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雪中、北の民鉄探訪記(その1) [はつかり(鉄系)]

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雪中、北の民鉄探訪記(その1)
あきたおばこの里へ



1月の三連休、東北の民鉄巡りに向かいました。
今年は雪が多いので雪の中を走るシーンを楽しめそうです。

1月8日
前日泊まった秋田から活動開始
 秋田(649)-[530M]-(738)羽後本荘
 羽後本荘(746)-[3D]-(801)黒沢

久しぶりに由利高原鉄道のキハを見に行きましょう。
乗り換えの羽後本荘駅は新装の橋上駅舎になっていました。JRと由利高原鉄道の改札も別になりました。由利高原鉄道にはだいぶ前に一度撮影行にきています。


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「おばこ」号に乗って出発進行♬



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乗車券は「得 楽楽遊遊乗車券」



1日フリー切符ですが、現在は補助金を受けて830円で乗り放題とかなりお得に販売していました。多分元取れるかどうかだけど。

黒沢駅で下車。ここの俯瞰ポイントからの写真がネットにたくさん出ていました。
基本的に2つ先の前郷で上下列車が行き違いするダイヤなので、まずは駅のホームで、前郷で交換してきたキハを撮影します。

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子吉川の鉄橋を渡ってくるYR3003



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駅を過ぎて雪の秋田杉をバックに行く



続いて、近くの丘の上のグランドに登ります。ここからの俯瞰景色が良さそうなのですが、ふもとからすでに除雪が行われていません。なので、持参のスノーシューをはいて新雪の上を上ってゆきます。50cmはありそうですが、スノーシューをはいていると急坂も楽々です。
頂上に着きましたが、斜面に植えられた桜が成長して、枝がかなり邪魔。かろうじて1か所だけ枝を交わせそうです。
そこから1カット

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丘の裾をめぐってゆくYR3003


とりあえず1カット確保したので満足。今度は一駅戻る鮎川に向かいます。(歩いて)
鮎川には、もう一つお目当ての場所があるのです。

国道沿いに戻る途中1カット


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やってきたのはミート~カ~


水戸岡氏デザインのYR2001「鳥海おもちゃ列車」です。中には水戸岡氏お得意の木製おもちゃがあふれているそうです。(結局今回乗る機会はありませんでした。)

鮎川駅の先で、子吉川の支流の鮎川を長い鉄橋で渡っています。鉄橋に近づくには長いラッセルが必要そうでしたので、かなり離れた道路から1カット。

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戻ってきたYR2001



後方の大屋根が目指しているところです。あとのお楽しみです。

もう1カット

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青の塗装が雪に映えます



今度は国道の橋を渡って対岸に。川沿いの丘の上に八幡神社がありました。雪に埋もれた参道の階段を上ったところから鉄橋が見えるかと思ったのですが、電柱がちょっと邪魔。

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YR3003



今度は上り列車

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鮎川の集落を抜けてきます


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鮎川橋梁を渡るYR2001




このあたり、実に広い田園風景で、緑の季節にも来てみたいですわ。
川沿いに上って踏切を渡るともう一つの目的地に着きました。


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鮎川小学校?


国登録の有形登録文化財の旧鮎川小学校です。
戦後の建物ですが、明治・大正期の建築様式を引き継いだ貴重な木造建築で、現在は「鳥海 木のおもちゃ博物館」になり公開されています。先ほどの大屋根は小学校の体育館でした。

この中にカフェもあるので、ランチをいただくべく入って見ましょう。有料の展示エリアとカフェなどの無料エリアがありますが、せっかくなので、チケットを購入して入ります。(靴を脱がなくてはいけませんがスリッパには限りがあるようで、余裕がある方は持参された方がよいですね。)


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ピカピカの廊下が磨き上げられています


カフェでカレーをいただきました。こんな田舎に…と思いますが、家族連れが次々やってきた大賑わいです。

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おもちゃの博物館なので、カフェの窓もおしゃれ



2004年まで小学校として使われていたので、窓は大部分がアルミサッシや樹脂サッシになっているようです。
構内には

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音楽室


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普通の教室



教室を利用した民具、玩具などの展示、子供のための遊びのコーナー、体育館には木を使った遊び場がしつらえられていて、家族連れが何組も遊んでいました。子供連れには楽しい施設だなあ。


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グランドから校舎群を見る


結構大きな学校だったんだな。

少し前に、中井精也氏がここにきて撮影するTVがありました。裏山に上れが校舎と線路を撮れそうでしたが、雪で裏山の遊歩道は閉鎖されていて、上って迷惑をかけてもいかんので、これは断念。
帰る前に、鉄橋のたもとで1本記録しておきます。


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美しい杉林の下から



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鮎川の鉄橋を渡ります



博物館からは鮎川駅に専用のシャトルバスが出ていますので、それに乗って戻ることにしました。

鮎川(1506)-[16D]-(1526)羽後本荘(1538)-[2545M]-(1624)秋田(1650)-[675M]-(1924)弘前

長駆、弘前へ移動しました。


<続きます>
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サットン

へぇ~、ミトーカトレイン由利高原鉄道にも進出してるんですか。
大先生のご威光、衰えるところを知りませんね。
私はそろそろ飽きて来ておりますが。
by サットン (2022-02-21 22:52) 

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