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懐かしの海外鉄道旅(中欧編 第2弾 92年(7) ) [おおぞら(海外鉄)]

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懐かしの海外鉄道旅(中欧編 第2弾 92年(7) )
クラコフ近郊の世界遺産をめぐる



クラコフ滞在2日目、近郊の遺跡を巡ります。
この日はオシフィエンチムに行きました。
駅前でタクシーに声をかけて1日チャーター。初老のドライバーと1日30US$で話が付きました。
オシフィエンチムというのはポーランドでの地名で、ドイツ語ではアウシュビッツです。
1時間ほどのドライブで到着しました。
トップの写真が、有名な「ARBITE MACHT FREI」(働けば自由が得られる)です。
構内にはポプラ並木の間に、レンガ造りの収容等がたくさん並んでいます。


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ところどころ二重の鉄条網で区切られています


内部は博物館になっていて、とても詳しくは説明できないのですが、ほんの一部だけご紹介します。


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強制連行された人たちのカバン


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犠牲者たちの記録


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火葬場というより焼却炉



このほか、多数の展示物を見学、息も出ません。

さて、アウシュビッツには第2収容所が建設されていました。


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中ほど下の設備群がアウシュビッツ収容所、左の広大な地域が第2収容所のビルケナウです。10倍以上の面積を持つ施設に直接鉄道を引き込む計画を実行していたというのは、何とも恐ろしい。

完成前に終戦になったようです。

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こちらがビルケナウの正門


とても穏やかな気持ちでは帰れませんでした。

クラコフ市電で、気持ちを改めます。

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タイプ13N


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ホテルがいまいちだったので、この日、別のホテル、Royalに移りました。ポーランドの通過は当時ズロチでしたが、恐ろしいインフレになっており、200US$程両替したら、こんなになってしまいました。(現在は€になってます)


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1,670,000ズロチ
一気に金持ちになった気分



クラコフ3日目

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この日は国電に乗って出発



クラコフ郊外の岩塩鉱山の遺跡、ヴィエリチカに行ってみました。

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巨大なエレベータで地下に入ります


1000年もの歴史を持つ岩塩の鉱山です。

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あちこちに塩の像が作られています


中にはバスケットボールもできる広さのホールがあり、塩で作ったシャンデリアがぶら下げっていました。

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<続きます>


追加の写真が出てきたので追加↓

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ヴィエリチカ鉱山の広場


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クラコフの夜



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