6月・津軽鉄道訪問

6月・津軽鉄道訪問

6月末、久しぶりに津軽鉄道を訪問しました。

青森まで出て、朝、五所川原に向かいます。6月末ともなれば、この暑さでアジサイでも咲いているかと思っていたのですが、沿線を観察するとところどころ開いている程度という感じ。
五所川原からは、当てもないので、大沢内までの切符を買って”メロス号”に乗り換えます。（気動車は全部”メロス号”と称していますが）
ホームに大きなアジサイが咲く毘沙門駅のアジサイもまだまだといったところでしたが、終点2つ手前の大沢内で下車。

大沢内ではホーム反対側のスペースにアジサイの大きな株があり、ようやく開き始めたといったところでした。ここで戻ってくる気動車を待ち受けます。

少しだけ、アジサイが咲いています

7月にはきれいに咲くんでしょう

"メロス号”は「開通90年＋1周年」記念のヘッドマークをつけています。本来なら去年大規模なイベントが行われたのではないかなあ。残念！


川倉駅近くの藁ぶき屋根の農家のあるところまでやってきました。まずは、高台にある田んぼの展望台へ。

藁ぶき屋根の向こうに七里長浜の風車が見えるのはシュールな光景ですね。
田んぼの中まで降りてきました。

勢い良く伸びる稲が気持ちいいです。

芦野公園までやってきました。

旧芦野公園駅の喫茶”駅舎”

遅くなりましたが、ランチにいたしましょう。

激馬カレー（馬肉カレー）ですわ！

次の上り列車に乗って向かったのは、津軽飯詰駅。
この駅の西側は広い農地が広がっていて、冬には地吹雪を避ける”かっちゃ”（津軽地方の防風・防雪柵）が設置されること路なのですが、その空き地に花しょうぶが手入れされて咲き誇っていました。

津軽飯詰駅到着

飯詰駅を出る下り列車

津軽富士といわれる岩木山が顔を出してくれました。

スノーシェッドを交して出てゆく

スノーシェッドは交換駅であった飯詰駅のポイントを守っていたのですが、すでに無人化されポイントは固定されています。空いた線路に保線機材が放置されていました。

自作っぽいレール搬送車

津軽飯詰駅には鉄道博物館が併設されていて、明日が月一度の開館日になっていました。ここには以前に訪れたことがあり、その様子はこちら。

スノーシェッドをくぐって接近する上り列車

（ぼけが汚いです・・・・）

最後の機会とした下り列車は2両でやってきました。

いい景色です

スッキリ姿を現した岩木山に別れを告げて

弘前に付近にて

青森に撤退しました。

＜続きます＞

コメント 6

津鉄というと冬のイメージですが、夏も良い感じですね。
夏を感じる空というと必ずしも入道雲ばかりじゃないんですね。
by サットン (2021-08-02 00:43) 

4枚目は、田んぼにかやぶき屋根の農家、時が止まったような素敵な写真ですね。
「飯詰駅を出る下り列車」：青い空に白い雲、紫の花菖蒲、橙色のメロス号、絵のような景色という表現があるけれど、それ以上ですね。遠近法のように見えるのは魚眼レンズですか？
岩木山の夕陽で閉めて、、　少しの間、旅気分でした。ありがとうございます。
by TaekoLovesParis (2021-08-02 10:12) 

こんばんは
私も先月、津軽鉄道に行ってきました
金木の斜陽館に行ってきましたがアテンダントさんが
太宰治の朗読をしてくれたのが印象的でした
津軽飯詰駅の広い空の構図が印象的ですね
by gardenwalker (2021-08-03 22:16) 

サットンさん
ねぶたやお盆のころも夏の景色が素敵なところです。空の広さも空気のおいしさも。

by やまびこ３ (2021-08-09 21:00) 

TaekoLovesParisさん
この藁ぶき屋根（かやぶきか？）の農家のポイントはお気に入りのところです。稲の元気よく伸びる様子も楽しいところです。
飯詰駅のシーンは、視聴した10㎜～の超広角ズームを使いましたが、魚眼に近い出目金です。
by やまびこ３ (2021-08-09 21:02) 

gardenwalkerさん
「津軽」の朗読、私の乗った列車でもやってくれました。訪問者に入れしいイベントです。津軽飯詰～毘沙門の辺りもお気に入りのポイントがいくつかあります。

by やまびこ３ (2021-08-09 21:08)