宅街の踏切で待ち構えますと
新鋭DD200の牽引する貨物列車が入ってきました
DD200のヘッドライトって、カンテラみたいでいまいちだよな、といつも思ってしまいます。
続いて、いつもの前谷地駅へ。
途中の田んぼも美しく水が張られ、大体田植えも終わったころ。このくらいの時期が一番水が澄む。
キハ110が走ります
俯瞰ポイントにやってまいりました。逆光になってしまいますが、水面に映る気動車の姿を楽しみましょう。
単行気動車は気仙沼線乗り入れ車
2両編成は女川方面
お目当てのDE10の貨物列車が下ってきました。
このあたりでも田んぼに機関車の姿が映りますが・・・
鉄橋を渡るところ、後ろの船形連峰が美しい
小川を渡って、トンネルに入ってゆきます
コンテナが少ないのが残念でしたが、大満足の景色となりました。
午後は残念ながら風が出てきて水鏡はお預け状態。前谷地駅付近に戻りまして
女川に向かうキハ110
これは、前谷地駅で別れて柳津に向かう気仙沼線の列車
前谷地駅の東側の水を張った田んぼでDD200を待ちます。
背後の大きな木はこのあたりのランドマークですね
この後、チャリンコで涌谷寄りの田んぼに行ってみます。
広い田んぼでは田植えがあちこちで行われていました。
もう1本のDD200牽引列車をキャッチ
名撮影ポイントのカーブに来た辺りででようやく風が収まってきました。
手前の花と水鏡を入れるのが難しい
DE10が戻ってきました
風と日当たりと背景との戦いです
最後は再び俯瞰ポイントに向かいます。
堤防の花をめでながら
DE10、今日の2往復目
果然がやんだ田んぼが白く光ります
<続きます>
全国で見られたDE10も急速に数を減らしているようですね。
幼い頃を過ごした片町線にC11の代替で投入されたDE10の
真っ赤な車体を見て幼いながら片町線にも近代化の波が押し寄せて
来たと感じたものでした。
by サットン (2021-08-18 19:19)
盛岡に住んでいた時に山田線にDE10重連の貨物列車が走っていました。
今考えると1回ぐらい記録しておけばよかった。迫力満点でした。
by やまびこ3 (2021-08-19 20:48)