スノーモンキーに乗って [やまびこ(旅日記)]
スノーモンキーに乗って
2013.12.8 地獄谷訪問
長野では地獄谷にサルを見にゆくことにしていました。
渋温泉の奥にある地獄谷に向かいます。
この時期、渋温泉から地獄谷に向かう道路はすでに通行止め、
一方、渋温泉から地獄谷近くまで行く専用ミニバスはまだ運行開始していないということで、渋温泉の少し上にある上林温泉から林間の遊歩道を歩いていくしかないようです。
本来、長野電鉄で湯田中に行くのが鉄道ファンとしては正しい行動なのですが、これは時間がかかるし、特急の本数は限られているというわけで、上林温泉まで長野駅から直接入れる志賀高原への直通バスを利用します。
まだスキーシーズンに入ってすぐということで、よくすいたバスに揺られること45分。
上林温泉の入り口で下車して温泉街を抜けてゆきます。
遊歩道ですからほとんど水平で歩きやすい道をゆきます。
ところで、地獄谷野猿公苑、サルはいつでもいるのかしら?
一応野生のサルなので年がら年中いるわけはないのですが、サルが温泉に入りに来る時間帯
って決まっているのでしょうか?
ネットで探しましたが、よくわかりません。
山道をゆくこと30分。
イオウのにおいがしてきました。
最初に見えてきたのは旅館の建物とその下の自噴泉。ごうごうと白い蒸気を噴き上げています。
旅館の上の方を見ると木の上にサルが1匹。枝を盛んに揺らして遊んでいます。
階段を上ったところが、野猿公苑の入り口で、ここで入場券500円を購入。
ちょっとした小屋があって、注意事項が書いてあります。
小屋の裏側に回っていると、サルがうろうろしている歩道が続いています。
カメラマンもたくさん来ていて、一丁前にポーズをとるサルが続出。
下の方の渓谷沿いにもたくさんいるようです。
さらに先に進むと、ありましたありました。
有名なサルの露天風呂。
外国人にも人気の野猿公苑露天風呂
10頭ほどがご入浴中。
回りを取り巻くものもたくさん。あ、これは人間もですが。
すぐ近くまでよって観察ができます。
あ~!そこそこっ!(・∀・。)(-∀-。)(・∀・。)(-∀-。)
お~っ!うだった~!( ;; ̄3 ̄)
子ザルには、まだ入浴は難しいようで・・・
僕も入りたいよ~!
手を漬けて温かさ測っているみたいです
小一時間滞在しても飽きることはありません。
湯温は季節によって35℃~40℃とのこと。
サルは湯冷めしないのか長年の疑惑、いや疑問でしたが、サルはほとんど汗をかかないので、急激に体温低下することはないそうです。
さて、帰路は、湯田中に出て湯田中駅裏の温泉で暖まって帰ります。
湯田中駅といえば、かっては終点なのにスイッチバックしてホームに入ることで有名でしたが、もはやスイッチバック時代の跡はほとんどわかりません。その代わり現役の裏手にあるかって使われていた駅舎が整備されて再現されていました。
湯田中に来たのは1984、5年以来かもしれませんが、この駅舎は昭和41年には既に使われなくなっていたそうなので、こちらには来たことはありません。
NEXならぬNERの「スノーモンキー」
A特急の「スノーモンキー」で長野に戻ります。
3両編成ですが、前2両は集団見合い式に座席が固定されていまして、3両目のみが回転クロスの車両でした。この3両目には個室も用意されており、車掌に申し出ると個室も使えるようになっています。
帰路は権藤前で下車して、善光寺横の東山魁夷館で日本画を鑑賞してから帰ったことです。
東山魁夷館
年に何回も展示替えがあるので、また行ってみたいところです
<完>