雪中、北の民鉄探訪記(その2) [はつかり(鉄系)]
雪中、北の民鉄探訪記(その2)
ストーブ列車の活躍を見る
1月10日(土)
久しぶりにストーブ列車を見に行きます。
津軽鉄道のストーブ列車は1日3往復運転されていますが、1往復目は気動車牽引の変則運行なので、これに乗ってゆこうと思います。(朝あんまり早いのも嫌だしね。)
弘前(848)-[リゾートしらかみ2号]-(926)五所川原
津軽五所川原(935)-[151レ]-(1014)大沢内
今回も川倉周辺の田園地帯がターゲットです。が、ストーブ列車は準急扱いで川倉に止まらないので一駅先の大沢内まで行きます。キハ2000のメロス号が客車1両をけん引する形です。
途中、津軽飯詰で、側線にラッセル車が入線した形跡があり、昨日か今日、撮影用の運転が行われたようです。でもまあよい、普段の姿を記録することが大事。
大沢内から川倉に戻りつつ撮影をしてゆきます。大沢内から川倉まで2Kmほどですが、途中の農道は除雪されていないので、ここでスノーシューが大活躍します。できるだけ農道を進むように注意しつつ進みます。
まずは大沢内集落内の踏切で、先ほど乗ってきたストーブ列車の戻りを記録。
メロスが牽引するストーブ列車
ここから先除雪されていない農道を南下します。
川倉の藁ぶき屋根の農家が見えてきました。
キハ2両編成が来ました
なかなか美しい雪景色になりました。
農家を見下ろせるため池(名前はわかりませんでした)の堤防の高台に向かいます。雪の中少しばかり難航しましたが、次のストーブ列車の前に到着することができました。
2本目のストーブ列車が、芦野公園からの長い築堤を下ってきました。期待通りディーゼル機関車牽引の客車+キハの編成です。
藁ぶき屋根をかすめて
旧型客車をひいて雪原を行きます
こんどは、田んぼの中で接近戦、あぜ道をたどって川倉駅近くのカーブに近づきました。
雪を蹴散らして力強く進むDD35
川倉駅には止まらずに通過してゆきました
駅近くの農家に回りますと、津軽地方の冬の防風柵、「かっちょ」と呼ばれる板を立てかけた柵が家を取り囲むように作られています。
これを入れて記録したいと思っていたところ、農家の脇の道路の奥に雪が積み上げられています。この先の道路は通行止めになって雪捨て場になっているようです。
安全を確認して雪山の裏側に回って高さを稼ぐことができました。
思ったより列車が小さい?
ここは、記録性重視でこのままいきます。
4両編成なのでますます小さくなっちゃった
結構いい記録にはなったのではないかと・・・
この日最後の上りストーブ列車はいつもの台地に登りまして、暗くなってゆくなか記録します。
たそがれの田園を行く雪をかぶった客車
最後のカットも同じ場所で
かなり暗くなる中、津軽鉄道はしっかり走ってます
この日の活動はここまで
川倉(1716)-[14レ]-(1745)津軽五所川原
五所川原(1933)-[837D]-(2015)弘前
五所川原で夕食をいただいて帰りました。
<続きます>
広々として素敵です、が吹雪いたらすごそうなところですね。
青森にもしばらくご無沙汰です。
by ナツパパ (2022-01-23 11:54)
あぁ~なんだか涙がジンワリと、もう最初の1枚目から・・・。
涙ぐんだ、鼻の奥の感覚が、津軽の雪をリアルに想起させます。
by hanamura (2022-01-23 13:32)
ナツパパさん
今年は雪がかなり多くて、北国らしい景色が見られました。
ストーブ列車もそこそこにぎわっていました。
by やまびこ3 (2022-01-26 21:48)
hanamuraさん
行の列車ではアテンダントさんはストーブ客車からキハに来てくれませんでした。残念。
帰りは夜なので配置なし。
by やまびこ3 (2022-01-26 21:51)