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頑張るJR貨物・迂回石油輸送瞥見の記 [はつかり(鉄系)]

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頑張るJR貨物・迂回石油輸送瞥見の記



8月21日

8月豪雨で全国で多くの被害があり、JRの線路も山陽本線、佐世保線、山陰本線など各地で大きな損害を受け長期運転休止となりそうな場所が何か所もできてしまいました。
中でも深刻なのが山陽本線と中央西線の豪雨被害による貨物列車への影響。山口県で発生した路盤流出では本州と九州を結ぶ貨物列車が10日間ほど運休の見込みで、この間、トラックや船舶での代替輸送が行われるのでしょう。そしてもう1か所中央西線、名古屋-松本間を結ぶこの路線、いまだに復旧の見込みすら出ていない状態なのです。
特に大きな問題になるのが長野県へのガソリンなどの石油類の輸送。タンクローリーで運べばいいではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、危険物を搭載した自動車は長大トンネルの通行が、禁止されていて高速道路での輸送はできないのです。そのため、川崎や四日市のコンビナートから松本、長野地区へのタンク車による貨物輸送が平時から行われています。その一方のルートの中央西線が長期不通となり、この週末にかけて、名古屋-鶴見-松本のルートで迂回貨物列車が運転されました。
迂回輸送というと、東日本大震災の時の郡山や盛岡へのタンク車による迂回運転が思い出されますが、
海岸沿いの東海道本線には、平時はタンク車の貨物列車は運転されていませんので、復興を支援するJR貨物の活躍を記録してみました。(というか、別の目的で近くに行ったときにふとネット情報を見ると運転していることを知った次第)

ミカン山を行くタンカーの姿を記録することができました。頼もしい貨物列車の姿です。

翌日、前の日に松本に送られて四日市の返却されるタンク車を小田原市内でキャッチしました。

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小田原城下を名古屋に下るタンク車の列


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黒タキも入っていましたよ



がんばれ、JRF!
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