東北の花めぐり(その1) [はつかり(鉄系)]
東北の花めぐり(その1)
週末、花を求めて山形、福島に行っておりました。
土曜日、山形は朝は雨。
この日、山形から仙台への新緑鑑賞列車「風っこ仙山線春風号」が運転されました。
JR東北支社のトロッコ気動車「びゅうコースター風っこ」を使った臨時列車ですが、このキハ48の改造車は、仙山線の信号方式に対応していないため、先導の電気機関車ED75が牽引するスタイルとなります。
なので、必然的に撮り鉄には人気の列車になると思われました。
が、この天気にかんがみて、山形の霞城公園の傍らで出発シーンを記録するにとどめることとしました。
山形駅構内で、「びゅうコースター風っこ」とED75 758の連結作業が行われていました。
2両しかつないでませんが
1時間半前に霞城公園の北側に行ってみると、予想通り多くの同業者がスタンバイしておりました。
ま、仕方ないよね。
間をぬって入れていただき何とか場所を確保。山形-北山形間になりますが、東側に標準機の山形新幹線と山形線の普通電車の走る線路、西側(堀側)に、仙山線と左沢線の走る狭軌の線路が並行して敷かれています。
公園の桜はほぼ満開、雨の中散るのをじっと我慢してくれていました。
標準機の719系電車
狭軌版はほぼ退役してしまいましたが、標準機の5000番台はまだまだ走ってます
左沢線のキハ101
左沢線専用の気動車が導入されています
左沢:あてらざわ(難読ですね)
9時過ぎピーっとホイッスルが鳴って、「風っこ仙山線春風号」がやってきます。
折り重なる桜を抜けてくるED75型
去年も来ましたが、霞城公園の桜、立派ですね~。
雨がやまないので、仙山線を東に向かうの早めにして、5月GW明けから2年以上の長期運休になることが発表された陸羽西線の記録を少ししてみようと思いまして、新庄に向かいます。
陸羽西線といえば、最上川の景色なのですが、気軽に撮れるところはなかなかなさそう。まずは出羽前波駅に向かいます。
谷合いの羽前前波駅に着きました
新庄寄りのトンネル近くに旧道のこ線橋がありますので、こちらに行ってみます。
西側に前波駅とその先のトンネル、東側はすぐトンネルで尾根を抜けてます。
前波駅に停車した上り列車が来ました
今度は東側の短いトンネルを抜けてくる下り列車
ここから、2つ先の古口まで散歩しながらとってゆこうという企画です。
春らしい景色の中を線路に沿った道を選んで進みます。
鮭川の鉄橋がいいのではないかと思って行ってみると、下路ガーターで撮れやしない。やむなく川の堤防に登る築堤でねらいましょう。
雪の残る山を後にフキノトウを見ながら
3月の改正から陸羽西線でも単行運用が始まったようです。
もう1っ本
快速「最上川」が通過してゆきました
むかしむかし、急行「月山」とか「もがみ」が走ってたのを思いだすなあ。
さらに西に向かいますと最上川の本流を長い鉄橋で渡ります。
並行して、県道の橋梁とその前世代の橋を使ったらしい歩道の橋、3本が並行しています。北の方に目をやりますと、高規格道路がすでに部分開通しています。ここに高規格道路いるかなあ。
対岸に渡って、南を見ますとここに戸沢村の道の駅があります。
近づいてみますと・・・
ここは板門店か?!
「おいしい道の駅 とざわ」とありますが、レストランは韓国料理、売ってるのはチェミシルでした。
地元の農産物のコーナーは一部ありましたが。
さて、最上川の河原に戻りまして
トラスを駆け抜けるキハ110
上り列車がトラスをくぐってゆきます
本日のハイキングはここまで。
古口駅から新庄に戻りました。
その後、「つばさ」号に乗って、郡山駅に。
<続きます>
拙ブログへのコメントありがとうございます。
今は<楽天生命パーク>ですが、楽天が来る前は
県営宮城球場で外野席はコンクリートのベンチでしたね。
”霞城公園”は<撮り鉄>にとって堪らない名所ですね(^^)
by johncomeback (2022-04-23 20:22)
johncomebackさん
こんにちは。仙石線の宮城野原あたりの風景は私鉄っぽくて好きでした。
<楽天生命パーク>でマー君を見たいとおもってます。
by やまびこ3 (2022-04-27 20:37)