懐かしの海外鉄道旅(中欧編 第2弾 92年(1) ) [はつかり(鉄系)]
懐かしの海外鉄道旅(中欧編 第2弾 92年(1) )
92年夏
前年のハンガリー・チェコスロバキア訪問につづいて、チェコスロバキア(スロバキア地区)からポーランドに抜けるルートの旅をしました。この時の写真ネガが行方不明になってしまい、ひと夏かけて探し出しました。かなり変色が進んでおりますものをスキャンして四苦八苦して復元を行っています。
ネタ切れ状態の中、記録を記入してゆきたいと思います。
6月末
成田からモスクワ経由ウィーン行きのNH556便でウィーンへ。
オーストリア航空OSとのコードシェア便でOSのA310で運行されていました。A310はエアバスA300の短同型、かつグラスコックピットの草分けの機体でエアバスの機体で初めて大陸、大洋横断を可能としたものです。
余談になりますが、この飛行機に、俳優の故加藤剛さんと秋吉久美子さんが乗っておられました。
杉原千畝の物語の映画「命のビザ」のロケはスロバキアあたりで行われたのです。(反町のTVドラマじゃなくて加藤剛さんの映画の方)
なんと秋吉久美子さんのマネージャか付き人がやまびこの席(もちろんエコノミークラス)の前列に座っており、ビジネスクラスから出てきた秋吉さんを至近距離で拝しました。
飛行機はモスクワでいったん着陸。シェレメチボ空港では当時、女子トイレ開かずの扉の都市伝説がありまして、わがパートナーもこれにひっかかってしまいました。
「開けて~!」の絶叫に女子トイレに突入して救出しましたよ。
ウィーンに着きました!
セント・シュテファン寺院が迎えてくれます
ウィーン名物のロカールバーンがリンク(環状道路)に顔を出します
ウィーンについてホテルに入ったのち、ドナウ川の船着き場に出かけました。
翌朝、ドナウ川を下る水中翼船で、のちにスロバキアの首都となるブラチスラバに向かう作戦です。
川沿いの船着き場の窓口で伺うと
窓)「明日はダウンストリームしか空いてないけどいいかい?」
や)「それは好都合!ダウンストリーム2人ください」
ローカル列車でもブラチスラバに行けるけれど、変化があった方がいいですね。
ウィーンのドナウ川桟橋から出発~
ブラチスラバに到着
ゆったり船のたびと行きたいところですが、高速船ジェットフォイルはわずか1時間でブラチスラバ
に到着。かなり大きな町で、ここでは古いカールトンホテルというところに泊まりました。
戦前からそのままあるようなホテルで、べらぼうに広い部屋に通されます。
ホテルカールトン
今はリノベーションされてラディソン系列のホテルになっている由
街中を観光し、ブラチスラバ城にいくと、なんと昨日同乗していた秋吉久美子さんご一行が現れました。観光していたのかな。
旧市街を散策しますが、残念ながらほとんど覚えていません。
ランチは川サカナ・・・鱒のフライかな
旧市街入り口のミハエル門の塔
塔の上に登れます。
屋根の向こうにブラティスラバ城が見えます
ブラチスラバ城にも上って見ましょう。
丘に登りますと・・・
聖マルティン教会をはじめとする旧市街の街並みが美しい
ドナウ川にかかる高速道路
あまり旧東欧らしくない景色ですが、ウィーンに着陸する飛行機はこの真上を通っていて、昨日この橋が見えてました。この道路の下、川沿いを路面電車が走っていました。
チェコスロバキアといえば、タトラカーの本拠地ですから
旧市街地にもたくさんの路線があります
コルゲート版を巻いたタトラカー
T6型の連結車
旧市街地からお城を見上げる
6系統は単車
ミハエル門を背景に走るT6型
ドナウ川沿いを走るタトラカー
パンタグラフの大きさに驚きます
スロバキア国立劇場前を行くタトラカー
<続きます>
タトラカーもまだ走ってるうちに、お目にかかりたい(乗りたい)お電車のひとつなんです。いつになったらいけるんでしょう・・・
by Cedar (2021-10-07 07:12)
路面電車のパンタグラフが本当にデカいですね。
これがドナウ川ですか!
あたしゃ近鉄名古屋駅で特急が発車するときにかかる「ドナウ川のさざなみ」しか知りませんでした。
by skekhtehuacso (2021-10-07 21:21)
Cedarさん
まだまだいっぱい走っていると思っておったのですが、東欧でも奥地に行かないといなくなったかもしれないですね~。まだしばらくは残っていると思いますが。
by やまびこ3 (2021-10-12 22:25)
skekhtehuacso さん
タトラカーはスマートで射光も低いみたいなので、パンタが一層でっかく見えます。低床車ではないのですが、床面も低めですね。
by やまびこ3 (2021-10-12 22:27)