懐かしの海外鉄道旅行(ヨーロッパ鉄道旅行前史・’85年12月)その2 [おおぞら(海外鉄)]
懐かしの海外鉄道旅行(ヨーロッパ鉄道旅行前史・’85年12月)その2
4日目
ミュンヘンからオーストリアに向かいますが、その途中、ロマンティック街道の終点、のノイシュバンシュタイン城を見物します。19世紀、日本でいえば明治初頭に国王の趣味で作られた城なので、あまり文化財的価値はないのですが、形は良いですね~。
ここには、昨年も行ったのですが、35年前の写真と比べると、周辺の樹木が伸びて下からあまり見えなくなってきていることがわかります。もちろんこのころはずいぶん人が少なかったんです。
ノイシュバンシュタイン城の麓のフッセンから山を越えて、インスブルックに向かいます。
この時のルートが、定かではないのですが、オーストリアアルプス山中の道を抜けてゆきました。
美しい山々です
そして、夕刻インスブルックに着きました。宿泊予定だったホテルが、水道の故障かなんかで急遽、新しいホテルに移動したりして、もはや暗くなってしまいました。
インスブルックもデュワグカーの天国です
ここのは目玉が1つ
インスブルック駅前
ノルトケッテの雪山を背景に
この時代はまだビルが少なくて空が広かったみたいです。
昨年行ったときはこのタイプの電車は一掃されてしまっていました。
5日目は景色を見ながらザルツブルグへ移動。スライドがないので省略。ザルツブルグはトロリーバスしか走ってなかったので・・・
6日目、7日目、8日目
ウィーンにやってきました。
2泊の間、シェーンブルン宮殿やシュテファン大寺院を見る傍ら、路面電車を楽しみましたよ。
大きな傾斜窓が特徴の電車
当時はこのタイプのE1, E2で統一されていて、これに1両のトレーラーをぶら下げているのが標準的な編成でした。
ウィーン・オペラ座の前を行く
ウィーン南駅にも行ってみました。(現在は、中央駅として改築されています。)このころは、オーストリア南部や東欧方面のターミナル駅となっていました。
大目玉の1042型電気機関車
TEEにも使われた4010型電車特急
東欧の方から来た寝台車(クシェット)
これはÖBB の気動車の付随車かな?
南駅から地下鉄に乗りまして、中心部に戻ってきました。
Uバーンの車両
ロカールバーンの青い電車
オペラ座近くから温泉で有名なウィーン南郊のバーデンまで行く私鉄ですが、一部ウィーン市電と線路を共用しています。
オペラ座前を行く市電
旧市街を囲むように走る環状道路LINKを路面電車が走っています。
この内側に見どころが詰まっているわけですが・・・
ウィーンのシンボル セント・シュテファン寺院
こんな交通機関もありまっせ
王宮にも行ってみましたよ
Linkを走る路面電車は絵になります。
最終日
ウィーンは雪が降りました。
さっそく雪の中に飛び出して、電車を見ました。
早朝のウィーンに雪が降った
同行者が一言。
「こんな雪の中、出かけるなんて信じられない」とさ。
ウィーンからハンブルグ経由、アンカレッジ経由ルフトハンザの747機で帰りました。
1985年の初めてのヨーロッパでした。
<お終い>
どれもカッコイイですねぇ〜
by (。・_・。)2k (2020-05-05 22:00)
(。・_・。)2k さん
ヨーロッパの車両デザイン(車も鉄道も)は、一日の長があると感じますねえ。速さと力強さを両立させているように感じます。
by やまびこ3 (2020-05-07 22:54)